市川市は、自然の豊かさと都心へのアクセスのよさを兼ね備えた、子育てのしやすい街です。実際に私は市川市で子育てをしていて、広々とした公園や親子で楽しめる施設の多さに助けられています。
第二子以降の保育料無償化や子育て支援センターなど、市のサポートも手厚く安心して子育てができる環境が整っています。さらに、本八幡や妙典など、エリアごとに異なる魅力があり、家族のライフスタイルに合わせた住まい選びも可能です。
今回は、私の実体験を交えながら、市川市の子育て支援情報やおすすめのエリアを紹介します。市川市での子育てを考えている方は、ぜひ参考にしてください。市川市の物件を探す
市川市で子育て中

はじめに、市川市の概要を紹介します。
市川市の概要
市川市は東京都の隣に位置し、千葉県北西部に位置する人気のエリアです。市川市の面積は約57.45km2で、千葉県内では20位ですが、総人口は約49万人(2025年2月28日時点)と、県内でも有数の人口規模を誇ります。世帯数は約26万世帯(2025年2月28日時点)で、多くのファミリー層が暮らしています。
市川市には複数の鉄道路線が通り、東京都心へのアクセスのよさが大きな魅力です。特に、JR総武線と京成本線が主要な交通手段となり、通勤・通学に便利なエリアとして人気があります。
・JR総武線(市川駅・本八幡駅)
・東京メトロ東西線(行徳駅・南行徳駅・妙典駅)
・京成本線(市川真間駅・菅野駅・京成八幡駅・国府台駅)
・北総線(北国分駅)
・都営新宿線(本八幡駅)
・JR武蔵野線(市川大野駅)
市川市の中心駅といえば、本八幡駅です。JR総武線・都営新宿線・京成本線(京成八幡駅)の3路線が利用でき、市川市役所が位置する行政・商業の中心地でもあります。駅の周辺には、ショッピングモールや飲食店が立ち並び、日常の買い物から娯楽まで楽しめるエリアです。
本八幡駅の北に位置する京成八幡駅から少し離れると、緑が多く閑静な住宅街が広がります。この一帯は、かつて別荘地として栄えた歴史があり、その名残から広々とした敷地や高級住宅が並んでいます。
駅前は商業施設や飲食店でにぎわいを見せつつも、一歩奥へ入れば静かな住環境が広がっていることから、子育て世帯やファミリーに人気のエリアです。
わが家が子育て環境に市川市を選んだ理由
市川市は、大きく4つのエリアに分かれています。市川・八幡・国分地区、大町・北方・中山地区、鬼高・原木・二俣地区、そして行徳・南行徳地区です。
なかでも市川・八幡・国分地区は自然が多いエリアです。私はこの落ち着いた雰囲気のエリアに住んでいます。東京都心へのアクセスがいいことに加え、豊かな緑と静かな住環境が魅力で、週末には広々とした公園で子どもたちと遊べます。
こうした環境が整っていたことが、この街を選んだ大きな理由です。もともと隣の市に住んでいた私は、市川市の住みやすさをよく知っていたので、引越しを決める際に迷いはありませんでした。実際に暮らしてみて、便利さと自然のバランスが取れた快適な街だと実感しています。
実際どう?市川市の子育て

市川市の子育てに関する具体的なデータや子育て支援情報を見ながら、市川市での子育てについてお伝えします。
数字で見る市川市の子育て事情
2025年1月31日現在、市川市の総人口は約49万人で、そのうち約5.5万人が15歳未満の人口です。15歳から64歳までの人口は約30万人で、65歳以上が約10万人となっています。
隣接する松戸市の最新データでは、2024年3月31日時点での総人口は約49万人で、0歳から14歳までの年少人口は約5.5万です。15歳から64歳までの生産年齢人口は約31万人で、65歳以上の老年人口は約13万人でした。
これらのデータを基に両市の年少人口割合を比較すると、市川市は約11.1%で松戸市は約10.9%となり、同程度であることがわかります。このことから、市川市の若年層の人口割合は、周辺地域と比較して大きな差異はないといえるでしょう。
市川市では、2021年から4年連続で国の基準に基づく待機児童数ゼロを達成しています。 この成果は、保育施設の定員増加によるもので、2021年度から2024年度までの間に、認可保育所の定員が361名増加しました。
市川市は、認可保育園を中心とした保育施設の拡充に積極的に取り組んでいて、220の保育施設があります。
・ 公立保育園:20園
・ 私立保育園:132園
・ 認定こども園:12園
