武蔵小杉駅周辺は、近年「タワーマンションがそびえ立つ都会的な街」といった印象が強いかもしれません。しかし自然も多く歴史もある、魅力たっぷりの街です。
そこで今回は、川崎市在住40年以上、武蔵小杉駅周辺に日常的に遊びに出かけている私が、地元住民の目線でおすすめの散歩スポットをご紹介します。ぜひ楽しんでご覧いただき、休日散歩の参考にしてくださいね。武蔵小杉駅の物件を探す
※掲載情報は執筆時点のものです。営業時間などが変更になる場合があるため、お出かけ前に公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
武蔵小杉の基本情報

武蔵小杉駅は川崎市中原区の中心的な駅で、JR南武線・湘南新宿ライン・横須賀線・相鉄直通の4路線と、東急東横線・目黒線の計6路線が乗り入れる一大ターミナル駅です。さらに、日吉駅と新横浜駅を結ぶ東急新横浜線が開業したことで、新幹線が発着する新横浜駅まで乗り換えなしの1本で行けるようになり、アクセス面の利便性はますます向上しました。その圧倒的な利便性と暮らしやすさから、LIFULL HOME’Sが毎年発表している首都圏版「住みたい街ランキング」でも常に上位の常連となっており、幅広い世代から高い支持を集め続けている街です。
「武蔵小杉」という駅名の由来は、かつての地名である「小杉」に旧国名である「武蔵」の名が合わさり、名付けられました。現在の武蔵小杉駅周辺は、多摩川周辺の水辺や緑地の自然を生かしつつ、再開発による新しいまちづくりが進んでいます。洗練された利便性と豊かな自然が美しく調和している点が、この街ならではの大きな魅力です。
武蔵小杉のおすすめ散歩スポット
JR武蔵小杉駅の北口方面と東口方面には、どちらの徒歩圏にもそれぞれ散歩にぴったりのスポットが点在しています。今回は東口から出発する(1)~(6)、北口から出発する(7)~(11)の計11ヶ所のおすすめ散歩スポットについて紹介します。都会的な再開発エリアと、古き良き下町の情緒や歴史、そして豊かな自然という、武蔵小杉が持つ多彩な表情を散策しながら体感してみましょう。
武蔵小杉の散歩スポット 1 グランツリー武蔵小杉
武蔵小杉駅東口を出発して、現在の武蔵小杉のランドマークともいえるタワーマンション群を横目に、まずはグランツリー武蔵小杉に向かいます。駅前の美しく整備された歩道は歩きやすい反面、時間帯によっては人通りが非常に多くなるため、周囲に少し気を配りながら歩くのが散歩を快適に楽しむコツです。

専門店とイトーヨーカドーが入る4階建ての巨大ショッピング・モール、‘‘グランツリー武蔵小杉‘‘のブランドロゴは、「街のシンボルとなる1本の大きな樹」がモチーフです。掲げているテーマどおり、武蔵小杉でショッピングといえば“ここ”という存在であり、連日若い世代のファミリーを中心に賑わっています。

4階には次世代型デジタルテーマパークであるTOYLO PARK(トイロパーク)、屋上には日本最大級の屋上遊園「ぐらんぐりんガーデン」があります。ショッピングだけでなく、親子連れの遊び場や近隣住民の憩いの場としても人気です。散歩の途中に緑豊かな屋上で、心地よい風を感じながらひと休みするのもおすすめですよ。
名称:グランツリー武蔵小杉
住所:神奈川県川崎市中原区新丸子東3丁目1135番地1号
アクセス:東京急行電鉄・JR東日本「武蔵小杉」駅徒歩4分
大型商業施設がすぐ身近にある生活は、日々の買い物や休日のリフレッシュをとても豊かにしてくれます。グランツリー武蔵小杉周辺の洗練された街並みが気に入った方は、このエリアの物件情報をチェックして、実際の暮らしをイメージしてみてはいかがでしょうか。
賃貸タワーマンションを探す武蔵小杉の散歩スポット 2 冒険の森・交流の庭
少し落ち着いた場所でゆっくりしたいという場合には、グランツリー武蔵小杉からほど近い場所にある冒険の森・交流の庭がおすすめです。タワーマンションの足元に広がるこのエリアは、敷地を囲む木々が美しい木陰を作り出しており、夏場でも涼やかな空気が流れています。

