墨田区は東京スカイツリー®や両国国技館など、観光地が多いことで有名です。日々の賑わいを見せる半面、住みやすさについてはどうなのだろうかと思う方もいるのではないでしょうか。
私が墨田区に住んで分かったことは、落ち着いた住環境ながらも、利便性に優れた地域だという点です。
複数の電車が乗り入れる墨田区は、都心への移動がスムーズに行えます。また、エリアごとに大型商業施設もそろっているので、ショッピングにも困りません。さらに川沿いの広々とした開放感や豊かな自然は、ゆったりと暮らしたい人におすすめの環境です。墨田区の物件を探す
今回は居住歴3年、下町が大好きな私が、墨田区の住みやすさについて紹介します。魅力満載のエリアですので、ぜひ住まい選びの参考にしてください。
墨田区はどんなところ?基本情報

墨田区周辺には観光で訪れたことがあっても、住みやすさについては不明瞭な部分も多いです。まずは墨田区の基本情報から見ていきましょう。
墨田区の概要
墨田区は東京都の東部に位置し、隅田川や荒川といった水路に挟まれた地域です。面積は13.77km2、東京23区内では17番目の広さです。区内にある駅ごとの距離は遠すぎず、徒歩や自転車でいろいろなエリアに移動することが可能です。
また、近年では人口増加についても話題となりました。2019年から2024年の5年間で、墨田区の人口は約1.3万人増え、28万人を超えました。
人口が増加した理由として挙げられるのが、交通の利便性でしょう。計8路線が乗り入れており、都心への移動はもちろんのこと、成田や羽田といった空港にも出やすく、多方面にアクセスしやすい立地です。
また、墨田区は新型コロナ対策でも関心を集めました。ワクチン接種券の素早い配布など、「墨田区モデル」と呼ばれた対応は注目すべき点でしょう。これにより、安心安全に暮らせる地域、というイメージが強くなりました。
墨田区の住みやすさ
ここからは、私が感じる墨田区の住みやすさを3つに分けて説明します。
まずは商業施設が多い点です。東京スカイツリー®の近くには、飲食店や衣料品だけでなく、生活必需品も購入できる東京ソラマチがあります。幅広い世代に人気の錦糸町は、ショッピングに加え、映画館などの娯楽を楽しめる場所も人気です。
墨田区はそれほど広くないため、最寄りの駅に大きな商業施設がなくても不自由に感じません。本所エリアに住む私は、趣味の散歩をいかして徒歩で押上・両国・錦糸町に出向いています。また、墨田区内を走る循環バス「すみまるくん・すみりんちゃん」でも各所へ移動可能です。
なるべく遠出をせずに近場で買い物を済ませたい人や、休日を家の近くで過ごしたい人にぴったりのエリアでしょう。
墨田区を管轄する本所警察署と向島警察署の「過去5年間の刑法犯の推移」を確認してみました。本所警察署は2019年1,639件から2023年1,487件、向島警察署は2019年723件から2023年663件と、5年前よりも犯罪件数が減少傾向にあるようです。
心配される理由のひとつに、華やかな繁華街があります。夜遅くまで開いているお店は便利な半面、トラブルが起こる可能性も高いでしょう。どの地域でも共通することですが、深夜は注意することが安全につながります。
墨田区では住みやすい街を目指すべく、警察車両による防犯パトロールや街頭への積極的な防犯カメラの設置を行っています。町内会や商店街と連携して、街全体の安全対策に取り組むスタイルは、住民にとって大きな安心です。
墨田区でなによりも魅力に感じているのは、のんびりとした住環境です。下町エリアなので、古くからの住民も多く、住宅街はゆったりとした空気が流れています。マンション住まいの私も、近所の方に快く受け入れていただき、すぐに馴染めました。
また、近くを流れる隅田川や荒川の川沿いは、そこでしか味わえない開放感があります。春には桜、夏には花火大会と、楽しみが増えるに違いありません。
墨田区の住まい事情

ここからは、墨田区の物件情報やエリアごとの特徴について紹介します。
墨田区の一人暮らし向け物件の家賃相場
まずは一人暮らし向け物件(ワンルームから1DK)の、エリア別平均家賃相場を見ていきましょう。
墨田区:9.97万円
台東区:11.02万円
江東区:10.33万円
葛飾区:6.99万円
江戸川区:7.53万円
家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 東京都(2024年4月5日時点)
千葉県に近い葛飾区や江戸川区に比べると墨田区の家賃相場は高くなりますが、浅草や豊洲を含む台東区、江東区よりは低くなっています。
ちなみに、墨田区の間取り別家賃相場は以下のとおりです。