・小規模保育事業所:53園
・事業所内保育施設:1園
・家庭的保育施設:1園
・簡易保育園:14園
今後も計画的な整備を進めていく方針であることからも、子育て世帯が安心して暮らせる環境づくりに努めていることがうかがえます。
市川市の子育て支援情報
市川市では、子どもの健やかな成長を大切にして、子ども自身がのびのびと成長できる「子育ち」を地域全体で支えるために、「いちかわ発 子育て未来プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトの目的は、妊娠期から出産・子育て期まで、切れ目のない支援を提供することです。
取り組みの一環として、学童保育の拡充や保育施設の整備を積極的に進めていて、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりに力を入れています。また、市川市は保育施設の定員を増やし、2020年から待機児童ゼロを維持するなど、子育て世帯が安心して暮らせる体制を整えています。
ここからは、市川市が実施している子育て支援の一部を紹介します。支援内容は今後変更される場合がありますので、最新の情報は市川市の公式ホームページで確認してください。
市川市では、第二子以降の保育料を無償化する制度を実施しています。第一子の年齢は問わず、認可外保育園も対象となるのが特徴で、これは千葉県内の市では初めての取り組みです。
無償化により、第二子以降の保育料が平均で年間約26万1,000円軽減され、所得に応じて最大約80万円の負担軽減となります。市川市は、経済的な負担を減らすことで、より多くの家庭が安心して子育てを続けられる環境づくりを進めています。
市川市では、2023年(令和5年)4月から市立小中学校全55校の給食費を無償化しています。所得制限は設けず、すべての児童・生徒が対象です。これにより、小学校は年間約5万円、中学校では年間約6万円の負担が軽減されます。
子どもたちの成長を支える「食」は、将来にわたる健康の礎であり、社会全体で支えていくべき重要な取り組みです。市川市は、子どもたちが安心して栄養バランスの取れた給食を食べ、誰もが平等に充実した食の環境を享受できるように支援しています。
給食費の無償化は、経済的な負担を軽減するだけでなく、子どもたちの健やかな成長を社会全体で支えるための大切な施策です。
市川市では、18歳になるまでの子どもを対象に医療費を助成しています。対象は、市内に住民登録があり、健康保険に加入している、0歳から高校生相当年齢(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)のお子さんです。
〈医療費の助成内容〉
入院:1日300円
通院:1回300円
調剤:無料
さらに、同じ医療機関で同月内に受診した場合、入院は11日目以降、通院は6回目以降から自己負担が無料になります。この制度は、子どもが安心して医療を受けられる環境を整え、保護者の経済的負担を軽減するための取り組みです。
このように、市川市では子どもたちの健やかな成長を支えるために、充実した医療サポートを提供しています。
市川市のファミリー・サポート・センターは、地域で子育てを支え合う仕組みです。子育てをサポートする「協力会員」、サポートを受けたい「依頼会員」、子どもを預けるだけでなく預かることもできる「両方会員」で構成されています。
地域全体で子育てを支え合い、子どもも大人も心豊かに暮らせるまちづくりを目指しています。
・援助活動の内容(一時的・補助的なサポートです)
・保育施設の送迎および保育前後の一時預かり
・学童保育終了後や放課後の子どもの預かり
・急な用事や臨時の保育サポートが必要な際の一時預かり
・保護者のリフレッシュ目的での一時預かり
この取り組みは、地域のつながりを深めながら、子育て中の家庭を支える大切なサポートです。市川市は、子育てがしやすく、誰もが安心して暮らせる地域づくりを進めています。
市川市では、妊娠期から出産・子育て期までを切れ目なくサポートするために、「伴走型相談支援」と「経済的支援」を一体的に実施する事業を開始しました。
・出産応援給付金(妊娠1回につき5万円)
妊娠届出時に市川市で住民登録があり、面談を受けた妊婦に対して支給されます。
・子育て応援給付金(対象児1人につき5万円)
