はじめての新婚生活。今後の生活に対する期待が膨らむいっぽう、「うまくやっていけるかなぁ」といった不安もありますよね。特に、夫婦の生活に大きな影響を与える間取りに関しては、頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、新婚夫婦が新居を選ぶ際に、失敗しがちな間取りのポイントや、自分たちに合った住まいを考える上で大切なポイントについてご紹介します。
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まずは、間取りに関する失敗談からチェックしていきましょう。物件の大きさや、家賃に絡むもの…様々なケースがあるようです。

 

【失敗談 1】収納スペースが狭く、ものが散らかりやすい

新婚生活の間取りに関する悩みで、最も多いのが収納に関する問題です。家賃の負担を抑えるため狭い物件を借りたものの、ものをしまえる場所が少なく、散らかってしまうことが多いのだとか。誰が掃除をするかなどでもめてしまうといったケースも。

【失敗談 2】お互いが一人になれる場所がない

少し狭めの物件を選んだ際に起こりがちなのが、共有スペースはあるものの、プライベートな空間がなくなってしまったというケース。人によっては、ストレスが溜まったり、生活リズムの違いに悩まされたりすることもあるようです。

【失敗談 3】子ども部屋を予め用意していたものの、家賃の負担が大きい

いっぽう、家族構成の変化を見越して広めの部屋を選んだものの、予想外に部屋が余ってしまい、高い家賃が負担になってしまう場合もあります。また、共働きをやめて、家賃負担が大きくなってしまうなんてこともあるようです。

 

ちょっとした間取りの失敗が、ストレスや喧嘩につながるパターンもあるのですね。間取りには細心の注意が必要と言えるでしょう。

 

それでは、こうした失敗を防ぐにはどのようなポイントに気を付ければよいのでしょうか。

【間取りのポイント1】収納はしっかりチェックしよう!

収納については、その物件に住む期間と、家族が増えるかもしれないという可能性、来客の頻度などを考えて、どれくらいのスペースが必要なのか事前確認しておくことをオススメします。

現在の家財道具を収納できても、生活するうちにものが増えることもありますし、子どもができれば物入りになります。収納スペースには余裕を持つようにしましょう。

【間取りのポイント2】お互いにとって適切な距離感を保てる間取りにしよう

部屋の間取りを考える際に、注意したいのはお互いの距離感。一人でいる時間や誰にも邪魔されない趣味の時間を大切にしたいという人もいますし、一緒に生活していれば、仲違いをしてしまうこともあります。生活リズムが違うなんてこともよくあります。そんなときのために、プライベートを守れる部屋があると良いでしょう。それぞれの部屋を持つことが難しければ、共有の趣味の部屋や、本棚などを利用してちょっとした壁などを作ってみるのも手です。

【間取りのポイント3】将来(出産、引越しの予定)を見据えた間取りを考えよう

間取りを考える上で大切な、第3番目のポイントは、将来性を考慮した間取りです。二人がこの家でどのくらい暮らすのか、そしてそのなかで生活スタイルにはどのような変化が起きうるのか考えるようにしましょう。

 

例えば、「子どもが生まれるまで」の物件なら二人のことだけを考え1LDKや2LDKなど、多少手狭でも大丈夫ですし、「ずっと共働きをする予定」なら家賃をそこまで抑えず、広めの物件を借りたり、職場近くに住んだりすることもできます。将来のライフプランを考えてすり合わせてみることで、二人にとって、現時点での理想の間取りが明確になってくることでしょう。

【間取りのポイント4】二人が一緒に時間を過ごす空間も大切に!

せっかくの新婚生活。お互いが一緒に暮らせるスペースも大事にしたいものです。例えば、映画鑑賞が趣味ならリビングを広くしてみる、一緒に食事をとることが多ければダイニングを広めに、2人立てるキッチンにして休日二人で料理を作ってみるのもお互いの距離をさらに縮めてくれることでしょう。

【間取りのポイント5】お互いの理想の間取りを確認し合おう

最後に大切なことは、お互いが納得し、自分の理想に近いレイアウトを見つけること。そのためにも、一緒に内見に行き、話し合ったり、それぞれが大切にしたい価値観をしっかり共有するようにしておきましょう。

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付き合っていることと、夫婦となって一緒に暮らすことは、まったく別物。お互いがしっかり、自分の譲れないポイントと妥協できるポイントをはっきりとさせて話し合うことが大切です。自分たちに合った間取りを見つけ、素敵な新婚生活を送りましょう。

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更新日: / 公開日:2019.06.11