花火マニア厳選! 家でも会場でも、花火を快適に楽しむ暮らし (おすすめ花火大会付き)

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花火マニアの自己紹介をさせてください

こんにちは、はじめまして。

花火マニア・安斎幸裕(あんざいゆきひろ)です。

私は、花火は花火でも、打ち上げ花火が大好きで、これまで国内のべ120箇所以上の花火大会を観覧してきました。

はじめは自宅近辺である関東圏の花火観覧からスタートし、いまでは日本三大花火はもちろんのこと、全国津々浦々大小さまざまな花火大会を観覧しに出かけています。

花火マニアが魅了された花火の世界

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今でこそ“花火マニア”な私ですが、生まれてからずっと花火好きだったわけではありません。

私は田舎生まれの田舎育ちであり、人混みが大の苦手でした。もちろん満員電車に乗るのも気が重く、人が混み合う花火大会になど行こうと思ったことすらありませんでした。

そんな私が花火好きになったきっかけは、2011年3月、東日本大地震です。福島の実家が被災し、大変気落ちしていたとき、地元・福島県の花火大会を有料観覧席(花火を間近で見られる特等席)で見る機会があり、震災被災者への黙祷・追悼花火が上げられるのを至近距離で見て、自然と涙があふれたんです!

視界からはみ出る光・耳をつんざく轟音に「人を元気にするのは、花火だ!」と、心の底から感動し、気持ちが一気に晴れ渡ったのが忘れられません。それ以来、花火からの感動を求め、各地の花火大会に出向くようになりました。

花火がきっかけによる心境の変化も

2011年以降、毎年花火に出かけるようになった私ですが、ハマる前と後での変化といえば、“なんでも前向きになれるようになった”ということです。

例えば辛いことがあっても、花火から元気・勇気・希望をもらった当時のことを思い出すだけで活力が湧いてきますし、やる気もみなぎります。あの“光と音の感動”を思い出すだけで前向きになれるのです。

そしてもう1つ変わったことは、“生活の中で花火を見る機会が多くなった”ということです。花火大会を現地で見るだけでは満足しきれず、自宅でも花火を楽しむようになりました。次第に小さい画面では満足できなくなり、テレビは大画面になり、迫力ある音を再現したくてホームシアターも導入しました。今では、家でも迫力ある花火を再現できる環境を構築し、“家花火”を楽しんでいます。

会場だけでは満足できず家花火も楽しむ

“家花火”を楽しむ最大のポイントは、迫力ある音が再現できるホームシアターの構築です。大画面のテレビも当然必要ですが、再生される花火の音に迫力がなければ“家花火”は楽しめません。

私は花火のためだけに、音響メーカーのハイパワーAVアンプと、スピーカー14個をそろえ、通称“花火シアター”を構築しました。これにより劇的に花火の音が向上し、24時間365日花火を楽しむ生活が完成しました。

家花火が引越しのきっかけに!?

当時は賃貸マンションに住んでいたのですが、サブウーファー(低音専用スピーカー)を増設した頃から、「ご近所に迷惑をかけていないだろうか…」と不安が頭をよぎるようになりました。なぜなら“花火シアター”で花火を再生すると、振動で床が揺れてしまうからです。苦情こそこなかったものの、「思いっきり“家花火”を楽しみたい!」との思いから、一戸建てへの引越しを決意しました。

そのときに参考にしていたポータルサイトがまさにLIFULL HOME’Sでした。LIFULL HOME’Sから見学申し込みを行い、一戸建てを購入。

いまでは遠慮なく“家花火”を楽しんでいます。

実話ベースでお届けする、花火大会を何倍も満喫するためのポイント

花火の魅力とは? 花火大会とは?

