一人暮らしの毎月の生活費は家賃を除き平均約13万円が目安
総務省の家計調査によると、単身世帯の1ヶ月の生活費(住居費を除く)は平均約13万円です。食費や光熱費などの内訳を把握し、自分の手取り収入から生活費と家賃を差し引いて赤字にならないかシミュレーションすることで、無理のない資金計画が立てられます。
詳しくは、「月々の生活費は平均約13万円+家賃が目安」をご覧ください。
家賃上限は手取りの3分の1以下に抑えると生活にゆとりが生まれる
無理のない家賃の目安は「手取り額の3分の1以下」とされています。例えば手取り20万円なら家賃6万6,000円以下が理想です。家賃を高く設定しすぎると生活費や貯蓄に回す予算が圧迫されるため、希望エリアの家賃相場を確認しながら予算に合う物件を選ぶことが大切です。
詳しくは、「無理のない家賃設定は「手取りの3分の1」以下」をご覧ください。
体調不良や防犯・害虫対策は事前準備でスムーズに対処できる
一人暮らしのトラブルは事前の備えで解決可能です。風邪に備えた常備薬や非常食のストック、入居前の燻煙殺虫剤による害虫対策、夜間の駅からの道のり確認などを行うことで、急なトラブルやセキュリティ面の不安を大幅に軽減できます。
詳しくは、「突然の困り事も安心!一人暮らしで準備しておくべき事前対策」をご覧ください。

「一人暮らしは無理かも」と不安な方へ。
一人暮らしに必要な毎月の生活費目安や初期費用、収入に応じた家賃の決め方を分かりやすく解説します。
防犯対策や自炊・体調管理、寂しさの乗り越え方まで事前対策を網羅。安心して新生活を始めるための実践ガイドです。
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実家を出て一人暮らしをしたいという気持ちがあっても、はじめての一人暮らしとなると不安から一歩がなかなか踏み出せないという方は多いかと思います。

 

一人暮らしの生活がイメージできれば、自分には無理だと思っていた人でもハードルが低くなるのではないでしょうか。

 

無理なく一人暮らしをするにはどんなことに注意をするべきなのか、詳しく解説します。

 

一人暮らしを始める前に、まずは現在の自分の収入で無理のない生活ができるかを確認することが大切です。

 

ここでいう「無理のない」とは、極端に支出を切り詰めなくても、趣味や遊びを楽しみながら暮らしていける状態を指します。

 

どの位の収入があれば無理なく生活できる?

 

総務省統計局の調査によると、単身世帯の1ヶ月の生活費(住居費を除く)は平均12万9,556円、約13万円となっています。

 

食費:4万1,373円
水道光熱費:1万1,687円
生活用品費:5,393円
被服費:4,910円
保健医療費:7,129円
交通費・通信費:1万8,310円
娯楽費:1万5,867円
その他(理美容費・交際費):2万4,888円
合計:12万9,556円

参照:総務省統計局「家計調査報告〔家計収支編〕2020年(令和2年)平均結果の概要」

 

食費や光熱費などのコストは、実際に生活を始めてみないとイメージしにくいかもしれません。まずはこの平均額を参考に、自分の収入から生活費と次に説明する家賃を引いて、赤字にならないかシミュレーションしてみましょう。

 

 

生活費の目安がついたら、次は家賃の設定です。無理のない家賃の目安は、一般的に「手取り額の3分の1以下(額面年収の25%以下)」とされています。

 

たとえば、手取り月収が20万円であれば、家賃は6万6,000円程度に抑えるのが理想です。手取りの3分の1を超えると、生活費を圧迫し、貯金や趣味にお金を回す余裕がなくなってしまう可能性があります。

 

家賃相場はエリアによって大きく異なるため、自分の予算に合った地域を探すことが重要です。

 

予算に合うエリアはどこ?

家賃の目安が決まったら、希望するエリアの相場をチェックしてみましょう。予算内で住める駅や街が簡単に見つかります。

家賃相場を調べる

 

見知らぬ土地での初めての一人暮らしとなると、本当に一人でやっていけるのか不安になるのは当然です。ここでは、多くの人が感じる4つの不安とその解消法を具体的に解説します。

 

 

親と同居していた時は、生活にかかる費用を気にしなかったという人も多いはずです。金銭管理の不安をなくすには、家計の見える化が効果的です。

 

まずはスマートフォンの家計簿アプリなどを活用し、何にいくら使っているかを把握しましょう。もし支出が多いと感じたら、食費を削る前に、通信費(格安SIMへの乗り換え)や定額サービス(サブスクリプション)などの固定費を見直すのが、無理なく節約するコツです。

 

 

手軽なカップ麺やコンビニ弁当ばかりの食生活を続けていると、体調を崩す原因になります。とはいえ、仕事から疲れて帰った後に毎日一から自炊をするのはハードルが高いでしょう。

