家具付きやオンライン内見を利用して、急な引越しを乗り切る転勤族の暮らし

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全国各地を転々とする転勤族。

我が家もその一員で、2~3年おきに引越しを繰り返しています。

夫の赴任先が決まると短時間で新しい住まいを探すことが多く、理想の賃貸物件に出会うのは至難の業。それでも、新天地でできるだけ快適な生活をスタートできるように、可能な限り納得できる住まい探しを行いたいですよね。

そこで何度も急な引越しを経験した私が、物件探しのコツやおすすめの引越しエリア、理想の自宅に近づけるための簡単なDIYについてご紹介します。

南房総の戸建て賃貸で、のんびり田舎暮らしを満喫中

夫の会社は日本全国の広い範囲に支店があり、広島県、東京都、神奈川県などで社宅や賃貸マンション暮らしを経験しました。2018年に沖縄県糸満市から千葉県南房総市に移り住んでからは、戸建て賃貸で暮らしています。

現在の住まいは山と畑に囲まれた自然豊かな場所にある築15年程度の4LDKの一戸建てで、2台分の駐車場付き。庭はありませんが、プランターや物置きを設置するスペースがあります。夫と幼稚園に通う息子との3人暮らしで、家賃は駐車場込みで7万円以下です。

南房総は夏は暑すぎず冬も温暖なので、年間を通して光熱費が控えめ。道の駅などで新鮮な産直野菜を安く買えるのも魅力です。今はのんびりとした田舎暮らしを楽しんでいます。

引越しを繰り返したことで暮らしのスキルがアップ!

いろいろな街で暮らすのは意外と楽しく、さまざまな物件に住めるのも貴重な体験です。

転勤がなければ住むことがなかった地域との出会いは、私が転勤妻として生きていく上で必要な以下のようなスキルを向上させてくれました。

・車が必要な地域に住むことが多いため、必然的に運転技術が上達した
・満足いかない賃貸物件はDIYでカスタマイズ。DIY能力がアップした
・新しい街での出会いに前向きになり、友達作りが上手になった
・都会と田舎それぞれの魅力と不便さを知り、どこでも暮らせる心構えができた

ずっと同じ場所で暮らす安定感にも憧れますが、転勤妻になったことで経験できたことや成長できたことはたくさんあります。

各地に友達もできて、転勤妻もなかなか楽しいものだと思えるようになりました。長期旅行を繰り返しているような転勤生活を、もうしばらく楽しみたいと思っています。

転勤まで時間がない!次の住まいの探し方は?

転勤は内示→辞令→転勤という流れになりますが、次の赴任先がわかるのは内示の時点です。内示のタイミングは勤務先によってさまざまですが、夫は約1ヶ月前に内示をもらうことが多いです。

ただ、夫の同僚は転勤の2週間前に内示が出たこともあり、内示のタイミングに決まりはないようです。

赴任先が内定したら、すぐに引っ越し先の情報を集めます。具体的には以下のような手順です。

1.GoogleMapで夫の赴任先の通勤圏内のエリアの公共&商業施設を調べる
2.賃貸の予算を決めて希望エリアの物件を検索する
3.予算に合う物件をピックアップし、不動産会社に問い合わせをする

まずは夫の赴任先から通勤圏内にあるスーパーや学校、病院など、家族の生活にとって優先順位の高い施設があるエリアを絞り込みます。

夫の勤務先に家賃補助がある場合は金額を確認して予算を決めます。その後は、条件に合う賃貸物件をいくつかピックアップして、不動産会社に問い合わせます。

物件の空き状況や番地を教えてもらい、GoogleMapのストリートビュー機能を利用して物件の周辺状況をチェックします。内見ができる距離なら、この時点で内見の予約も行います。

ですが、このようにスムーズに引越しできるケースばかりではありません。転勤の時期や家族の事情によって、夫だけが先に赴任先へ引っ越して、家族は同行できないケースもあります。そんなときには自宅の家具や家電の一部しか、夫の新居に送ることができません。

家具や家電付きの物件があるのをご存じですか?

一定期間夫が単身で暮らす場合には、社宅や寮に入ることもあれば、賃貸を探すこともあります。

単身赴任先の賃貸として便利なのが家具・家電付き物件。不動産情報サイトのこだわり条件などで探せます。家電はエアコンだけでなく電子レンジや冷蔵庫があったり、家具はちょっとしたデスクやソファがあったりと、物件によって揃っている設備はさまざま。

期間限定の住まいで出費を抑えたい転勤妻としては見逃せない物件ですね。近い将来、我が家もお世話になりそうです。

スーパーや商店街が身近で交通アクセスが良いエリアに住みたい!

新しい住まいを探すとき、やはり気になるのは交通アクセスの良さです。駅から近く、車がなくても買い物やお出かけができるなら、車を手放した方が次の引越しの際には身軽になります。

そして、快適な暮らしに欠かせないのは、スーパーや商店街です。自宅の近くにあると日用品や食品を買いこまなくていいので、日々の買い物の負担が少ない上に収納スペースの節約にもつながります。

特に商店街は引越し間もない転勤妻が、地域の人と触れ合える最初の場所のひとつ。知り合いがいない地域に引っ越すなら、自宅近くに商店街があることは物件選びの重要な要素です。

そこで転勤妻としておすすめしたい、駅近の活気あふれる商店街をいくつかご紹介しますね。

東京都豊島区駒込「霜降銀座商店街」

霜降銀座商店街はお手頃価格な食料品やお惣菜を販売する「エネルギースーパーたじま」、特売日が多く魚の調理方法も教えてくれる「魚壮」、国産大豆を使った美味しすぎる豆腐店「とうふのかさはら」、新鮮野菜が安く手に入る「細野商店」など、お店のハシゴが楽しい下町風の商店街です。