眩いばかりの光と、耳と体で感じる轟音。花火はまさに“光と音の芸術”です。光だけでは迫力が半減してしまいますし、逆に音だけでもその魅力は伝わりません。これらがセットになることで人の心を動かす芸術へと変化するのです。

原色系の色だけだった花火は、花火職人の研究の成果により、最近では明るく淡いパステルカラーを表現できるようになりました。昔は一箇所でしか打ち上げられなかった花火も、電気点火装置の開発・普及により、今では複数箇所から一斉に打ち上げられるようになりました。

また、トレンドとしては流行りの音楽にあわせて花火を100分の1秒単位でシンクロさせる“ミュージックスターマイン”や、1度の燃焼で何色にも色を変化させる“時差式花火”などがあり、花火界はまさに日進月歩です。

このように花火職人の努力の集合体でもある花火大会は、打ち上げる花火職人をはじめ、実行委員・協賛企業・観覧者など、多くの人の努力や協力によって成り立ち、一瞬の花火の煌きの中にたくさんの想いがギッシリ詰まっているのです。

いざ花火大会へ! 正しく選んで感動倍増のポイント

感動の夢舞台である“花火大会”を満喫するにあたって、選ぶポイントと見るポイントを紹介いたします。

花火大会を選ぶ際に気をつけたいポイント

みなさんは、雑誌や専門サイトなどで“花火の打ち上げ発数”で見に行く花火大会を選んでいませんか?

“◯万発打ち上げ”というように、雑誌や専門サイトの見出しには花火の打ち上げ発数の数字が躍っていますが、1番重要視していただきたいのは打ち上げ発数よりも“その中身”です。

たしかに大玉花火の数が多いほど迫力は増しますし、ミュージックスターマインがあった方が感動も増幅されますが、一流の花火職人が打ち上げる花火は、やっぱり別格! そのため、花火大会は中身で選ぶとより一層満喫できること間違いなし。

しかし、雑誌や専門サイトなどを見ても、これらの情報は少ないため、決め手に欠けてしまいます。そんなときは迷わずSNSや動画サイトをチェックしてください。過去の花火動画がたくさん紹介されているので、花火大会の内容を確認することができます。最終的には動画をチェックして、見るべき花火大会を選んでいただければと思います。

花火をより深く楽しく見るポイント

次に花火を見るポイントを紹介します。花火は光なので、ドンッと音が鳴ったときにはすでに消えています。よそ見をせずに目を凝らして見ていただきたいのですが、1番のポイントは“プログラムと照らし合わせながら観覧する”ということです。

花火大会は一つひとつのプログラムによって構成されています。花火職人・実行委員会が見ている人に感動を提供すべく、ストーリー性をもたせたプログラムを用意しているのです。ぜひ、プログラムと照らし合わせながら花火を見て、倍増する感動を味わってみてください。

花火大会のプログラムは、花火大会のホームページに掲載されていたり、現地で販売していたりもします。中には花火大会の沿革や見どころ解説が載っていたり、会場マップが載っていたりと、付加価値の高いプログラムもあります。全部の花火大会でプログラムが用意されているわけではありませんが、「◯◯花火大会に行ってきたんだよ」と、思い出の1つとしてもぜひプログラムを入手するのもおすすめです。

花火大会にあると便利なグッズ5選

「いざ花火大会へ!」といっても、実際に何をもっていたらいいか悩んでしまうかもしれません。そこで、花火マニアとして数々の花火大会に足を運んだ私が実体験を元に、あると便利なグッズをご紹介します。

▼ライト(ペンライト・ネックライトなど)

花火大会は当然夜に開催されますのであたりは真っ暗。手元足元を照らすのにライトがあると便利です。「スマートフォンにライトがついているから大丈夫」と思うかもしれませんが、スマートフォンを過信してはいけません。バッテリーには限界がありますし、人混みだと電波を探すためにバッテリーの減りが非常に早くなってしまうのです。スマートフォンは緊急用に温存し、専用のライトを用意しましょう。

▼虫除けグッズ(薬含む)

花火大会は、河川敷や海岸で開催され、夜の開催になるので虫がたくさんいます。そのため、虫除けスプレーがあると重宝します。また、刺された後もケアできるよう、虫さされの薬も用意していきましょう。特に小さいお子さま連れの方はご注意を。虫除けスプレーを使う際は周りの人に気を遣いながら使用してください。頭痛薬や絆創膏などの薬類も用意されることをおすすめします。

▼ブルーシート・ピクニックシート

花火大会の席は、板張りの席・そのまま地面の席などさまざまです。雨が降ったり、夜露で汚れてしまったりする場合もあります。ブルーシートがあるとさっと敷けるので便利です。2~3枚重ねて使用できるよう、多めにもっていくのをおすすめします。また、急に冷え込んだ際に体に巻きつけると保温効果もありますよ。

