1988年から1991年までフジテレビで放送されていたコメディドラマ「やっぱり猫が好き」。いわゆるシチュエーション・コメディの形式で、主人公の三姉妹の自宅で巻き起こす騒動を描いた人気番組です。
その舞台となる自宅の間取りを、間取り探偵が推理します。当時はバブル真っ最中。バブル期のマンション事情も気になりますよね。
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舞台はいつも恩田家の三姉妹が住むマンションの一室。どこが脚本でどこがアドリブなのか?その境界線がはっきりとしない面白さ。
長女:恩田 かや乃(もたい まさこ)
二女:恩田 レイ子(室井 滋)
三女:恩田 きみえ(小林 聡美)
騒動が絶えない三姉妹の日常のお話。

 

時は1986年12月~1991年2月まで続いたバブル期で第5次マンションブーム。「やっぱり猫が好き」の放送開始は1988年で、バブルのピークに向かって地価が高騰し、都心では超高額物件・投資向け物件が多く供給されるようになった時期です。
それに引きずられるような形で一次取得者向けのファミリーマンションも高騰しました。

 

恩田姉妹が最初に住んでいたのは千葉県浦安市のマンション。作品中で地上げ屋からの電話がありました。

 

「1LDK物件。4,000万円で売ってくれませんか?」その返答を保留にすると、数時間後に「6,000万円ではどうでしょう?」と。お話ではなく、このようなことがリアルに起きていました。

寝室が3つ並ぶ広さというのは驚き。3人で住んでクロゼットがこれだけで足りるのかは、少し気になるところ

寝室が3つ並ぶ広さというのは驚き。3人で住んでクロゼットがこれだけで足りるのかは、少し気になるところ

 

①1LDK。リビングには概ね300mm高くなる段差がある。
②寝室はベッドが三つ並ぶ広さ。
③キッチンには目的がはっきりしない三角コーナー(ニッチに観賞植物が飾られる。
④内装はお洒落なコンクリート打ちっぱなし。

 

所在地:千葉県浦安市
推定床面積:66.86m2
間取り:1LDK
構造:RC造
入居者:恩田かや乃・レイ子(住んではいないが入り浸っている)・きみえ

次は、元銀行勤めの長女、かや乃の手配か?売却と借り入れを起こして幕張の大きなバルコニー付きメゾネットタイプで推定3LDKに引っ越します。

 

100m2超、メゾネット…と、なかなかの高額が推定されるマンション。こんな部屋に姉妹で住めてしまうのは、恩田姉妹がよほど裕福なのか、やはりバブルの影響か?

100m2超、メゾネット…と、なかなかの高額が推定されるマンション。こんな部屋に姉妹で住めてしまうのは、恩田姉妹がよほど裕福なのか、やはりバブルの影響か?

 

①引っ越してきたマンション。みんなが喜んだのは広々としたバルコニー
②浦安の住まい同様にリビングのみ300mm高くなっている。(もしかしてセットの使い回し?)
③そして今回は掘り炬燵(こたつ)が標準装備
④DKは対面式キッチンに三人が座れるテーブルが置ける広さ。
⑤さて、最大の特徴はメゾネットタイプになったこと。階段を登った先には三室あると推理。

 

所在地:千葉県千葉市美浜区
推定床面積:109.99m2
間取り:3LDK
構造:RC造
入居者:同じ
(不明なメゾネット2層目部分に3室あると想定した場合)

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1990年バブルが加速し消費税も導入される中、今度は渋谷に引っ越します。
この物件もメゾネットタイプの推定4LDKのマンション。一度大きな物件に住んだらなかなかスケールダウンは出来ないもの。
中古だとしても当時は軽く1億は超えていると思われます。

 

広さも場所もさらにグレードアップした、三姉妹の渋谷区の部屋。
一体価格はどのくらいなのか気になるところ…

広さも場所もさらにグレードアップした、三姉妹の渋谷区の部屋。 一体価格はどのくらいなのか気になるところ…

 

①こちらも幕張と同じメゾネットタイプ
②さらに1層目には、もう一部屋増えた模様
④DKはさらに広々と。
⑤キッチンにはサービスバルコニー。生ごみを置けたりして便利ですね。
⑥間取りも場所もさらにグレードアップ

 

所在地:東京都渋谷区
推定床面積:115.51m2
間取り:4LDK構造:RC造
入居者:同じ
(不明なメゾネット2層目部分に3室あると想定した場合)

 

しかし…バブルの頂点は1991年!大丈夫か?恩田三姉妹。

 

 

間取り女子

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※掲載の間取り図とパースはMEGASOFT 3Dマイホームデザイナーで作図しています

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更新日: / 公開日:2017.06.13