千葉県柏市「柏二番街商店街」

柏二番街商店街は素材も製法も吟味されたPB商品が人気の「KEIHOKUスーパー」、飲食店や衣料品店、書店などが入るデパート「柏モディ」、日用品や食料品が安い「ドンキホーテ柏駅前店」などがある大規模な商店街です。DVDだけでなく家電までレンタルできる「TSUTAYA 柏駅前店」は、引越し直後の転勤族にありがたいお店です。


神奈川県横須賀市「三笠ビル商店街」

三笠ビル商店街は地元野菜や旬の青果が毎日お手頃価格で買える「浜勇 三笠店」、マグロの品揃えが豊富で毎日のお買い得品が楽しみな「鈴木水産」、精肉中心のスーパー「緑の牧場」などがあり、食卓に新鮮な食材が並ぶ毎日になりそうです。

職人の作る包丁や工具が手に入る「菊秀刃物店」や時計修理専門店「時計工房」など個性的なお店もあり、歩くだけでも楽しい商店街です。


広島県呉市「呉中通商店街」

呉中通商店街は調理済みの魚の惣菜も買える「なかじ鮮魚店」、果物専門で呉市内配達無料の「越智果物店」、農家直送の新鮮で珍しい野菜が手に入る「べネスティ」のほか、呉らしい飲食店が多い人情派の商店街です。地元市民に愛される「福住フライケーキ」も、かならず味見したいものです。

呉中通商店街は路面がレンガで舗装されているので、地元住民に「れんがどおり」と呼ばれています。


沖縄県那覇市「平和通り・市場中央通り」

平和通り・市場中央通りは沖縄の魚介や南国フルーツなどが豊富に揃う「牧志公設市場」、沖縄らしいお惣菜が買えるスーパー「丸市ミート」、島野菜も買える「マコト青果」、沖縄産の乾物が手に入る「松本商店」など、多くのお店が並ぶ商店街です。

国際通り寄りは観光客向けのお土産店が多く、奥に入ると地元住民向けのお店が増えてきます。

実際の物件を目にして「思ってたのと違う…」

内見無しで決めた物件に初めて到着した時に「イメージ通り!」と感じることはなかなかありません。やはり写真と書類だけ見るのと、実際の物件を目で見て肌で感じるのとは大違いです。

だからといって遠隔地からの引っ越しでは、子どもを連れて飛行機や新幹線に乗って内見に出向くのは経済的にも体力的にも難しいでしょう。

そこで物件選びでぜひ利用していただきたいのが、オンライン内見とIT重説サービスです。

ネット上で解決できる!「オンライン内見」「IT重説」

遠隔地からの引っ越しで気になった物件を内見できないときには、ビデオ通話で物件担当の不動産会社スタッフと話をしながら内見したり、オンラインで契約までできる「オンライン内見」「IT重説」が便利です。

洗濯物を干すスペースやコンセントの数と場所、エアコンの設置場所や窓の数とサイズなど、生活する上で気になる細かいこともすべてその場で確認できるのです。

そして、オンライン上での重要事項説明(IT重説)。実際に店舗に行かなくても契約ができてしまうのです。転勤妻ならその便利さをより実感できるはず。

今までは引越し当日の朝に不動産会社に出向いて、重要事項説明を聞いて契約書に捺印し、その後新居で搬入作業…という流れではありませんでしたか?IT重説なら引越し前にしっかりと重要事項を確認することができて、引越し当日は鍵を受け取るだけで済みます。

次回の転勤ではぜひ利用したいサービスです!

「住めば都」は賃貸にも当てはまる!不満があれば自力で解消

イメージ通りの物件でなかったとしても、不満に感じる部分を自力で解決することで理想の暮らしに近づけることができます。

DIYまでしなくても、家具の選び方や置き方を変えるだけでも部屋が大変身します。物件探しの段階で「ここを直したいけど、大家さん次第だな」と思ったら、契約前に不動産会社に確認してみるといいでしょう。

いろいろな物件に住めるのは転勤族のならではの体験。せっかくの賃貸暮らしを楽しまない手はありません。

契約した物件がイメージと違ったらカスタマイズで理想に近づける

大家さんの承諾を得られたら、自分好みのお部屋に仕上げましょう。軽いカスタマイズなら設置も楽々、原状回復も可能です。

私が実際に試したことのある、お手軽カスタマイズをご紹介します。

・はがせる壁紙で腰壁を貼って汚れ防止に役立てる
・ウォールステッカーで各部屋の雰囲気を変える
・照明を取り替える
・カーテンからブラインドに交換する
・置き畳で和のスペースに変更
・テーブルや収納などの家具をリメイクする

最初から100%満足な物件を見つけるのは難しいですが、少し工夫することで快適な部屋にすることができます。数年しか住まない家でも、すてきな部屋で心地よく過ごしたいものですね。

あきのこ

あきのこ

転勤族の夫に帯同して各地での暮らしを満喫している主婦webライター。幼稚園男児の母でもあります。どこへ引っ越しても続けられる在宅ワークとして、ライティングのお仕事を始めました。
趣味は旅行、簡単DIY。大好きな場所はホームセンター。息子が賃貸の障子に穴を開けるので、いかに美しく穴をふさぐか目下研究中です。

※このページの内容は、2019年8月5日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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