▼クッション

花火大会は座って見るものです。大規模な花火大会ともなると、開催時間が2時間におよぶ場合もあります。長時間の座りっぱなしはお尻や腰に負担がかかります。そんなときに負担を軽減してくれるアイテムとしてクッションの持参をおすすめします。ただし荷物になってしまいますので、薄手のものや空気で膨らませるタイプのものがよいでしょう。

▼めいっぱい楽しむ気持ち

最後は“花火大会をめいっぱい楽しむ”気持ちです。せっかく準備万端で行っても、楽しもうという気持ちがなければ感動も半減ですし、思い出にも残りません。せっかく時間とお金を使って花火大会に行くのですから、「よし、めいっぱい楽しむぞ!」と思って花火鑑賞をしてみてください。もちろん、花火が打ち上がり終わったら、盛大な拍手も忘れずに!

会場に行くだけが花火じゃない! 家からゆったりと花火を楽しむ贅沢な時間

花火の魅力や楽しみ方がわかり、行くべき花火大会を調べて、便利なグッズを用意したら、「いざ! 花火大会へ!」といっても簡単には綺麗な花火を見られません。最寄り駅や会場へ向かう道路は大混雑。いつもは駅から会場まで30分で行ける距離も、花火大会当日は2倍3倍の時間がかかることも珍しくはありません。

駅や駐車場から会場へ向かう途中、いつも思うことは「会場の近くに住めたら楽なのになあ」ということです。近くに住むことで時間をかけて歩かなくて済みますし、花火が始まるギリギリまで、涼しい家の中で待っていることができます。帰りも疲れている中、延々と歩かなくて済むのは近くに住むメリットといえるでしょう。

また、近くに住むことで、実は会場まで行かなくてもベランダや部屋から花火が見られるかもしれません。花火が見える物件を探すというのも、物件探しの1つの楽しみ方ですよね。

家からの花火が叶いやすいのは都会、特に都心部かと思います。なぜなら、物件情報が豊富で、なにより上層階からの眺めが抜群だからです。

以前私は西船橋にある賃貸マンションの14階に住んでいました。眺めの抜群なベランダからは、船橋港親水公園花火大会が丸見えで、プロ野球の試合の合間に打ち上がるQVCマリンフィールドの花火も見えました。我が家のベランダから見る花火も風情があっていいなと感じました。

花火大会の日は家に友人を呼んでホームパーティーをしながら花火を見るってすてきですよ! 打ち上げ場所の近くまで行くだけが花火大会ではありません。遠くから眺めたり、自宅のベランダから眺めたりと、さまざまな楽しみ方があるんです。家から見える花火が、毎年一回の特別な花火になるかもしれません。私の場合は、会場まで行かないと気が済みませんが(笑)

それでは実際に、私の友人も家のベランダから見て楽しんでいる花火大会を厳選して2つご紹介いたします。超都心部で開催される花火大会なので、涼しく快適に花火が見られる物件がすぐに見つかるかもしれませんよ。

近くに住んで、花火をより身近に楽しむ「隅田川花火大会」

隅田川花火大会(東京都墨田区)2019年7月27日(土)開催

東京都下最大級、知名度も抜群の隅田川花火大会。テレビ中継で話題にもなり、その打ち上げ発数の多さもですが、第1会場・第2会場の2箇所で花火が打ち上げられることでも有名な花火大会です。

2つの会場にはそれぞれ特長があります。第1会場では全国選りすぐりの花火職人10社が参加し、テーマに沿って各社20発ずつ(計200発)の花火を打ち上げる「花火コンクール」が開催されます。各社それぞれの特長が発揮された創造豊かな花火が夜の空を彩ります。

第2会場は花火コンクールこそないものの、第1会場よりも多い発数の花火が打ち上げられます。都心部での開催となり、都会の夜景と花火・隅田川に浮かぶ屋形船と花火のコラボレーションは風情があって楽しめます。

今年は第1会場(打ち上げ発数約9,350発)を丸玉屋小勝煙火店、第2会場(約10,650発)をホソヤエンタープライズが打ち上げ担当します。どちらも東京都を代表する有力花火職人です。