 

自炊を長続きさせるには、「週末にご飯を多めに炊いて冷凍しておく」「カット野菜や冷凍食品をうまく活用する」といった無理のないルールを作ることが大切です。最初は週に数回、簡単な料理から始めてみましょう。

 

 

女性にとって治安や防犯面は特に気になるポイントです。物件選びの際は、2階以上の部屋やオートロック、モニター付きインターホンなどの防犯設備が整った物件を選ぶと安心です。

 

さらに重要なのは、周辺環境の事前確認です。内見の際は、駅から物件までの道のりを実際に歩き、夜間の街灯の明るさや人通り、死角になる場所がないかをチェックしましょう。入居後も、短時間の外出でも必ず鍵をかけるなど、自分の身は自分で守る意識が欠かせません。

 

 

部屋に帰っても誰もいない状況に、最初はホームシックや寂しさを感じることも少なくありません。

 

孤独感を和らげるには、一人の時間を楽しめる習慣を持つことが有効です。ジムで運動をして汗を流す、好きな映画を見る、ゆっくりお風呂に入るなど、自分なりのリフレッシュ方法を見つけましょう。生活リズムが整い、自分のペースができてくると、次第に一人暮らしの自由さを楽しめるようになります。

一人暮らしでの困り事は事前の対策で乗り切る

一人暮らしでの困り事は事前の対策で乗り切る

 

「風邪をひいたらどうしよう」「虫が出たら一人で退治できない」といった、突発的なトラブルに対する不安も、事前に対策しておくことで慌てずに対処できます。

 

 

一人暮らしで熱を出して寝込むと、買い物に行くことすら難しくなります。近くに頼れる家族や友人がいない場合に備え、あらかじめ「体調不良時セット」を準備しておきましょう。

 

具体的には、総合感冒薬や解熱鎮痛剤などの常備薬、スポーツドリンク、レトルトのおかゆ、ゼリー飲料などを数日分ストックしておくと、いざという時に安心です。

 

 

実家では家族に頼っていた害虫駆除も、一人暮らしでは自分で対処しなければなりません。虫が苦手な方は、家具を運び込む前の新居で、燻煙剤(くんえんざい)タイプの殺虫剤を使用するのが効果的です。念のため、事前に大家さんや管理会社に使用の許可を取っておくとトラブルになりません。

 

また、入居時にはエアコンのホース(ドレンホース)の防虫キャップの取り付けや、玄関周りへの忌避剤の散布など、虫の侵入経路を塞ぐ対策も行いましょう。

 

実際に経験したことがない生活に不安を感じるのは、誰でも同じです。一人で悩み続けて踏み出せない時は、周りの人に相談してみましょう。

 

一人暮らしをしている友人や職場の同僚に話を聞けば、リアルな生活費や失敗談など、参考になるアドバイスをもらえます。

 

また、物件探しで行き詰まったら、不動産会社に相談するのも一つの手です。「何から話せばいいか分からない」という方は、事前に「希望するエリア」「家賃の上限」「絶対に譲れない条件(バストイレ別、2階以上など)」の3つをメモに書き出しておくと、スムーズに相談でき、的確な提案を受けやすくなります。

 

一人暮らしを無理なく始めるためには、以下の3点が重要です。

 

  • 収入に見合った家賃(手取りの3分の1以下)を設定し、毎月の生活費を把握する
  • 防犯意識を持ち、無理のない自炊や趣味の充実で心身の健康を保つ
  • 体調不良や害虫などのトラブルに備え、事前に常備薬や対策グッズを準備する

 

お金の不安や生活の疑問も、具体的な数字や対策を知ることで解消されていきます。しっかりと事前準備を整えて、自由で楽しい一人暮らしをスタートさせましょう。

 

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Q.1 一人暮らしの生活費は毎月どのくらいかかりますか?

A.1 総務省の家計調査(2020年)によると、単身世帯の住居費を除く生活費の平均は約13万円です。食費や光熱費、通信費などが含まれます。ここに毎月の家賃を足した金額が、全体の支出目安となります。

Q.2 一人暮らしの家賃は収入のどのくらいが目安ですか?

A.2 無理のない家賃設定の目安は、「手取り月収の3分の1以下(額面年収の25%以下)」とされています。手取りが20万円であれば、6万6,000円以下に抑えると家計にゆとりが生まれます。

Q.3 一人暮らしの防犯対策で気をつけることは何ですか?

A.3 物件選びでは2階以上やオートロック付きを検討し、内見時に駅から物件までの夜の明るさや人通りを確認することが重要です。入居後も、短時間の外出でも戸締まりを徹底するなど、日頃の防犯意識を持ちましょう。

更新日: / 公開日:2018.12.28