23区内で最も人口の多い東京都世田谷区に位置する桜新町駅は、東急田園都市線が乗り入れています。桜新町駅から渋谷駅までは約10分、二子玉川駅までは約5分という好立地にあり、駅の南側には主要道路である国道246号も通っているため、交通の利便性が高いエリアです。
桜新町駅周辺は、都心部へのアクセスが便利な立地ながらも、駅そのものは国道246号から1本入った旧大山街道沿いに位置しているため、閑静で落ち着いた雰囲気があります。日常生活に欠かせないスーパーやコンビニエンスストアなどが駅周辺にそろっているだけでなく、エリア全体の閑静な雰囲気に合うおしゃれなカフェも多いので、休日は近場でゆったりと過ごすことも可能です。桜新町駅の物件を探す
この記事では、桜新町駅周辺に4年間住んでいた私の体験談をもとに、エリアの魅力や特徴を紹介します。ファミリー世帯はもちろんのこと、単身者や二人暮らしの方も住みやすいエリアなので引越しを検討中の方はぜひ参考にしてください。
桜新町駅周辺の基本情報

東急電鉄が発表している2022年度乗降人員によると、桜新町駅の1日平均乗降者数は61,954人で、そのうちの36,103人が定期利用者でした。平均乗降者数の半数以上が定期利用者であることから分かるように、桜新町駅は通勤や通学などによる利用者が多いようです。
実際に桜新町駅を出て少し歩くと、すぐに一戸建てや低層マンションが立ち並んでおり、駅周辺には居酒屋よりもスーパーやファストフード店、コンビニエンスストアが集まっており、単身者や二人暮らし、ファミリー世帯の多いエリアであることが窺えます。
旧大山街道沿いに位置する桜新町駅周辺は、近隣のエリアとは異なり国道246号や首都高速3号渋谷線が通っていないため、比較的車通りも少なく、抜け感のある明るい雰囲気が印象的な街です。
桜新町駅周辺に住んだきっかけ・選んだ決め手

私が桜新町駅周辺に住んだきっかけは、大学にアクセスしやすい引越し先を探していたことでした。上京したばかりで土地勘がなく、大学までのアクセスや都心部へのアクセスのよさを重視してエリアを絞っていたところ、桜新町駅が候補の1つとして挙がりました。
大学までのアクセスと都心部へのアクセスのよさという2つの条件を満たすエリアはいくつかありましたが、最終的に桜新町駅周辺を選んだ決め手は、駅周辺やエリア全体の落ち着いた雰囲気です。
もともと私は、最も重要視していたアクセスのよさを重視すると落ち着いた場所への引越しは難しいと予想していました。しかし、桜新町駅は渋谷駅までたった4駅という近さながら、そのことを忘れるような閑静な住宅街が広がっていることに驚いたことを覚えています。
また、スーパーやコンビニエンスストア、飲食店といった生活に欠かせない場所も駅のすぐ近くにあるので、帰宅時にわざわざ遠回りをする必要がない動線のよさも魅力を感じた点です。
桜新町駅周辺の住みやすさ

桜新町駅は駅を出てすぐ目の前の通り沿いが桜並木となっており、春には駅周辺が桜のピンク色に染まります。桜新町はサザエさんの作者と縁のある街なので、駅周辺ではサザエさん一家の銅像やイラストを目にすることもでき、ホッと心を和ませる光景が広がっています。
ここでは、桜新町駅周辺の住みやすさについて、私の体験談を交えながらご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
(1)桜新町駅周辺の交通利便性
桜新町駅に乗り入れている路線は東急田園都市線のみですが、路線数の多い渋谷駅には約10分で到着するので路線数が一線のみだからと不便さを感じたことはありません。桜新町駅には各駅停車と準急列車が停車するので通常は6~7分間隔で電車が到着し、外出時はとても便利でした。
1つ難点を挙げるならば、通勤・通学ラッシュと帰宅ラッシュの時間帯は改札内や電車がとても混雑する点です。しかし、ラッシュの時間帯には2~3分間隔で次々と電車が到着するのに加えて、渋谷駅まで4駅という距離なので、混雑に対するストレスはほとんど感じませんでした。
時間に余裕がある際は、電車本数の多さを利用して、1~2本ほど見送ってから乗るなどの混雑対策を取ったこともあります。
乗り入れ路線が一線のみのため、桜新町駅を中心とした南北エリアへと向かう際は、二子玉川駅もしくは三軒茶屋駅での乗り換えが必要です。駅周辺には南北エリアをつなぐバスも運行しているため、行先に合わせて使い分けるといいでしょう。
(2)桜新町駅周辺の買い物・飲食店事情