近くに住んで、花火をより身近に楽しむ「江戸川区花火大会」

エキサイティング花火・江戸川区花火大会(東京都江戸川区)2019年8月3日(土)開催

隅田川花火大会と肩を並べるほど、東京都では超有名なエキサイティング花火・江戸川区花火大会。みなさん「鍵屋ー」「玉屋ー」の掛け声はご存知かと思いますが、その「鍵屋」の暖簾を受け継ぐ花火職人“宗家花火鍵屋”が花火打ち上げを担当します。

この江戸川区花火大会の見どころの1つに、オープニング花火があります。わずか5秒間でなんと1,000発以上の花火を打ち上げるのです。ほぼ一斉発射に近い状態で打ち上げられるオープニングは、江戸川区花火大会の名物となっています。

また、宗家花火鍵屋の特長の1つとして“ゴールデンシャワー”があります。このゴールデンシャワーとは、金銀のきらびやかな花火が夜空からシャワーのように降り注ぐことから名付けられています。もちろん、この江戸川区花火大会でもフィナーレには、絶え間なくゴールデンシャワーが降り注ぎます。

富士山の形に設置された花火に点火する大型の仕掛け花火・ナイアガラ富士も、江戸川区花火大会の名物となっています。

自宅でも快適に迫力ある“家花火”を楽しむには?

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撮影した花火動画や動画サイトにアップされている花火動画を自宅でも快適に楽しむためには、ホームシアター(花火シアター)の導入がベストです。

花火の発射音や開花音が心地いいですし、何より実際に花火会場にいるかのような臨場感を覚えます。より良い環境で家花火を楽しんでいただくために、以下のような条件をそろえることをおすすめします。

▼角部屋もしくは隣と隣接していない部屋

花火の低音再生のメインスピーカーである、サブウーファー(低音専用スピーカー)やフロントスピーカーの向きをご近所と逆方向(家のない方向)に向けて設置できれば、ある程度大きな音量でも花火を楽しめるのでベストです。

▼洋室より和室

床に直接置くサブウーファー(低音専用スピーカー)は洋室のフローリングに共鳴し、下階に影響が出やすいです。洋室よりも和室の畳の上ですと、その共鳴が比較的軽減されます。

▼部屋の広さは8畳以上

広い部屋での花火鑑賞はとても優雅な気分に浸れます。特に花火の音については、より広い部屋ですとサラウンド効果も相まって、臨場感ある花火が楽しめます。おすすめは8畳以上、10畳以上あればなおいいですね。

また以下のような条件があると、さらに楽しめます。

▼3面壁・4面壁の部屋は拡張性が高い

基本は2ch・3chのスピーカー配置でテレビ周辺に設置するホームシアターですが、3面壁の部屋ですとサイドスピーカーがつけられるので5chのスピーカー配置が構築可能です。さらに4面壁が使えますとリアスピーカーが設置できるので、7chのサラウンド配置が実現できます。花火だけでなく映画を楽しむのにも最高ですよ。(なお、多チャンネル再生は録音音源に左右されます)

※参考URL
https://www.dolby.com/jp/ja/guide/surround-sound-speaker-setup/7-1-setup.html

▼フローリングの部屋に一工夫

床に直置きするサブウーファー(低音専用スピーカー)やトールタイプのフロントスピーカーは床に直接低音が響きやすく、共鳴が気になります。「振動防止マット(ゴム材)」などを敷くことで床の共鳴を軽減できます。また床の傷防止にも役立ちますよ。

▼実は狭い部屋でもいける!?

広い部屋ばかりが花火鑑賞に適しているわけではありません。6畳・4畳半でも“家花火”は楽しめます。迫力あるサラウンド効果は失われますが、その分、全体の音量を抑えられるので隣家を気にせず夜でも楽しめます。

東日本で特におすすめしたい花火大会

そのほかにも、私が実際に見に行った花火大会で「これはぜひ見に行っていただきたい」と思う花火大会をご紹介いたします。全て超人気の大規模花火大会ですので、混雑必至です。

そのため、会場まで行くのも大変です。

もしかすると花火大会の会場の近くにも、花火が見える物件があるかもしれません。全国から人が集まってくる花火を自宅から見られたら、贅沢な気分も楽しめそうですね!