ワンルーム:9.47万円
1K:9.50万円
1DK:12.10万円
家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 墨田区(2024年4月5日時点)
このように、都心のメリットを受けながら、家賃が抑えられる墨田区は穴場のエリアだと感じます。
墨田区のファミリー向け物件の家賃相場
つぎに、墨田区のファミリー向け物件(2LDK~3DK)のエリア別賃貸相場を見てみましょう。
墨田区:20.94万円
台東区:22.44万円
江東区:23.99万円
葛飾区:20.15万円
江戸川区:17.05万円
家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 東京都(2024年4月5日時点)
一人暮らし物件と同様に、墨田区の家賃相場は周辺エリアと比較して、中間的な相場となっています。ご家族での住み替えをご検討中の人にも、注目のエリアといえます。
ちなみに、墨田区の間取り別家賃相場は以下のとおりです。
2DK:17.69万円
2LDK:20.94万円
3LDK:25.46万円
家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 墨田区(2024年4月5日時点)
墨田区の住みやすいエリアの特徴と魅力

ここからは、墨田区の特徴をエリアごとに解説します。ご希望の生活スタイルを想定しながら、ご覧ください。
便利で落ち着いた住宅地を求める人には「曳舟」エリア
墨田区北部に位置する曳舟は、東武スカイツリーラインと京成押上線が利用でき、ファミリー層に人気のエリアです。隅田川を渡れば浅草にも遊びに行けるので、休日の楽しみも増えるのではないでしょうか。
日常の利用に便利なのが、駅前にある大きなイトーヨーカドーです。充実した食料品フロアはもちろんのこと、広さ400m2の無印良品は住民にとって実用的な施設となっています。
施設情報:イトーヨーカドー曳舟店
所在地:東京都墨田区京島1-2-1
アクセス:曳舟駅徒歩約1分
営業時間:10:00~21:00
曳舟駅から徒歩約7分のキラキラ橘商店街にはお惣菜やベーカリー、八百屋など日常生活に欠かせない店舗が充実しています。全長約470メートルの大きな商店街です。
駅から向島方面に徒歩約13分の場所には、観光名所としても有名な向島百花園があります。四季折々の花々や、職人によって整えられた庭園は、お散歩コースとしてもおすすめです。
曳舟駅は東武亀戸線で亀戸方面への移動も可能です。複数路線の乗り入れは、住みやすい理由といえるでしょう。
忙しくても毎日の買い物を楽しみたい人には「押上」エリア
多方面へのアクセスができ、駅周辺に商業施設がそろう押上は、毎日忙しく生活されている人におすすめのエリアです。
交通面では東京メトロ半蔵門線や都営地下鉄浅草線のほか、計4路線が乗り入れ、利便性に優れます。渋谷などの都心はもちろんのこと、千葉方面への移動も可能です。
駅直結の東京ソラマチは、観光客だけでなく、地元住民にとっても重要な拠点となっています。グルメやファッションに加えて、ドラッグストアや大型書店など、生活に密着した店舗の存在も人気の理由です。また、施設内には水族館やプラネタリウムもあるので、アクティビティも楽しめるスポットです。
施設情報:東京ソラマチ
所在地:東京都墨田区押上1-1-2
アクセス:押上駅直結
営業時間:10:00~21:00(店舗により異なる)
さらに、駅前のセントラルスクエアには大型スーパーのライフやニトリが入っています。仕事帰りに駅周辺で生活必需品を購入できるのは、忙しい人にとって嬉しいところです
都会的で利便性のある暮らしを求める人には「錦糸町」エリア
錦糸町にはPARCOやマルイといった人気ショップをはじめ、駅周辺だけで計5つの大型商業施設が立ち並びます。暮らしに役立つ施設が多く、住みやすいです。
北口のアルカキット錦糸町には、ユニクロやDAISOといった人気ショップが入っています。地下1階にはスーパーもあるので、日用品や食料品をまとめて購入できるのが便利です。
施設情報:アルカキット錦糸町
所在地:東京都墨田錦糸2-2-1
アクセス:錦糸町駅徒歩約1分
営業時間:10:00~21:00(店舗により異なる)
ファミリー層にはオリナスもおすすめです。最新ゲームがそろうアミューズメントスポットや映画館もあり、一日中楽しめる施設になっています。ファッションやインテリアも充実しているので、女性にも人気です。近くには墨田区有数の広さを誇る錦糸公園があり、子どもたちが元気に遊ぶ様子を見かけます。
施設情報:オリナス錦糸町
