初めて一人暮らしをするという人は、「引越しの初期費用ってどれくらいかかる?」「引越し費用を抑える方法は?」「どんな家具や家電を買うべき?」など、分からないことがたくさんあるかと思います。
そこで今回は、一人暮らしをしている人(1,237名)に実施したアンケート調査の結果を基に、引越し費用を抑えるためにしたこと、現在の自分の部屋に対して感じていることなど、一人暮らしの住まいと暮らしの実態を紹介していきます。
これから一人暮らしを始める人だけでなく、すでに一人暮らしをしている人にとっても、役立つ情報が満載です。ぜひ参考にしてみてください。
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一人暮らしの初期費用はどれくらい?

アンケート調査の結果の前に、まずは一人暮らしをするのにかかる初期費用について知っておきましょう。
一人暮らしをする際は、敷金や礼金などの賃貸借契約に必要な費用や、引越し代・家具や家電の購入費用などがかかります。
賃貸借契約に必要な初期費用の目安は家賃の4~6ヶ月分、引越し代に数万円、家具や家電を一からそろえるとなると約20万円かかります。
さらに、生活費もかかりますので、仮に家賃が6万円の部屋を借りるとなると、以下の金額が一人暮らしの初期費用の目安となります。
賃貸借契約に必要な費用 | 36万円(家賃6ヶ月分と想定) |
|---|---|
引越し代 | 3万円 |
家具・家電代 | 20万円 |
生活費 | 13.3万円(月) |
合計 | 72.3万円 |
生活費は総務省の「家計調査(単身世帯)」(2021)より、消費支出の平均15.5万円から住居費の平均2.2万円を差し引いた金額で試算しています。
引越し代は単身用パックなどで上記の金額よりも安く抑えることができますが、合計金額は70万円以上と、一定の費用がかかることが分かります。
家賃相場はエリアによって異なりますが、東京23区はワンルームや1Kでも7万円~、もっとも高いエリア(港区)では12万円以上が相場となります(2022年6月時点)。
引越し費用や住居費を抑えるためには、あらかじめ家賃相場について調べておき、会社や学校からの距離(交通費)を考慮したうえで物件選びをするのがポイントになるでしょう。
家賃・賃料6万円以下の快適物件 家賃・賃料5万円以下の物件 家賃・賃料4万円以下の物件
引越し費用を抑えるためにどんなことをしている?

世の中の人はどのような工夫をして引越し費用を抑えているのでしょうか。
一人暮らしの人(1,237名)に現在の住まいへの引越しをしたとき、費用を抑えるために行ったことをすべて選んでもらいました。
1位 | 家賃が安い物件を選んだ | 24.5% |
|---|---|---|
2位 | 礼金のかからない/少ない物件を選んだ | 16.5% |
3位 | 敷金のかからない/少ない物件を選んだ | 13.9% |
4位 | 初期費用から不要な項目をはずす交渉をした | 12.0% |
5位 | 家賃の交渉をした | 11.4% |
5位 | 見積もりをとって、できるだけ安い引越し会社を探した | 11.4% |
7位 | 仲介手数料の安い不動産会社を探した | 9.8% |
8位 | 仲介手数料の交渉をした | 7.9% |
9位 | 火災保険を自分で選んだ | 5.8% |
10位 | 礼金の交渉をした | 5.7% |
11位 | フリーレント(一定期間家賃がかからない)の物件を選んだ | 5.6% |
12位 | 敷金の交渉をした | 4.5% |
13位 | 管理費(共益費)の交渉をした | 4.1% |
この結果を見ると、物件選びの際に家賃を安めに設定したり、礼金や敷金が少ない物件を選ぶようにする人が一定数いることが分かります。
また、不動産会社と家賃や手数料などについて交渉し、金額を抑えた人もいました。
7位と8位には仲介手数料を安く抑えたという回答がランクインしていますが、仲介手数料の相場は0.5~1ヶ月分です。
物件によっては無料に設定されていたり、大家さんと直接契約する場合は仲介手数料が発生しないケースなどもありますので、引越し費用を抑えたい人は仲介手数料を抑えられる物件かどうか確認してみるのもおすすめです。
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現在の自分の部屋について思うことは?