冒険の森・交流の庭はタワーマンションの敷地内にある共用施設ですが、公開空地となっており住民以外にも開放されています。買い物に疲れたときに休憩していると、いつも賑やかな武蔵小杉にこんなに静かな場所があったのかと不思議な気持ちになります。

敷地内にはベンチも美しく配置されており、お気に入りの本を読んだり、散歩の途中でテイクアウトしたコーヒーを飲みながら息抜きをしたりするのに最適です。近代的な建築と豊かな植栽が一体となった、武蔵小杉らしい先進的な住環境を肌で感じることができます。
名称:パークシティ武蔵小杉 ステーションフォレストタワー内 冒険の森・交流の庭・木もれ日の広場(公開空地)
住所:神奈川県川崎市中原区新丸子東3-1100-15
公開空地などの豊かな緑に囲まれたタワーマンションでの暮らしは、都会にいながら自然を身近に感じられる贅沢な選択肢です。こうした洗練されたマンション型ライフスタイルに興味が湧いた方は、周辺の相場や物件情報を一度のぞいてみてください。
管理状態の良い中古マンションを探す武蔵小杉の散歩スポット 3 こすぎコアパーク・&bird(アンドバード)
グランツリー武蔵小杉以外にも、武蔵小杉駅の周辺には数々のショッピングスポットがあります。その一角である東急線の武蔵小杉駅前にあるのが都市公園「こすぎコアパーク」です。人工芝やステージが整備されており、週末にはさまざまなイベントが開催され、街の活気あふれる中心地となっています。
こすぎコアパークにはスタンディング焼き鳥のお店「&bird(アンドバード)」があります。店内はスタンディングで気軽に食べるスタイルですが、天気のいい日には公園に面した開放的なテラス席でゆっくり食べることも可能です。
美味しい焼き鳥は1本200円台から味わえるので、夜はちょい飲み、日中はショッピングや散歩の合間にひと休みするなどさまざまな使い方ができますね。平日のランチメニューには、こだわりが詰まった美味しい「鶏白湯ラーメン」や焼き鳥丼などもあり、お腹を満たすのにもぴったりです。
名称:&bird(アンドバード)
住所:神奈川県川崎市中原区小杉町3−1302こすぎコアパーク内
武蔵小杉の散歩スポット 4 センターロード小杉
こすぎコアパークから一本道を隔てると、いい意味で雑然とした雰囲気の街並みが連なっています。その中にある「センターロード小杉」には、居酒屋などの飲食店が所狭しと並んでいます。洗練された都会的な東口エリアとは異なり、昭和の面影を色濃く残すこの路地は、歩くだけでもエネルギッシュなパワーをもらえる空間です。
駅周辺のおしゃれな街並みと古くからの下町らしい街並みが一体化しているところも、武蔵小杉の大きな魅力です。日中だけでなく、ショッピング後に居酒屋で夕食を楽しむなど、夕方から夜のそぞろ歩きにぴったりなエリアと言えるでしょう。夜間はかなり賑やかになるため、大人のディープな散歩コースとして楽しむのがおすすめです。
新旧の魅力がグラデーションのように混ざり合う武蔵小杉は、一人暮らしからファミリーまで飽きずに暮らせるエネルギーを持っています。この街の利便性とディープな楽しさに魅力を感じたら、駅周辺の賃貸物件を探してみてはいかがでしょうか。
一人暮らしにぴったりな物件武蔵小杉の散歩スポット 5 二ヶ領用水
続いては、駅周辺から隣の元住吉駅方面に向かう散歩スポットをご紹介します。近代的なビル群を抜けて少し歩くと、一気にのどかな水辺の景色が広がる「二ヶ領用水」が見えてきます。
二ヶ領用水の「二ヶ領」は、武蔵国橘樹郡(たちばなぐん:現在の神奈川県横浜市と川崎市)の稲毛領と川崎領、2つの領を流れる人工用水路であり、徳川家康の命で完成しました。かつては広大な新田を潤すための重要なインフラでしたが、現在は美しい遊歩道として整備され、近隣住民のウォーキングコースとなっています。

