新居をきれいに保つには? 家事代行スタッフが語る、習慣化したいポイント

新居をきれいに保つには? 家事代行スタッフが語る、習慣化したいポイント

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進学や就職など、まもなく新居での生活がスタートする方も多いのではないでしょうか。新生活のスタートは、新しい習慣を取り入れやすいタイミングでもあります。

今回は、私が家事代行の仕事の中で発見した、「新居をきれいに保つためのポイント」を場所別にご紹介します。お部屋をきれいに保つちょっとした習慣をぜひ身に付けてみてくださいね。

住まいをきれいに保っている人の共通点

私は家事代行の仕事をしています。定期利用のお客様を担当していると、ライフスタイルの変化でお引越しをされることがあります。中には、新居でのサービスも継続してご依頼いただくお客様も。
その中で感じるのが、入居時から汚れが付きにくい対策をすることや習慣を身に付けることの大切さです。
住まいをきれいに保っているお宅には、共通点が二つあります。

きれいに保っている人の共通点(1)

一つ目は、使いやすい位置に掃除道具が置かれていること。
使いやすい動線上に掃除道具を置くことで、道具を探し、持って移動するという手間を省く工夫をされています。そういうお宅は、お掃除の習慣化もできているので汚れも軽いものが多いですね。
手軽な掃除の工夫が、場所ごとにかかる掃除の労力と時間を節約することにつながっています。汚れが軽いので、結果的に簡単に広い範囲をきれいにできるという好循環を生み出しているのです。

きれいに保っている人の共通点(2)

二つ目は、生活動線がシンプルなことです。
家事代行の仕事では、さまざまな物件のお掃除をします。もちろん間取りもそれぞれですが、生活動線がシンプルなお宅はきれいにされている方が多いと感じます。リビング・キッチン・トイレといった生活に関わる場所への往来がスッキリしているほど、掃除もしやすくなるからだと思います。

家の中が散らかっていると、物を探すのに時間がかかります。さらに、物や汚れがあることで自然と目から入る情報量も多くなります。無意識のうちにいろいろなことに気を取られるので、ストレスもたまりがちに。
家の中がきれいになると、不思議とお客様の表情もスッキリされます。そんなご様子を見ると、家をきれいに保つことは巡り巡って心身の余裕にもつながっているのだと実感します。

新居をきれいに保つポイント

新居をきれいに保つといっても、毎日細かいところまできっちりお掃除ができなくても大丈夫。簡単なポイントを押さえるだけで、新居のきれいさを長く保つことができますよ。
特に家全体の印象に影響を及ぼすのが、水まわり。水まわりは汚れや湿度が溜まりやすいので、見た目だけでなく、ニオイやカビが広がる原因にもなります。
ここからは場所別に、習慣にしやすい「きれいのコツ」をご紹介していきます。

浴室

浴室も掃除のご依頼が多い場所です。浴室で一番大事なのは、カビ対策です。
石けんカスや排水溝の汚れをそのままにすると、そこからニオイが発生。浴室は湿度も高いので、カビの胞子が育ちやすいのです。浴室で広がったカビの胞子が空気の動きに乗り、家中に散ることでカーテンやラグの下までカビが生えてしまうこともあります。

新居に入った際にはまず、防カビ用のくん煙剤を使って予防をしておくと掃除の負担を軽減できます。

普段は、浴室周辺に100円ショップなどでも買える「水切りワイパー」を置くのがおすすめ。水切りワイパーで軽く壁や鏡の水滴を落としておくと、水垢の防止だけでなく浴室の乾燥を早くすることができます。

換気をするときは、ドアや窓を閉めて密閉した状態にするのがポイントです。窓やドアを開けたまま換気扇を回すと、その空間だけで空気が循環してしまい湿気が外に出なくなってしまいます。

また、石鹸カスの汚れなどもこまめな掃除で落とせるのが理想的です。どうしても時間が取れない場合は、最後に浴室を使った人がシャワーで床を流すことを習慣付けるだけでも汚れの付き方が違ってきますよ。

キッチン

キッチンの汚れの大きな原因は、水垢と油汚れです。どちらもこまめに拭き取ることが、きれいを保つ一番の習慣といえます。

キッチンまわりのくすみは、シンクが濡れていることや水垢の多さが原因。家事代行のお掃除でシンクを磨くだけで、窓からの光や照明が反射してキッチン全体が明るくなります。
コンロまわりの汚れは、油のベタ付きによってホコリが溜まりやすくなるのが原因です。汚れがとどまって酸化するので、ニオイもずっと残ってしまう傾向にあります。特にキッチンがリビングと一体化している間取りでは、注意が必要です。

こまめな掃除を習慣付けるには、掃除のしやすさがポイントになります。引き出しや手の届きやすいところに拭き取り用のシートを置いておくだけでも、手軽さがかなり違います。調理台やコンロまわりになるべく物を置かないようにすると、拭き掃除が一層楽になるでしょう。