桜新町駅から徒歩10分圏内にあるスーパーを紹介します。
・「ピーコックストア」徒歩約1分
・「自然食品F&F」徒歩約3分
・「フーズマーケットさえき」徒歩約4分
・「成城石井」徒歩約2分
・「まいばすけっと」徒歩約3分
・「ムスビガーデン」徒歩約3分
・「ライフ」徒歩約8分
・「サミット」徒歩約10分
駅付近のスーパーは小型店が中心ですが、普段使いや帰宅途中に立ち寄るには十分な品ぞろえです。徒歩5分圏内だけでも複数のスーパーが立ち並び、ムスビガーデンや自然食品F&Fなどのオーガニック食品が充実しているスーパーもあるので、買い物の用途に合わせて使い分けられます。
桜新町駅周辺のスーパーの中ではライフが最も大きい店舗で、120台を収容できる駐車場が併設されています。そのため、桜新町駅周辺の住民に限らず、近隣エリアから車で訪れている方も多く見受けられ、土日になると駐車場の空きを待つ車の列ができる光景を見かけることが多いです。
桜新町駅周辺で生活するのであれば、休日にライフでまとめ買いをし、足りないものを帰宅途中のスーパーで買い足すというルーティーンが便利でおすすめです。
<桜新町駅から徒歩5分圏内の主なチェーン店>
・マクドナルド
・ケンタッキーフライドチキン
・カレーハウス CoCo壱番屋
・松屋
・ロイヤルホスト
・ミスタードーナツ
・サーティワンアイスクリーム
・タリーズコーヒー
・スターバックスコーヒー
・ドトールコーヒーショップ
桜新町駅周辺は、徒歩5分圏内に飲食店が充実しており、上記のチェーン店のほかにも個人経営のレストランや居酒屋、ベーカリーなどもあります。そのため、休日や仕事帰りの食事に困ることはなく、反対に種類が多くてどこにするか悩んでしまうほどです。
2023年9月には西口から徒歩約1分の位置にSoup Stock Tokyoが、10月には表参道で人気のベーカリー、アマムダコタンのセカンドブランドであるdacō(ダコー)がオープンしました。このように、駅周辺の充実度はますます高まっているように感じます。
(3)桜新町駅周辺の自然

駅を出るとすぐに住宅街が広がっている桜新町駅周辺には、広々とした大きな公園よりも近所の子どもたちが遊ぶのに丁度いい大きさの公園が点在しています。
<桜新町駅から徒歩10分圏内にある公園>
・世田谷区立世田谷新町公園 徒歩約2分
・世田谷区立新町南公園 徒歩約7分
・世田谷区立桜新町さくらっ子公園 徒歩約5分
・世田谷区立弦巻どんぐり山公園 徒歩約9分
桜新町駅近辺には大きな公園はありませんが、桜新町駅の北西方面には馬事公苑、隣駅の駒沢大学駅には駒沢オリンピック公園、同じく隣駅の用賀駅には都立砧公園といった自然を楽しめる広々とした公園があります。いずれも自転車であれば桜新町駅から10分ほどの距離となっており、気分に合わせて3つの公園から行先を選べるのは桜新町駅周辺ならではのメリットです。
また、桜新町駅周辺の自然といえば、駅を出てすぐ目の前を通る旧大山街道沿いの桜並木が有名です。春になると満開の桜で駅周辺がピンク一色に染まるので、手軽にお花見気分を味わえます。
(4)桜新町駅周辺の公共施設