※各花火大会の開催日は2019年のものになります。
開催日は毎年変動する場合がありますので、ご確認のうえご参加ください。

全国花火競技大会・大曲の花火(秋田県大仙市)2019年8月31日(土)開催

全国花火競技大会・大曲の花火は、全国選りすぐりの花火職人が集い、その匠の技を競い合う日本最高峰の花火競技大会であり、日本三大花火の1つ。日本一美しい花火大会ともいわれるこの大曲の花火は、ただの花火大会ではありません。選ばれし花火職人だけが打ち上げることを許され、日頃の研究・努力の成果を披露する“花火の品評会”でもあるのです。

花火の品評会であるため、どの花火職人も自信作を持ち込み打ち上げますので、その1発1発は思わず息を呑むほどの美しさがあります。そして、この大曲の花火大会で最も優秀な成績をおさめた花火職人には、日本一の称号でもある“内閣総理大臣賞”が授与されます。これが大曲の花火が“日本一美しい花火大会”といわれる理由です。

また、この競技花火の合間には張り詰めた緊張を解き放つかのような壮大な花火プログラムも用意されています。中でも大会終盤に打ち上げられる“大会提供花火”は、競技花火に勝るとも劣らない大人気プログラムです。毎年テーマに沿って約5分間、2,000発以上の花火が音楽とともに打ち上げられます。この大会提供花火を見に国内外から多数ファンが訪れるほどです。オープニングからフィナーレまで、目が離せない花火競技大会です。

長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)2019年8月2日(金)・3日(土)開催

こちらも日本三大花火の1つに数えられる、“慰霊・復興・平和への祈り”をテーマに長岡市の信濃川河川敷で開催される長岡まつり大花火大会。一般的に花火大会は1日で開催されるのですが、この長岡まつり大花火大会は珍しい2日連続での開催となります。

長岡市の発展に寄与した先人を敬い、明日の発展を祈って打ち上げられる長岡まつり大花火大会では、上空で直系約650mにも広がる大輪の華“正三尺玉”が目玉となっています。しかもこの正三尺玉は2日間でなんと8発も打ち上げられます。その広がりだけでなく、耳をつんざく轟音と体で感じる衝撃波も正三尺玉の醍醐味です。

また、長岡まつり大花火大会を一躍有名にした“復興祈願花火フェニックス”は、お馴染みの平原綾香さんのJupiterにあわせて全長約2.0kmの幅で打ち上げられます。視界に収まりきらない超ワイドな花火は、自然と涙がでること間違いなし。打ち上げ場所を挟んでA会場(右岸)・B会場(B会場)と2箇所の観覧会場が用意されているのも長岡まつり大花火大会の特長です。

JR長岡駅から近いA会場では川面に映る花火が楽しめ、長岡インターに近いB会場では打ち上げ場所から近いのでダイナミックな花火が楽しめます。

土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)2019年10月26日(土)開催

全国花火競技大会・大曲の花火、長岡まつり大花火大会とあわせて日本三大花火の1つに数えられている土浦全国花火競技大会。都心からアクセスがいいこともあり、毎年100万人近い見物客が訪れる、秋の大人気花火大会です。

この土浦全国花火競技大会も、全国花火競技大会・大曲の花火と同じく、花火職人が自信作を持ち込み、その完成度を競い合う花火競技大会です。10号玉の部・スターマインの部・創造花火の部の3部門で競技が行われ、これらで最も優秀な花火職人に、花火界最高峰の賞”内閣総理大臣賞”が授与されます。

また、ピンと張り詰めた勝負の空気を和やかにする花火プログラムも多数用意されております。中でも人気なのが、大会序盤の市長挨拶後に打ち上げられるワイドスターマイン“土浦花火づくし”です。この土浦花火づくしでは、展開幅約500mに渡って、音楽にシンクロした花火“ワイドミュージックスターマイン”が打ち上げられ、見るものを魅了します。毎年10月に開催されるため、そこまで暑くなく快適に美しい花火を見ることができます。

赤川花火大会(山形県鶴岡市)2019年8月17日(土)開催

私の中では日本三大花火と同等、いやそれ以上におすすめしたい花火大会でもある“赤川花火大会”の見どころは、何といっても全国選りすぐりの花火職人の個性あふれる花火が楽しめるということです。

赤川花火大家では、大曲の花火・土浦花火と違って独自の基準を設けた“全国デザイン花火競技大会”を開催。全国から集まった各花火職人が10号玉とミュージックスターマインを打ち上げて、そのデザイン性を競い合います。王道で望む花火職人もいれば、全く新しい技術を披露する花火職人もおり、まさに色とりどり。デザイン花火競技大会の名にふさわしい花火大会です。