新生児訪問または1~2ヶ月児訪問時に面談を受けた養育者に対して支給されます。
どちらの給付金も、所得制限はありません。市川市は、妊娠から子育て期までの相談支援と経済的支援を通じて、すべての子育て家庭が安心して出産・育児に向き合える環境づくりを進めています。
参照元:市川市の補助金・助成金情報 住まいのインデックス(2025年2月18日時点)
市川市での子育て体験談

ここからは、市川市で子育てをしている私の体験談を交えながら、エリアの魅力や環境、おすすめのエリアなどを紹介します。
市川市で子育てをする魅力
市川市は4つのエリアに分けられますが、どのエリアもJR総武線・東京メトロ東西線・京成本線・京成成田空港線・北総線・都営新宿線・JR武蔵野線・京葉線が通り、都心へのアクセスが良好で通勤・通学に便利です。
駅から少し離れると、閑静な住宅街や畑・緑地が広がり、子どもと公園でのびのびと遊べるなど、都会の便利さと自然の豊かさが共存しています。
実際に住んで感じたギャップは、都心部にアクセスするには非常に便利ですが、市内移動の複雑さや不便さを感じる場面があったことでした。
外環道開通により車移動はスムーズになったものの、市内の移動には時間がかかります。例えば、エリア間の直通バスが少なかったり、北総線北国分駅から本八幡駅までの直通バスがなく、電車で京成高砂駅(東京都)を経由する必要があったりするなどです。車がない人にとっては少し面倒に感じるかもしれません。
しかし、実際に市内を頻繁に移動する機会は少ないと思いますので、そこさえ目をつぶれば快適に暮らせます。また、カーシェアやシェアサイクリングスポットが点在しているので、自宅近くにあると便利でしょう。
市川市の子育て環境
市川市は、市域の多くが住宅街ですが、住宅街の中には子どもたちが気軽に遊べる公園が点在しています。エリアによって公園の多い少ないはありますが、自然を楽しめるスポットが充実しているので、子どもと一緒に過ごす場所には困りません。
【市川市にある主な公園】
●里見公園(国府台)
江戸川沿いにある広大な公園で、桜の名所として有名です。芝生広場や遊具があり、ピクニックや子どもとの外遊びに適しています。
●大洲防災公園(大洲)
防災機能を兼ね備えた公園で、広場や遊歩道が整備されています。休日には親子連れでにぎわい、広い芝生はボール遊びにもぴったりです。
●市川市動植物園・ありのみコース(大町)
ポニーの乗馬体験や小動物とのふれあいが楽しめます。「ありのみコース」では、長いローラー滑り台で遊ぶことができ、親子で一日楽しめるスポットです。
●じゅん菜池緑地(中国分)
大きな池を囲む緑地で、散策やバードウォッチングが楽しめます。春には梅、秋には紅葉が美しく、四季折々の自然を感じられる場所です。
●行徳近隣公園(行徳)
広々とした芝生広場や遊具があり、子どもたちがのびのびと遊べる公園です。敷地内には池もあり、自然観察やお散歩にもピッタリです。
市川市の住まい事情
市川市は東京都江戸川区と葛飾区、千葉県松戸市・船橋市・鎌ケ谷市に隣接しています。各エリアの間取りごとの家賃相場を比較してみましょう。
〈1LDK・2K・2DKの家賃相場〉
市川市:10.97万円
松戸市:9.26万円
船橋市:10.20万円
鎌ケ谷市:7.47万円
江戸川区:12.49万円
葛飾区:12.35万円
〈2LDK・3K・3DKの家賃相場〉
市川市:15.69万円
松戸市:10.90万円
船橋市:13.59万円
鎌ケ谷市:7.58万円
江戸川区:17.33万円
葛飾区:17.48万円
市川市は23区に隣接しているエリアのため、千葉県内でも家賃が高めです。特に鎌ケ谷市の2LDK~3DKの家賃相場と比較すると、約8万円の差があります。しかし、利便性と自然の豊かな環境が共存する住環境のよさを考えれば、コストパフォーマンスの高いエリアではないでしょうか。
家賃参照元:LIFULL HOME'S家賃相場 千葉県(2025年2月18日時点)
家賃参照元:LIFULL HOME'S家賃相場 東京都(2025年2月18日時点)
市川市の子育て世帯におすすめエリア

ここまでお伝えしてきたように、市川市は都心へのアクセスが良好で、自然の豊かなエリアです。住宅街は閑静で落ち着いた環境が整っており、子育て世帯も安心して暮らせる街です。ここからは、市川市の中でも特におすすめのエリアを3つ紹介します。
市川市の子育て世帯におすすめエリア(1)南行徳、行徳、妙典駅周辺
