新築の餅まきの由来と現代における意味
餅まきは、家の骨組みが完成したことを祝う上棟式で行われる伝統行事です。もともとは厄払いの儀式でしたが、現代では、工事への協力に対する感謝や、近隣住民への挨拶を兼ねて行われることが多くなっています。
詳しくは、「新築における餅まきとは」をご覧ください。
餅まきで準備する餅の調達方法と注意点
紅白餅は施主が用意するのが一般的で、和菓子店などに依頼します。焼いて食べるのは火事を連想させるため避け、縁起を担いで奇数で用意しましょう。上棟式とあわせて行うため、お餅以外の費用も考慮しておくことが大切です。
詳しくは、「餅まき用の餅の調調達方法は?」をご覧ください。
餅まきがもたらす近所付き合いのきっかけ
餅まきは厄払いだけでなく、近所の方を招いて親睦を深める良い機会にもなります。新生活が始まる前にイベントを通じて交流することで、これから始まるご近所付き合いのきっかけをつくることができるでしょう。
詳しくは、「餅まきは厄払いだけでなく、近隣との親睦の意味も持つ 」をご覧ください。

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“家を建てたら餅まきを行う”という話を聞いたことがある方も多いと思います。日本では家を建てる際に餅まきを行い、厄払いを行ってきました。

現在では餅まきを行う方は少なくなりつつありますが、新築を建てる際には、やはり餅まきを行ったほうが良いのでしょうか?

今回は餅まきの由来や必要性、餅まきに必要なものの調達方法について紹介します。

餅まきの由来・方法とは?

餅まきとは、新築で家を建てる際に行う“上棟”(じょうとう)という工程が無事に終わったことを祝って餅をまく行事のことで、“餅投げ”とも呼ばれています。

 

餅まきは施主だけでなく知り合いや近隣の方々に声をかけ、大人数で行うのが一般的とされていますが、地域によって餅まきの方法や準備物は異なります。

 

地元で行う場合は顔見知りの方も多く、声をかけやすいですが、新築で家を建てる場合はこれを機に新しい土地に住むという方も多く、工務店やハウスメーカーを通して近隣の住民の方々へ餅まきの案内を行ったり、建設中のマイホームの前に餅まきを行う日時を記載した張り紙をしたりして、呼びかけを行います。

餅まきの由来

 

餅まきの由来は、災いを払うために行われていた儀式だといわれています。昔は、家を建てられるということは富の象徴であり、それを妬む厄災などが起こると考えられていました。

 

それを防ぐために、神様に献上するお供え物であり保存食でもある餅や小銭をまくといった習慣が生まれ、それが“上棟の際は餅まきを行う”という日本の伝統として受け継がれているのです。

 

さらに餅まきは、災いを払うとともに、地域の住民たちへの感謝や、多くの餅をまくことでみんなにも福をわけるといった意味合いからも行われています。

 

現代では、「住宅建設中につき、工事でご迷惑をお掛けします」「住宅完成後はこちらに住みます。これからどうぞよろしくお願いします」といった近所の方への感謝の思いを込めて行われることが多いようです。 

現在では餅まきをしない方が増えつつある

餅をまかないケースも増えつつある

現在は注文住宅を建築する方のなかでも、餅まきをしないという方も増えつつあり、大手ハウスメーカーではそもそも餅まきを行っていないというケースもあります。

 

餅まきをする・しないは家を建てる方の自由となるので、家を建てる際は必ず行わなくてはいけないものではありません。

餅まきは上棟式で行う

上棟式とは、上棟を行った際に建物の棟が無事上がったことへの感謝と、これからの工事の安全と完成を祈願するために行われるものです。

 

上棟は木造建築における作業工程の1つではありますが、鉄筋コンクリート造のビルなどであっても、主な構造ができ上がった時期を上棟とし、同時期に上棟式を行うケースもあり、この際に餅まきを行います。

 

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餅まきでまかれる、めでたい”紅白餅”

餅まきを行う際は、個人で準備することが多く、ハウスメーカーや工務店が主導して行うことはあまりありません。

 

餅まきにはその名のとおり、まくための餅が必要となります。餅まきに使用する餅は、基本的に紅白の色がついた丸い餅で、ご自身でついたものか、建築地近辺の餅屋や和菓子屋に依頼することが一般的です。

 

現代の餅まきでは、地域や土地柄によってまくものや行いかたが異なり、餅の代わりにお菓子やタオルをまくケースや、餅とお菓子やタオルを両方まくケースなど様々です。

餅まきに使用した餅は焼いてはいけない

 