川崎市内を流れる二ヶ領用水は市民に親しまれており、特に春の桜の時期には美しい並木が水面をピンク色に染め、見事なお花見をしながらの散策を楽しめます。遊歩道は車が来ないため安全で、のんびりと歩いたり、時折設置されたベンチに座って水面を眺めたりする人たちを見かけます。静かに流れる水の音を聞いているだけで、日々の忙しさを忘れさせてくれますね。

武蔵小杉の散歩スポット 6 中原平和公園

二ヶ領用水に沿ってしばらく歩くと中原平和公園に到着します。中原平和公園は、その名の通り「平和」をテーマにした広大な川崎市の公園になっていて、敷地内には平和記念像や川崎市平和館などが立っています。非常に見通しが良く開放感があるため、レジャーシートを広げてピクニックを楽しむのにも最適です。
春は花見、夏はじゃぶじゃぶ池での水遊び、秋は美しい紅葉を見に多くの人が集まる、四季を五感で楽しめる公園です。子ども向けの大型遊具が充実しているため、休日はいつも多くの子どもたちの歓声で賑わっています。

公園から徒歩5分ほどの場所にある、東急東横線の元住吉駅には車両基地があり、改札を出てすぐの屋上庭園から電車がよく見えます。乗り物が大好きな子ども連れの散歩なら、ここで電車を眺める時間を挟むと大喜びされること間違いなしです。
さらに元住吉駅前には活気ある「モトスミ・ブレーメン通り商店街」が広がっており、美味しいお惣菜の食べ歩きや日々のお買い物など、散策をさらに楽しめる場所になっているため、元住吉駅まで少し足を延ばすのもおすすめですよ。
名称:中原平和公園
住所:神奈川県川崎市中原区木月住吉町33-1
二ヶ領用水や中原平和公園のような、豊かな自然と穏やかな空気が流れる住環境は、子育て世帯にとって非常に魅力的なエリアです。元住吉駅方面まで含めたこの心地よい環境で暮らしてみたいと思ったら、周辺の物件情報もぜひチェックしてみてください。
武蔵小杉駅の物件を探す武蔵小杉の散歩スポット 7 京浜伏見稲荷神社
ここからは武蔵小杉駅の北口を出発するコースを紹介していきましょう。武蔵小杉というと超高層タワーマンションが立ち並ぶ東口側を中心に賑わいを見せていますが、古くからの街並みが残る北口側にも、散歩の妙味を感じられる素晴らしいスポットがあります。
「伏見稲荷」というと京都にある千本鳥居の神社が全国的に有名ですが、ここ武蔵小杉の地には「京浜伏見稲荷神社」があります。昭和期に創建された比較的新しい神社ですが、その圧倒的な存在感は街の隠れた名所となっています。

静かな住宅街を歩いていると突然現れる、巨大な朱色の鳥居と神狐像はとても印象的で圧倒されます。境内に一歩足を踏み入れると、外の日常とは一線を画した神秘的な空気に包まれます。

中には瑞々しい朱色の小さな鳥居が連なっているほか、さまざまなポーズやリアルな表情をした108体もの神狐像、さらには富士山の溶岩(知床岩)を使用して作られた富士山浅間神社まであり、一度にたくさんの御利益にあやかれそうな見どころ満載のスポットです。
名称:京浜伏見稲荷神社
住所:神奈川県川崎市中原区新丸子東2-980
武蔵小杉の散歩スポット 8 MYSTAR BASE(マイスターベース)