そして競技の合間に披露される“特別プログラム”も必見です。オープニング・ドラマチック花火・市民花火・希望の光・エンディングと4つの大型プログラムが用意されており、特にエンディングでは最大展開幅700mもの壮大なスーパーワイドミュージックスターマインが打ち上げられます。ドラマチック花火では、花火で1つの物語を作る、ストーリー性のある花火が打ち上げられ、市民花火では鶴岡市民の心を象徴するかのような美しくも情熱あふれる花火が打ち上げられます。希望の光では、東日本大震災からの復興を願い、未来を照らすかのような明るく力強い花火が打ち上げられます。

境町利根川大花火大会(茨城県猿島郡境町)2019年7月13日(土)開催

境町利根川花火大会は、数年前まではわずか数千発を打ち上げる小さな花火大会でしたが、近年メキメキと規模を急拡大。2019年はなんと23,000発もの花火を打ち上げる、全国屈指の花火大会へと成長しました。

境町利根川大花火大会の最大の特長は、“打ち上げる花火職人が全国トップクラス”である点です。茨城県を代表する古豪の花火職人でメイン花火担当・山﨑煙火製造所、全国の花火競技大会で内閣総理大臣賞を何度も受賞している花火職人・野村花火工業、その野村花火工業に負けず劣らず受賞歴多数の紅屋青木煙火店、そして今年はパステルカラーと時差式花火の第一人者・花火界のマジシャンことマルゴーが参戦し、この4社で盛大に花火を打ち上げます。まさに“四大花火職人の夢の饗宴”です。

特に注目なのは、いまや日本一の花火職人といっても過言ではない“野村花火工業”の打ち上げる花火です。10号玉(尺玉)10発とミュージックスターマインを打ち上げ、日本一の花火職人がどれだけ凄い花火を打ち上げるのか、まばたき厳禁で目を凝らしてじっくりとお楽しみください。

NARITA花火大会in印旛沼(千葉県成田市)2019年10月13日(日)開催

千葉県成田市でも全国規模の花火大会が開催されます。毎年10月に開催される“NARITA花火大会in印旛沼”です。この花火大会は他の花火大会と違いまだ12回目と、歴史の浅い花火大会ですが、歴史が浅いからこそ他の花火大会にはない見どころが目白押しです。

まずは、2017年に初登場して度肝を抜いた“成田花火タワーです。”鉄骨に花火の筒を設置、それを約40mのクレーンで吊り上げるこの成田花火タワーでは、花火が横に下に、そしてぐるぐると回ります。花火は打ち上げるもの、この概念を覆した奇想天外な花火です。

また、子どもから大人まで幅広く楽しめる“花火 de BINGO”は、会場に入る際に手渡されたビンゴカードと花火の形を照らし合わせて抜いていき、見事1列そろうと景品がもらえるという観客参加型のプログラムとなっています。

最後は“NARITA黄金伝説”。約10分間に渡る壮大なプログラムですが、これも成田特有のスタイルがあります。通常花火の打ち上げ筒は直線的に配置されますが、このNARITA黄金伝説は会場を包み込むようカーブをつけて設置されます。そこから一斉に3分間で2,000発もの花火が一斉に打ち上がり、会場を白銀の花火の世界へと包み込みます。

いたばし花火大会(東京都板橋区)2019年8月3日(土)開催

全国でも多数の花火大会が開催される8月第1土曜に、東京都板橋区で開催される“いたばし花火大会”。今年は60周年の記念大会で例年よりもパワーアップして開催されます。東京都を代表する全国的に活躍する花火職人丸玉屋小勝煙火店とホソヤエンタープライズが2社で打ち上げを担当しますが、中でも目玉なのが“尺五寸玉”の打ち上げです。

このいたばし花火大会は、川幅の広い荒川が打ち上げ会場のため、都内でも珍しい直径約45㎝の大玉花火“尺五寸玉”が打ち上げられます。上空で直径約400mにも広がる尺五寸玉は迫力満点です。今年は何と4発もの尺五寸玉が打ち上げられます。その他、芸術玉の打ち上げもあります。全国トップクラスの花火競技大会で打ち上げられるような完成度の非常に高い繊細で華麗な芸術玉が、ここ、いたばし花火大会でも打ち上げられます。また関東最長クラスの700mナイアガラ花火も必見。「どこまで続くのか?」と目で追いきれないほど長いナイアガラ花火が、荒川の川面を明るく照らし出します。