市川市の南行徳・行徳・妙典駅周辺は、教育・保育施設が充実したエリアです。
南行徳駅
日本、千葉県市川市相之川4丁目17 南行徳駅
南行徳駅
〒272-0143 日本、千葉県市川市相之川4丁目17 南行徳駅
GoogleMapを表示
南行徳駅は東京メトロ東西線の駅で、都心へのアクセスが良好です。駅周辺にはスーパーやドラッグストア、家電量販店などがそろっていて、日常の買い物に便利です。
また、南行徳公園や日枝神社などの自然や歴史を感じられるスポットがあり、家族での散策に適しています。教育施設も充実しているので、子育て世帯が暮らしやすい街といえるでしょう。
行徳駅
日本、千葉県市川市行徳駅前 行徳駅
行徳駅
〒272-0133 日本、千葉県市川市行徳駅前 行徳駅
GoogleMapを表示
行徳駅も東京メトロ東西線の駅で、都心への通勤・通学に便利な立地です。駅前にはスーパーや商店街があり、買い物や外食の選択肢が多いです。
行徳駅前公園や南沖公園など、公園が多く、子どもたちが安全に遊べる環境が整っています。学校や保育施設も近隣に多いため、教育環境も良好です。
妙典駅
日本、千葉県市川市富浜1丁目2 妙典駅
妙典駅
〒272-0115 日本、千葉県市川市富浜1丁目2 妙典駅
GoogleMapを表示
妙典駅は東京メトロ東西線の中で最も新しい駅で、駅前には大型ショッピングモールのイオン市川妙典店があり、買い物や映画鑑賞などを楽しめます。
朝のラッシュ時には始発電車があり、座っての通勤・通学が可能です。また、江戸川河川敷が近く、自然を感じながら散策やジョギングを楽しめるでしょう。教育施設も充実しているので、子育て世帯に人気のエリアです。
これらのエリアは都心へのアクセスがよく、充実した商業施設と豊か な自然環境、教育施設がそろい、子育て世帯にとって非常に住みやすい環境といえます。
市川市の子育て世帯におすすめエリア(2)国府台~北国分駅周辺
国府台駅
日本、千葉県市川市市川3丁目30 国府台駅
国府台駅
〒272-0034 日本、千葉県市川市市川3丁目30 国府台駅
GoogleMapを表示
北国分駅
日本、千葉県市川市堀之内3丁目21 北国分駅
北国分駅
〒272-0837 日本、千葉県市川市堀之内3丁目21 北国分駅
GoogleMapを表示
国府台駅から北国分駅周辺は、自然環境や教育施設が充実し、子育て世帯に人気のエリアです。自然環境は江戸川沿いの豊かな自然や歴史的な名所があます。
市川市全体で保育園や小中学校などが充実していて、子育て支援も積極的に行われています。交通アクセスは、国府台駅は京成本線、北国分駅は北総線が利用でき、都心まで約40 分と便利です。
生活利便性も高く、北国分駅周辺にはスーパーやドラッグストアなどが充実しています。さらに、治安やコミュニティも良好で、子育て世帯が多く、安心して暮らせるでしょう。総じて、自然・教育・交通・生活環境が整ったエリアです。しかし北国分周辺は、小学校が少し離れているので、距離を確認する必要がありそうです。
市川市の子育て世帯におすすめエリア(3)本八幡駅周辺
本八幡駅
日本、千葉県市川市八幡2丁目16 本八幡駅
本八幡駅
〒272-0021 日本、千葉県市川市八幡2丁目16 本八幡駅
GoogleMapを表示
本八幡駅周辺は、子育て世帯に多くの利点があるエリアです。公立・私立の小中学校や塾がたくさんあります。
JR総武線・都営新宿線・京成本線の3路線を利用でき、駅周辺には商業施設が充実していることから、休日のお出かけにも困りません。
自然・便利さ・子育て支援の三拍子がそろった魅力的な街
市川市は、本八幡や妙典のような便利でにぎやかな街から、国府台や北国分のような自然が豊かで落ち着いた住宅街まで、多彩なエリアがあります。都心へのアクセスが抜群で、JR総武線や東京メトロ東西線、京成本線や北総線などが使えるので、通勤や通学、子どもとのお出かけにも便利です。
さらに、市川市は子育て支援にも力を入れていて、保育施設の充実や第2子以降の保育料無償化など、家族にうれしい制度が整っています。
自然も利便性もどちらも大切にしたい方は、市川市をぜひ候補に入れてみてください。きっと、家族みんなが暮らしやすい場所が見つかるはずです。
[clink id="1593" type="button"][/clink]公開日:










