HOME'S編集部で調査した「お散歩ランキング」で、「カップルで散歩したい街」「一人で散歩したい街」の1位になった鎌倉。観光地としても住む街としても人気が高く、有名です。
そんな鎌倉を舞台にした作品「海街Diary」は、2006年より不定期連載される吉田秋生の漫画作品で、2015年に映画化もされました。主人公の四姉妹が暮らす鎌倉の家を、今回「間取り探偵」が推理します。
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四姉妹が暮らす古き良き家
しっかり者の長女“幸”自由奔放な二女“佳乃”マイペースでヘアスタイルが個性的な三女“千佳”は、祖母が残してくれた神奈川県鎌倉市の家で暮らしていた。
そんな三人のもとに、幼いころ母と離婚して家を出て行った父の訃報が山形県から届いた。駆けつけてみると、そこにいたのは父が残した 異母妹“すず”。
すでに母親も亡くしていたことから、彼女を四女として鎌倉に迎えて一緒に住むことになったのですが…。
この家は鎌倉ならではの道幅の狭い路地に建っています。間取りは1階に和室8帖の続きの間と台所。2階には和室が3室で5K。
特に1階の広縁は広く取られていて、きっと庭師さんが入っているであろう風情ある梅の木がある庭では、周りの雰囲気から車の音などの雑音は聞こえず、四季折々の風景と音を楽しむことができてうらやましいですね。

四姉妹が暮らす香田家の間取り。広い玄関に、和室が並び広縁が印象的な古き良き古民家といった感じ

鎌倉らしい、狭い幅の路地に建つ香田家の外観。よく手入れされた広い庭が羨ましい
「鎌倉に住んでいる」と言うと羨ましがられる
鎌倉と聞くと、とても魅力のある街のイメージ。では、どのようなところがそのように感じるのでしょう。鎌倉に住む、間取り探偵の従姉に聞いてまとめてみました。
(1)都心から近く神社仏閣など歴史的な建物が多く残っており、落ち着いた雰囲気が好まれるから。
(2)「どこに住んでいるの?」と聞かれて「鎌倉」。と答えると羨ましがられるのがちょっとうれしい。
(3)海があり、山があり、いずれも近くて季節を感じることができるから。
(4)場所によっては海の幸・山の幸の良いものが安く買うことができたり、おいしいレストランなどが隠れ家的にあり“食”が充実している。
(5)なにより、実家があるところより断然気候が良く、江ノ電・細い道・坂道などロケーションが最高。
(*福島県郡山市出身。鎌倉に嫁に行き1男1女を儲ける。子供たちはそれぞれ就職して東京と静岡にて独立。ご主人は岐阜に単身赴任中で悠々自適に生活している50代)
では、どのようにして今の鎌倉の街が出来上がったのでしょう。
近代の鎌倉は、通年型の別荘地として明治時代に今の街並みが作られました。横須賀線が開通し、東京から程良い距離で、当時のセレブたちがこぞって別荘を建てたことで、雰囲気が壊されなかったと思われます。また、多くの文化人も好んだ地で居を構えたことによってこの環境が守られたのではないでしょうか。
現在、行政も条例を設けて建築の制限をおこなっています。中規模開発の制限・厳しい風致地区の設定・埋蔵文化財調査などで、住んでいる人たち、これから住もうと思っている人たちがリフォームや新しく新築して住むということはかなりハードルが高いのです。
やはりここは中古住宅を探すのかな?
HOME’Sで検索すると同規模以上の物件ヒット数は63件で3,700万円台~25,000万円。賃貸は37件ヒットで190,000円~300,000円。(2016.12.16現在)
価格面でもハードルが高いぞ!
間取り探偵の従姉は、彼女の義父が建てた家に嫁入りして、借り入れはないはず。ご両親も亡くなり、現在4DKに独り住まい。そう考えると贅沢で羨ましなぁ。
【概要】
所在地:神奈川県鎌倉市極楽寺駅界隈(坂の下近辺)
推定床面積:138.29m2
間取り:5K(台所の床下にはビンテージ物の梅酒が置いてあります)
構造:木造二階建
入居者:幸田幸(長女)・佳乃(二女)・千佳(三女)・浅野すず(異母妹だが四女の立場として迎えられる)

鎌倉の路地裏の風景

間取り女子
※掲載の間取り図とパースはMEGASOFT 3Dマイホームデザイナーで作図しています
物件を探す更新日: / 公開日:2017.01.21










