まずは、引越し先の挨拶の手土産で実際に持っていったものをランキング形式でご紹介します。

1位　「タオル」（31.3％）

どの世代でも3割強と一番人気でした。女性よりも男性の方がタオルを選ぶ人が多いようです。

タオル

2位　「お菓子」（26.7％）

お菓子は男性よりも女性に多い手土産となりました。

お菓子（チョコやクッキー、和菓子など）

3位　「洗剤」（20.0％）

洗剤も世代間の差はほとんど見られませんでした。女性よりもやや男性が選ぶケースが多いようです。

洗剤

4位　「ハンドソープ」「石鹸」（6.7％）

「ハンドソープ」と「石鹸」が同率でランクインしました。いずれも男女間での差は見られませんでしたが、20代では「ハンドソープ」が15.3％と多い傾向が見られました。もしかすると今後増えるかもしれません。

石鹸

お菓子をのぞくと、日常的に利用する消耗品が上位にランクインするという結果になりました。消えものや日用品を選べば、失敗はしなさそうです。

6位以下はこちらの表をご覧ください。

引越し先の挨拶の手土産ランキング【複数回答可】引越してきたときに挨拶をした人ベース（n=300）　

果物や野菜、お米などの生ものを持っていったケースは少ないようです。また江戸時代からの風習であった「引越しそば」は「傍」に引越してきた、と掛け合わせた用語ですが、ここでは8位に留まりました。近頃はあまりなじまない風習になってしまったのかもしれません。

引越しの挨拶ではいくらのものをあげた人が多い？

さて、ではあげるものの目処がついたら、今度は金額について考えてみましょう。実際どの程度の金額のものをあげたのか尋ねたところ、最も多かったのは「500円以上1000円未満」（37.0％）でした。続いて「300円以上500円未満」（22.1％）、「1000円以上1500円未満」（17.3％）となりました。概ね300円から1500円の間までに収まるようです。

Q12どの程度の金額の粗品をあげた？【単一回答】入居時に手土産を持っていった人ベース（n=289）　

住まいのタイプ別に見てみると、物件を購入した人は300円未満の低価格帯が減り、「500円以上1000円未満」からが増える傾向にあるようです。参考にしてみてください。

住まいのタイプ別に見た、どの程度の金額の粗品をあげた？【単一回答】
入居時に手土産を持っていった人　※30サンプル未満は参考値

調査概要

【調査実施期間】2016年9月15日～9月16日
【調査対象者】事前調査で「過去5年以内に土地勘のないエリアに引越したことがある」と回答した人
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】480サンプル

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