これから初めて一人暮らしをする人は、家具や家電を一からそろえることになります。しかし、実際に生活してみると、「これはなくてもよかった」「これは買っておいて正解!」と感じることもあるかもしれません。
そこで、一人暮らしの人(1,237名)に生活するうえで欠かせないと思った家具や家電、逆になくてもよかったと思った家具や家電をすべて選んでもらったところ、以下のような結果になりました。
生活するうえで欠かせない家具・なくてもよかった家具
欠かせない家具
1位 | カーテン | 60.7% |
|---|---|---|
2位 | ベッド | 46.9% |
3位 | ローテーブル・ちゃぶ台 | 31.4% |
4位 | 椅子・スツール | 25.8% |
5位 | パソコンなどの作業用デスク | 24.8% |
6位 | ラグ・カーペット | 24.1% |
7位 | ソファー | 16.7% |
8位 | ダイニングテーブル | 13.4% |
なくてもよかった家具
1位 | ソファー | 25.2% |
|---|---|---|
2位 | ダイニングテーブル | 21.6% |
3位 | パソコンなどの作業用デスク | 17.5% |
4位 | ラグ・カーペット | 17.4% |
5位 | 椅子・スツール | 14.5% |
6位 | ローテーブル・ちゃぶ台 | 13.3% |
7位 | ベッド | 11.2% |
8位 | カーテン | 2.2% |
まずは、家具の方から見ていきましょう。一人暮らしで欠かせない家具は、「カーテン」と「ベッド」が約半数の割合を占めています。
一方、なくてもよかった家具として「ソファー」「ダイニングテーブル」と回答した人が2割以上を占めており、一人暮らし用の部屋では場所を取る家具をあまり必要としないことが分かります。
生活するうえで欠かせない家電・なくてもよかった家電
それでは次に、生活するうえで欠かせない家電・なくてもよかった家電について見ていきましょう。
欠かせない家電
1位 | 冷蔵庫 | 70.7% |
|---|---|---|
2位 | 洗濯機 | 67.8% |
3位 | 電子レンジ・オーブンレンジ | 67.3% |
4位 | エアコン | 62.6% |
5位 | 炊飯器 | 53.7% |
6位 | 掃除機 | 50.6% |
7位 | テレビ | 48.3% |
8位 | パソコン | 43.7% |
9位 | 電子ケトル | 39.6% |
10位 | 扇風機・サーキュレーター | 33.0% |
11位 | オーブントースター | 22.0% |
12位 | ヒーター・ストーブ | 19.1% |
13位 | 加湿器 | 14.8% |
13位 | 空気清浄機 | 14.8% |
なくてもよかった家電
1位 | 空気清浄機 | 21.7% |
|---|---|---|
2位 | 加湿器 | 20.4% |
3位 | オーブントースター | 19.2% |
4位 | ヒーター・ストーブ | 18.4% |
5位 | テレビ | 15.1% |
6位 | 扇風機・サーキュレーター | 13.7% |
7位 | 電子ケトル | 11.3% |
8位 | パソコン | 10.4% |
9位 | 掃除機 | 9.4% |
10位 | 炊飯器 | 8.9% |
11位 | エアコン | 2.7% |
12位 | 電子レンジ・オーブンレンジ | 2.4% |
13位 | 洗濯機 | 2.1% |
14位 | 冷蔵庫 | 1.5% |
一人暮らしに欠かせない家電は、「冷蔵庫」「洗濯機」「電子レンジ・オーブンレンジ」「エアコン」が6割以上を占める結果となりました。
一方、なくてもよかった家電としては、「空気清浄機」「加湿器」「オーブントースター」といった回答が上位を占めています。
必要な家具や家電は個人のライフスタイルによっても異なります。どうしても予算が足りない場合にどの家具・家電をあきらめるかの参考にしてみてください。
家具付き・家電付きの物件
現在の住まいに対する不満・困っている点は?
必要な家具や家電は見直すことができますが、一度住む部屋を決めてしまうと、住まいに不満があってもそう簡単には引越しができません。
では、実際にどのような点に不満を持っているのでしょうか。
一人暮らしの人(1,237名)に現在の住まいに対する不満・困っている点をすべて選んでもらったところ、以下のような結果になりました。
1位 | 防音がしっかりしていない | 21.4% |
|---|---|---|
2位 | 家賃が高い | 19.3% |
3位 | キッチンが狭い | 18.9% |
4位 | 宅配ボックスがない | 18.1% |
5位 | 部屋が寒い・暑い | 17.0% |
6位 | 収納が少ない | 16.5% |
7位 | 部屋が狭い | 13.8% |
8位 | お風呂に追い焚き機能がない | 13.3% |
9位 | 築年数が古い | 12.0% |
10位 | 日当たりが悪い | 10.7% |
11位 | 最寄り駅が遠い | 9.9% |
12位 | セキュリティ面に不安がある | 9.1% |
12位 | 室内の設備が古い | 9.1% |
14位 | 管理費(共益費)が高い | 8.8% |
15位 | 買い物が不便 | 7.8% |
16位 | キッチンのコンロが少ない | 7.6% |
17位 | ペットが飼えない | 6.6% |
18位 | 部屋の数が足りない | 5.3% |
19位 | 通勤・通学が不便 | 4.9% |
20位 | 近隣に自然が少ない | 3.2% |
21位 | その他 | 2.7% |
– | 不満な点・困っている点はない | 22.9% |
一人暮らしの部屋の不満でもっとも多かったのが、建物の「防音」でした。一人暮らし用の物件に多い木造や軽量鉄骨造は、音が響きやすく、隣の部屋の生活音などが気になる人が多いようです。
また、家賃を負担に感じる傾向があることもうかがえます。
部屋の狭さが気になったり、宅配ボックスや浴室の追い焚き機能などの希望する設備がないという意見もあります。
近年はテレワークの普及によって部屋で過ごす時間が長くなり、室内の温度や日当たりの悪さなど、住環境が気になる人も増えているようです。
また、「特に不満な点や困っている点はない」と回答した人は2割程度で、一人暮らしの住まいに満足している人が一定数いることが分かります。
家具や家電は見直すことができますが、部屋はそう簡単に引越しすることはできません。これから部屋を探すという人は、上記の回答も参考に後悔がないような物件選びをしてください。
鉄筋コンクリート造の物件 敷金礼金0(ゼロ・なし)物件 カウンターキッチン付き物件 宅配ボックス付き物件
まとめ

一人暮らしを始めるときは、初期費用だけでも数十万円以上かかるといわれています。
引越し費用を抑えるためにできることや、一人暮らしに欠かせない家具・家電、住まいに対しての不満など、実際に一人暮らしをしている人を対象に行った調査結果を紹介しました。
これから住まい探しをする人だけでなく、現在一人暮らしをしている人も、今回のアンケート調査の結果をぜひ参考にしてみてください。
調査概要
【調査実施期間】
2022年3月24日~3月30日
【調査対象者】
賃貸物件に住んで3年以内で、自分の収入のみで生活し、「節約している」と回答した一人暮らしの20-49歳の男女
【調査方法】
インターネット調査
【有効回答数】
1,237人
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更新日: / 公開日:2022.06.13