世田谷区は大きく5つに分かれており、桜新町駅周辺は世田谷地域と玉川地域が混在するエリアです。総合支所は5つの地域それぞれに設置されているため、世田谷地域であれば世田谷総合支所、玉川地域であれば玉川総合支所を利用することになります。
玉川総合支所は等々力駅にありますが、用賀駅にも玉川地域管轄の用賀出張所があるため、手続きの内容によってはこちらを利用するのもおすすめです。
一方、世田谷総合支所は田園都市線の三軒茶屋駅で世田谷線に乗り換えた先の世田谷駅にあるため、玉川総合支所に比べるとややアクセスに手間がかかります。そのため、基本的な手続きは三軒茶屋駅にある太子堂出張所を利用すると便利です。
桜新町駅から徒歩で北に10分ほどの場所に、世田谷区立中央図書館があります。館内にはプラネタリウムが併設されており、大人も子どもも楽しめるプログラムを投影しています。プログラムは一般向け投影と幼児から小学校低学年向けのちびっこタイムの2種類あり、週末にはプラネタリウムを目的とした子どもたちが多く集まる人気の施設です。
(5)桜新町駅周辺の治安
桜新町駅は住宅街が広がるエリアということもあり、日中はもちろんのこと、夜間の人通りも決して少なくありません。夜間に駅周辺を歩いている際には同じ帰宅途中の方を見かけることが多く、私も住んでいて怖い思いをした経験や不安を感じたことはありませんでした。
桜新町駅周辺が管轄の玉川警察署が発表した過去5年間の刑法犯の推移によると、2018年は1,322件だった総件数が2022年には755件となっており、年々減少傾向です。
警察官のパトロールだけでなく、駅周辺では地域住民の方によるパトロール姿もよく見かけていたため、住んでいてとても安心感がありました。
(6)桜新町駅周辺の病院事情
桜新町駅周辺は駅を出て徒歩5分圏内に、内科から小児科まで複数の病院やクリニックがそろっているため、帰宅途中に立ち寄りたい場合もわざわざ遠くまで足を運ばずに済みます。
<桜新町駅周辺の主な病院>
・内科 10件以上
・外科 3件
・眼科 3件
・歯科 7件
・皮膚科 3件
・婦人科 1件
・小児科 4件
夜間・休日対応をしている病院は、桜新町駅から北方面に歩いて20分ほどの場所にある世田谷中央病院、隣駅の駒沢大学駅にある東京医療センターと駒沢病院となっています。いずれも自家用車やタクシーを利用すると桜新町駅から約10分で到着するので、急な病気やケガをした場合も安心です。
また、病院事情とともに気になるのが調剤薬局の数ですが、駅周辺には徒歩10分圏内に調剤薬局が10件以上あり、そのうち4件はドラッグストアも併設しています。ドラッグストアは駅を中心に東西南北に1店舗ずつあるため、どの方面に住んだ場合も立ち寄りやすく便利です。
(7)桜新町駅周辺の家賃相場
それでは、桜新町駅と両隣にある駅の家賃相場を比較してみましょう。
<桜新町駅周辺の家賃相場>
・1DK:10.96万円
・1LDK:14.45万円
・2LDK:21.95万円
参照元:LIFULL HOME'S家賃相場 桜新町駅(2024年1月30日時点)
<駒沢大学駅周辺の家賃相場>
・1DK:11.98万円
・1LDK:16.59万円
・2LDK:26.26万円
参照元:LIFULL HOME'S家賃相場 駒沢大学駅(2024年1月30日時点)
<用賀駅周辺の家賃相場>
・1DK:11.38万円
・1LDK:17.98万円
・2LDK:25.73万円
参照元:LIFULL HOME'S家賃相場 用賀駅(2024年1月30日時点)
両隣の駒沢大学駅と用賀駅は、桜新町駅と同じく各駅停車と準急行列車の停車駅ですので、駅の利便性に関する条件は大きく変わりません。しかし、桜新町駅周辺はほかの2駅と比べると家賃相場が最も安く、駅周辺の充実度や都心部へのアクセスのよさも含めると、非常にコストパフォーマンスの高いエリアだと感じます。
(8)桜新町駅周辺の好きなところ

私が桜新町駅周辺で好きなところは3つあります。1つ目は都心部へのアクセスのよさ、2つ目はエリア全体の閑静で落ち着いた雰囲気、そして最後は駅周辺が充実しているところです。
中でも、渋谷駅まで約10分という都心部へのアクセスのよさは桜新町駅の大きな魅力です。また駅近くには国道246号も通っており、電車でも車でも都心部へアクセスしやすいので、ファミリー世帯だけでなく、二人暮らしの方にも便利な点ではないでしょうか。
このように都心部に近い場所に位置しながらも、旧大山街道沿いにエリアが広がっているため、国道246号沿いと比べると車通りも少なく、喧騒を感じさせない落ち着いた雰囲気があります。駅周辺には話題のお店やおしゃれなカフェなども続々とオープンしており、今後の発展がますます楽しみです。
桜新町駅周辺は交通の利便性と穏やかな住環境を求める方におすすめの街

この記事では、私の体験談をもとに桜新町駅周辺の魅力や特徴をご紹介してきました。
桜新町駅は都心部へのアクセスに優れているという利便性と、都会の喧騒を忘れられる落ち着いた雰囲気を持ち合わせているので、交通の利便性や住環境にこだわりたい方にピッタリな街だと感じます。駅周辺にはスーパーや飲食店も多く、日常的な買い物で事欠くことはありません。
また、駅周辺にはおしゃれなカフェやベーカリー、洋菓子店などがあるので、休日には駅周辺を散歩しながら、カフェ巡りやお気に入りのお店を探してみるのはいかがでしょうか。
引越し先に都心部へのアクセスのよさや落ち着いた住環境を求めるのであれば、ぜひ桜新町駅周辺を検討してみてください。
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