餅まきでまいた餅は、焼くという行為が火事を連想させるため、焼いて食べると良くないともいわれています。災いを払うために餅をまくので、餅まきに使用した餅は焼かないように注意しましょう。

餅の数は奇数で用意すること

 

おめでたいときの儀式には、割り切れる偶数は“別れ”や“縁が切れる”ことを連想させるため、避けられています。餅まきは、一緒に行う方たちに福を分け与えるという意味合いも込められています。餅まきも他のおめでたいときの儀式と同様、偶数ではなく奇数の餅を用意しておきましょう。

上棟式用の準備も必要となる

 

餅まきを行うということは、上棟式を行うことになります。上棟式は、施主側が料理やお酒をふるまい、工事を担う大工さんたちをねぎらうとともに、親睦を深める機会でもあります。

 

上棟式では、料理やお酒といった食にまつわる費用以外にも、ご祝儀を渡す場合はご祝儀用の費用が別途必要となるため、餅まき以外の費用も必要となることを念頭に置いたうえで検討するようにしましょう。

餅まきを近所付き合いのきっかけに

餅まきとは本来、家を建てることで起きる災いを払うために行われていた行事ですが、近所の方たちを呼んで親睦を深めるチャンスでもあります。

 

新築住宅が完成して住む前から、より良いご近所付き合いのきっかけをつかみたい方は、餅まきというイベントを通して、これから関わっていく近所の方たちとのつながりを築いてみてはいかがでしょうか。

 

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Q.1:新築の際に行う「餅まき」とは、何ですか?

A.1:餅まきは、家の骨組みが完成したことを祝う「上棟式(じょうとうしき)」のときの行事です。工事が無事に進んだことへの感謝と、今後の安全を祈願し、厄払いのためにお餅などをまきます。

Q.2:昔からの習慣のようですが、必ず行わなければいけませんか?

A.2:いいえ、必ずしも行う必要はありません。最近は餅まきをしない人も増えており、実施するかどうかは家を建てる人が自由に決められます。

Q.3:餅まきをおこなうメリットは何でしょうか?

A.3:厄払いという目的だけでなく、これからお世話になる近所の人たちへ挨拶をして、親睦を深めるよい機会になります。「工事中はご迷惑をおかけします」「これからよろしくお願いします」といった気持ちを伝えるきっかけにもなります。

Q.4:餅まきは、建築プロセスのどの段階で行うのですか?

A.4:建物の柱や梁といった骨組みが完成したタイミングで行う「上棟式」のときです。この式典で、建物が完成するまでの工事の安全を祈願します。

Q.5:餅まきでまくお餅は、どのように準備すればよいですか?

A.5:お祝い事のため、紅白の丸いお餅を用意するのが一般的です。自分で用意するほか、建築地の近くにあるお餅屋さんや和菓子屋さんに注文することもできます。

Q.6:お餅のほかに、何かまくものはありますか?

A.6:地域によってはお餅の代わりにお菓子やタオルをまいたり、両方を一緒にまいたりすることもあります。何を用意すればよいか、工務店やハウスメーカーに相談してみましょう。

Q.7:お餅を準備する際に、何か気をつけることはありますか?

A.7:2つの注意点があります。1つ目は、拾ったお餅は焼いて食べないことです。「焼く」行為が火事を連想させるためです。2つ目は、準備するお餅の数です。「別れ」を連想させる偶数を避け、奇数で用意するのがよいとされています。

Q.8:餅まきをやりたいのですが、費用はどのくらいかかりますか?

A.8:お餅代のほかに、上棟式のための費用も考えておく必要があります。たとえば、工事関係者へのご祝儀や、お弁当・お酒などを家を建てる側が用意することがあります。

Q.9:餅まきには誰を呼べばいいですか? また、どうやって案内すればいいのでしょうか?

A.9:友人や知人のほか、近所の人たちにも声をかけることがあります。工務店やハウスメーカーを通して案内してもらったり、建築現場に日時を書いた紙を張り出したりして呼びかけるのが一般的です。

Q.10:餅まきの準備や進行は、すべて自分でおこなうのでしょうか?

A.10:準備は家を建てる人が主体となることが多いですが、当日の進行はハウスメーカーや工務店が手伝ってくれることもあります。分からないことがあれば、まずは担当者に相談してみましょう。

更新日: / 公開日:2019.09.12