こうのす花火大会(埼玉県鴻巣市)2019年10月12日(土)開催

埼玉県下最大級でもあるこうのす花火大会は、フィナーレで“日本一重い花火玉”が打ち上げられる花火大会として有名です。その重さは何と464kgもあります。直径105cm、重さ464kgの超大玉花火が、上空約530mまで打ち上がり、直径約750mにも広がります。これだけ大きな花火が開花すると音も凄まじく、衝撃波として体で風圧を感じられるほどです。

この日本一重い花火玉が打ち上げられる直前に披露される“鳳凰乱舞(おおとりらんぶ)”も壮大なプログラムです。直径30cm、開花幅約320mの尺玉が、約4分弱で300発も打ち上げられるんです! この壮大なプログラムを見るために県外からも多くの花火ファンが来場します。

これだけ大掛かりな花火が打ち上げられるのも、「鴻巣を花火で盛り上げたい」という思いで活動されている商工会青年部の実行力と情熱があってこそ。なんと今年は国内2例目となる「カスティージョ」という、メキシコの伝統花火も披露されます。高さ30~40mの鉄骨に仕掛け花火が設置され横に下にクルクルと動き、いままで見たことない花火が皆さんをアッと驚かせます。

長野えびす講煙火大会(長野県長野市)2019年11月23日(土)開催

毎年11月23日勤労感謝の日に長野県長野市で開催される花火大会。長野えびす講煙火大会は、“日本一美しい晩秋の花火”として大人気です。秋は花火大会に絶好のコンディションというのをご存知でしょうか? 秋の空気は乾燥しているため、花火の光がとてもくっきりと見えるのです。特に長野市は気候が安定し乾いた風が流れ込むため、より一層くっきり鮮やかな花火が楽しめます。花火の中身も夏の本格的な花火大会に勝るとも劣らない、充実した内容となっています。

全国でも活躍する長野県内で有名な信州煙火と紅屋青木煙火店が打ち上げを担当しますが、この2社がそれぞれ打ち上げるミュージックスターマインは代名詞的なプログラムとなっています。“全国十号玉新作花火コンテスト”では、全国から集まった15の花火職人が独創的なアイディアで新作の10号玉を披露し合い、その完成度を競い合います。フィナーレの8号玉100連発は圧巻! 視界に収まりきらない超ワイドな打ち上げで、日本一美しい晩秋の花火を締めくくります。

神明の花火(山梨県西八代郡市川三郷町)2019年8月7日(水)開催

神明の花火は歴史のある花火大会で、もともと人気のある花火大会でしたが、近年その人気がさらに急上昇し、メディアでも多数取り上げられています。山梨県の凄腕花火職人の齊木煙火本店とマルゴーがタッグを組んで打ち上げるこの神明の花火は、色の変化に注目していただきたい花火大会です。

淡く明るい発色のパステルカラー花火と、そのパステルカラーが何度も何色にも変化する様子は、花火界のマジシャンでもある齊木煙火本店とマルゴーだからなせるわざ。特に色の変化は目が回るほどです。ひとたび花火が打ち上がれば、会場はまるで昼間のように明るく照らされ、会場は割れんばかりの歓声につつまれます。この発色のよさも神明の花火の醍醐味です。

また、山梨県下最大級の直径60cmの大玉花火・二尺玉の打ち上げも名物の1つです。花火界のマジシャンは、今年どんな花火を披露してくれるのか? マニアの私も大注目しています。

安斎幸裕

安斎幸裕花火マニア

1981年福島県二本松市生まれ、千葉県船橋市在住。花火観覧&動画撮影マニア。東日本大震災で実家が被災し気落ちしていた時、故郷の花火を間近で見て心打たれる。それ以来、国内100か所以上の花火大会を観覧、知見を広めつつ主催者・花火業者とも親交を深めている。「花火マニア」としてテレビ・ラジオに出演、新聞・WEB媒体への執筆も担当。近年では公共施設・飲食店等で花火講座も主宰、花火文化の普及活動を展開中。【花火マニア・登録商標第6134605号】

※このページの内容は、2019年7月17日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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