所在地:東京都墨田区太平4-1-2
アクセス:錦糸町駅徒歩約5分
営業時間:10:00~21:00(店舗により異なる)
錦糸町からJR総武線に乗れば新宿まで約26分、東京メトロ半蔵門線で渋谷まで約29分と、乗り換えなしで都心まで移動できます。JR総武線の快速に乗れば東京駅まで約8分で移動でき、出張や旅行が多い方にもおすすめの立地です。
下町らしいゆったりとした生活を好む人には「菊川」エリア
菊川は下町らしい落ち着いた住環境が魅力のエリアで、新宿までは都営地下鉄新宿線で約20分の距離です。また、4つ隣の岩本町から秋葉原は徒歩圏内のため、ショッピングにも困りません。
駅周辺には飲食店やカフェなどが並びますが、一本路地に入ると閑静な住宅街が広がります。喧騒から離れて生活したい人やファミリー層におすすめのエリアです。
菊川には便利な大型スーパーが2つあります。人気の高いオオゼキは、新鮮な食材と豊富な品ぞろえが魅力のスーパーです。毎月7日には「オオゼキの日」として特売が行われるなど、さまざまなイベントが開催されています。
駅から徒歩約4分のライフは、食料品だけでなく、日用品や衣料品まで購入できるスーパーです。24時まで営業しているので、帰宅時間が遅い人も助かりますね。
菊川には大横川と小名木川という2つの川が流れており、景観も素晴らしい場所です。川沿いでのランニングや、春にはきれいな桜を楽しめます。清澄白河も近いので、お散歩好きな人には特におすすめのエリアです。
あちこちにお出かけしたい人には「本所吾妻橋」エリア
浅草・押上・両国・蔵前と、人気エリアの中心に位置するのが本所吾妻橋です。散歩や自転車での移動が好きな人にとって、行動範囲が広がり、楽しみが増すエリアといえるでしょう。
アクセスの面では都営地下鉄浅草線を利用可能です。品川や羽田といった主要エリアまで乗り換えなしで移動できるのが、大きな魅力です。
駅周辺には牛丼店やカレー店など、単身者からファミリー層まで幅広く楽しめる飲食店が並びます。行列の絶えないモンブランは、下町ならではの洋食が人気のレストランです。看板メニューのハンバーグは定期的に食べたくなる味です。
遠くから買いにくるファンも多いのが、塩パン屋パン・メゾン。近くを歩くとバターのいい香りが漂っていて幸せな気持ちを味わえます。
駅から徒歩約5分の場所には隅田公園があります。面積約8万m2の広い敷地を誇り、運動やピクニックを楽しむ人々で賑わっている公園です。鉄道高架下の再開発でオープンした、東京ミズマチが敷地内にあるのも魅力です。ショッピングをしたり緑をながめながらコーヒーを飲んだりと、心地よい時間が過ごせるでしょう。
都心のメリットと風情ある暮らしが欲しい人には「両国」エリア
両国国技館や江戸東京博物館で有名な両国は、日本を代表する人気観光地であり、住みやすい環境が整っています。
両国を通るJR総武線では、新宿や秋葉原への移動が可能です。都営地下鉄大江戸線では門前仲町や清澄白河といった注目エリアにも行けます。さらに、自転車があれば浅草や日本橋にも足をのばせるため、交通の利便性は高いといえるでしょう。
駅付近には観光地らしく、グルメを堪能できる場所が豊富です。横綱横丁はちゃんこ鍋店や老舗居酒屋などの下町らしい名店が並び、地元住民からも愛される飲食街です。両国江戸NORENは旧駅舎を改装した商業施設で、食だけでなく江戸文化を意識した内装も楽しめます。人気のベーカリーもあり、日常的に通える場所です。
施設情報:両国江戸NOREN
所在地:東京都墨田区横網1-3-20
アクセス:両国駅西口直結
営業時間:店舗により異なる
駅前にはスーパーやドラッグストアなど、生活必需品が購入できる店舗もあります。仕事帰りに気軽に立ち寄れるのがとても便利です。
さらに、のびのびとした街の雰囲気も両国エリアの魅力です。開放感抜群の隅田川テラスでは広い隅田川をながめながら散歩ができます。下町情緒あふれる風景も楽しめますよ。
墨田区は住みやすい環境がそろう便利な街
墨田区での暮らしは、下町ならではの温かさがあふれています。昔懐かしい街並みやゆったりとした空気感は、帰ってくるたびにほっとできる場所となるでしょう。
また、歴史的観光地や人気の商業施設など、注目すべきスポットもたくさんあります。ファミリー向けの大型施設も多いことから、お子さんのいるご家庭でも安心して生活できるエリアです。
さらに渋谷や新宿といった都心にも出やすく、交通面でも利便性が高いです。便利な環境で暮らしたいとお考えの方は、墨田区での暮らしを検討してみてくださいね。
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