洗面室

洗面台まわりのお掃除は、水滴の拭き取りが鍵。拭き取り用の布やペーパーを設置しておくと、「使ったついでにサッと拭く」という動作が習慣化しやすくなります。

洗面台で一番水がたまりやすいのは、蛇口の根元の部分。水分と石鹸の成分がたまり、放っておくと固まって落ちづらくなります。水分をこまめに取れないときは、週1回でも先の細いブラシや古歯ブラシで汚れを落とせるといいでしょう。

もし洗面台や鏡が汚れてしまったら、お風呂用洗剤を使いましょう。汚れが軽いうちであれば、お風呂用洗剤をスプレーしてスポンジで軽く洗うだけでスッキリと落とせます。

トイレ

トイレの汚れは、水はねや尿はねが主な原因です。使用後に水を流すとき、蓋を閉めるのを習慣にするだけで飛び散りを抑えることができますよ。
また、便器のまわりに物を置かないようにするのも効果的です。便器まわりにものがなければ、拭き取りがスムーズにできます。

なお、トイレ内に突っ張り棒を使って棚を取り付けると、物を浮かせて収納ができます。お掃除用の拭き取りシートなどを取りやすい所に置いておけば、一層掃除がしやすくなりますよ。

窓の汚れ予防のポイントは、土ぼこりと結露対策です。窓の掃除は大がかりになるので、新居に入ったときに予防をしておくと掃除の手間が軽減できます。

土ぼこりの対策は、簡単なひと手間です。網戸とサッシの部分に、柔軟剤を含ませた布で拭いておきます。柔軟剤に入っている、静電気を防止する効果で汚れが付きにくくなるのです。

寒い季節や涼しい気候の地域では、結露予防もしておくと安心です。結露予防には、台所用の中性洗剤(食器用洗剤)が効果的。洗剤を水(洗剤大さじ1に対して水300ml)で薄めて布に含ませ、部屋側の窓を拭いておきましょう。洗剤の界面活性剤の働きで、結露が付きにくくなります。

床をきれいに保つには、なんといってもこまめな拭き掃除が効果的。雑巾がけができなくても、フローリングワイパーでさっと拭くだけでかなり違ってきます。
掃除をしやすくするには、なるべく物を置かないでおくことも大切です。物を減らしておくと、移動させる時間や労力が軽減。動作が簡単になるので、拭き掃除が手軽になります。

また、リビングのソファやテレビ台などは、脚が高めのものを選ぶのも手です。家具下のほこりや汚れも取りやすいので、よりきれいをキープしやすくなります。

玄関

きれいな玄関を保つには、掃除を簡単にする工夫が効果的です。そのためには、靴を下駄箱にしまう習慣を身に付けるのが大切です。

また、すぐにゴミや砂などを取り除けるようにしておくと、汚れが付きにくくなります。靴の泥汚れは、土が家に入るだけでなく玄関タイルに汚れが染み込んでしまう原因にもなります。泥除けマットを玄関前に置くか、入ってしまった泥をすぐに取り除くようにすると汚れが軽く落としやすくなるでしょう。

収納

収納部分は、カラーボックスを使って分類しておくのがおすすめです。何がどこにあるか把握できると、片付けがしやすくなります。
また、カラーボックスの下に、すのこやキャニスターを設置すると便利。物の移動や掃除が楽になるだけでなく、通気性が上がってカビの予防にもつながります。

外壁

一戸建ての場合は、外壁にも気を配りたいものです。
外壁も意外とほこりがたまりやすく、ときには苔が生えることもあります。外壁の汚れや苔に水が付くことで固まり、さらに雨や湿気で水分が含まれていきます。水分を含んだ汚れがたまると、外壁がくすんで見えるだけでなく、たまった水分が壁の材質の劣化を進めてしまうことも。

外壁は、年に1回の頻度で高圧洗浄機やホースなどを使って汚れを落とすようにしましょう。

きれいを保てる住まいとは

ピカピカのお部屋を見ると、「この状態をキープしたい! 」という気持ちが生まれやすいですよね。新築の物件や内装が一新されたばかりの物件であればと、きれいな環境を整えたいというモチベーションも維持しやすいと思います。

新築の物件

新築の物件は、入居時に汚れ予防をするだけできれいな住まいを保ちやすい条件がそろっています。自分の生活スタイルに合わせて、きれいにしやすいお部屋選びをしてみてくださいね。

フルリノベーション物件

フルリノベーションされたばかりの物件は、新築に近い設備を使える可能性が高いというメリットがあります。フルリノベーション物件も、住み始めから汚れ予防をしやすい環境です。

まとめ

新生活のスタートは、ちょうど生活のスタイルが変わるタイミングです。新しい習慣を取り入れるのにピッタリ。このチャンスに新居のきれいさを保つためのお掃除を習慣化してしまいましょう。
頑張り過ぎない汚れ予防で、日々を気持ちよく過ごすことができますよ。

児島 優香

児島 優香現役・家事代行スタッフ / ブロガー

30代 2人の子どもを育てる主婦。現役・家事代行スタッフとして子育てファミリーを中心に関わったサービス件数は、のべ2000件以上! 家事代行の情報や家事の負担を軽くするノウハウ等を、ブログ「nico2 Life」にて公開中。

※このページの内容は、2021年1月30日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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