目次
1. 換気が必要な理由と換気がもたらす効果とは?
 1ー1. シックハウス症候群を防ぐ
 1ー2. カビや微生物の発生を防ぐ
 1ー3. きれいな空気を取り込む
2. 換気をするときに注意したいポイントは「空気の流れ」
3. 空気の流れを作る方法
4. 換気の際の時間や注意点は?

換気が必要な理由と換気がもたらす効果とは?

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換気をすることで得られる効果とは?

換気は、部屋の空気を入れ替えること。空気が入れ替わると室内がリフレッシュされ、気分も清々しくなります。でも、それだけではありません。換気をすることで得られる効果には、以下のような点があります。

シックハウス症候群を防ぐ

シックハウス症候群は建材などに含まれる化学物質が、空気中に揮発することで引き起こされる症状です。目がチカチカしたり、喉が痛くなったりします。

カビや微生物の発生を防ぐ

室内の湿気などが原因で発生した、カビやダニなどの微生物も室内の空気に舞います。ハウスダストを追い出したり、結露しにくくなる効果も期待できます。

きれいな空気を取り込む

汚れた空気を入れ替えます。室内にこもった臭いも追い出すことができます。

このように、人の体だけでなく、建物にとっても換気は必要なのです。

換気をするときに注意したいポイントは「空気の流れ」

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空気の流れの特性を活かそう

それでは、換気をする時のポイントをおさえておきましょう。空気の入れ替えというと、窓を開けるだけ、と思っている人は少なくないのではないでしょうか。

しかし、実際はただ窓を開けるだけでは、空気を入れ替えることはできません。ポイントは空気の流れ。換気には、窓と通気口の関係、すなわち、排気とともに給気も必要です。これが機能することで、空気の流れを作ることができるのです。

給気とは、空気を室内に入れること。排気は、空気を出すことです。空気の流れを作る場合は、給気側は小さく開け、排気側は大きく開けましょう。

これは、空気は小さい隙間から入るほうが勢いがあり、排気は広い隙間からのほうが小さな力で出ていけるという流れの特性を活かしています。

空気の流れを作る方法

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換気扇で空気の流れを作る

簡単に空気の流れを作るには、窓を2ケ所以上開けることが重要です。窓が1ケ所しかない部屋やワンルームの場合、排気口である換気扇を利用するのがよいでしょう。

もしくは、玄関のドアを少し開けて吸気口にすることで空気の流れを作ることもできます。玄関ドアを開けておくときは、ストッパーなどを使うと便利です。

さらに、換気扇を回しながら、換気扇から離れた窓を開けることでも空気の流れが生まれます。

換気にダクトなどの換気設備を使用する場合は、掃除が必要です。換気設備には、外気の取り入れ経路に細かい金網やフィルターが用いられていることが多いです。

これは、外気に含まれるほこりや虫などを除去するため。この部分に汚れがたまってしまうと、換気設備が動いていても空気の供給が止まってしまい、換気ができません。こまめに掃除をしましょう。

換気の際の時間や注意点は?

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効率的に換気をするために家具と壁の間などに隙間を設ける

室内の空気が一定の時間に入れ替わる回数を換気回数といいます。これは、1時間に室内に流入する換気量を床面積×天井高=室内容積で割った値。

1時間あたり室内の空気が何回入れ替わったかということは、回/hで表します。マンションなど、気密性の高い住まいでは自然換気回数は1時間に0.2~0.5回程度です。

換気は、2時間に1回で換気時間は5~10分程度が目安とされていますが、それはなかなか難しいのではないでしょうか。無理のない範囲で問題ありません。また換気をする場合は、一度の換気時間が長いよりも、換気の回数を増やすほうが効率的です。

また、より効率的に換気をするためには、家具と壁の間などに隙間を設けておくこと。隙間があることで、風が通りやすくなるほか、カビや微生物などの発生を防ぐこともできます。

換気は、快適な室内環境には欠かせません。人の体や気分を変えてくれるだけでなく、カビなどによる建物の劣化も防いでくれるので、こまめに行いたいものです。

まとめ

・換気には、シックハウス症候群やカビなどの発生を防ぐなどさまざまな効果がある
・効率よく換気を行うポイントは、空気の流れを作ること
・窓のない部屋やワンルームの場合、玄関ドアや換気扇を使うことで空気の流れを作ることができる
・換気は2時間に1回5~10分程度が理想
・効率よく換気するためには家具の配置にも気をつけよう

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