北口・新丸子方面への散歩の途中には、美味しいおやつが欠かせません。「MYSTAR BASE(マイスターベース)」は武蔵小杉エリアで連日行列ができる人気のカフェで、近くにある大人気パンケーキ店「3 STARS PANCAKE(スリースターズパンケーキ)」が手掛ける新形態のバウムクーヘン専門店です。
MYSTAR BASEの一番の人気商品は、表面を香ばしく焦がした「クレームブリュレ」です。カラメリゼされたパリパリの表面をフォークで割ると、丁寧に焼き上げられた贅沢なバウムクーヘンの中心からとろりと濃厚なカスタードクリームが流れ出してくるので、五感で楽しむことができます。
丁寧にサイフォンで淹れる薫り高いコーヒーと一緒にいただくバウムクーヘンは、散歩の疲れを忘れさせてくれるだけでなく、歩き進める元気をしっかりと取り戻させてくれます。クレームブリュレ以外にも、季節の新鮮なフルーツがのった美しいバウムケーキや、ふわふわスフレ風の生バウムクーヘンなどお土産にも喜ばれる一品が多数販売されていますよ。人気店のため、土日のカフェ利用は混雑しやすいので平日の日中やテイクアウトも狙い目です。
名称:MYSTAR BASE(マイスターベース)
住所:神奈川県川崎市中原区小杉町1丁目543-3
武蔵小杉の散歩スポット 9 小杉御殿跡

美味しいバウムクーヘンをお腹いっぱいに食べたところで、ここから中原街道に沿って等々力緑地方面へと少し長めに歩きます。このルートは歴史好きにはたまらないエピソードが隠されている道でもあります。等々力緑地に向かう途中、中原街道沿いにあるのが、徳川将軍家が利用した御殿(宿泊・休憩所)跡地のひとつである「小杉御殿跡」です。
かつての小杉御殿の敷地は約4万m2(平米)という広大なものでした。残念ながら現在残るのは中原街道沿いにひっそりと佇むこの石碑だけですが、中原街道がちょうどこの場所で直角にカギ形に曲がっていることに気が付くでしょう。これは城下町や宿場町でよく見られる、敵の直進を防ぎ防衛するための工夫(桝形)であり、かつての広大な御殿の面影を現代の道路の形として残す貴重な場所でもあるのです。

この石碑のすぐ奥には、小杉御殿の格式を受け継ぐ歴史あるお寺「西明寺」があります。大きな鐘楼のある境内は木々が美しく手入れされており、都会の喧騒を一切忘れさせてくれる落ち着いた雰囲気の散策スポットとなっています。
名称:西明寺
住所:神奈川県川崎市中原区小杉御殿町1-906
武蔵小杉の散歩スポット 10 等々力緑地

西明寺の敷地を抜けると、道を隔てた向こう側は等々力緑地の敷地です。街道から一歩入ると、目の前には圧倒的なスケールの緑地空間が広がります。
等々力緑地は、川崎フロンターレの本拠地である陸上競技場をはじめ、野球場・テニスコート・サッカー場・体育館と、さまざまな大型イベントを開催できるアリーナホール「とどろきアリーナ」など、多数の本格的な運動施設を有する川崎市の大型公園です。

スポーツ施設だけでなく、のんびりと釣りを楽しめるヘラブナの「釣池」や、美しい四季園、ふるさとの森といった公園部分も非常に充実しています。休日には多くの子どもたちや親子連れが広大な芝生の上でボールや遊具でのびのびと遊ぶ姿が見られ、市民の暮らしに深く根ざした憩いの場となっています。敷地が非常に広いため、目的地を決めてゆったりと歩くのがこのエリアを楽しく散歩するコツです。公園内を歩くだけで、とても良いリフレッシュになりますよ。
武蔵小杉の散歩スポット 11 多摩川

等々力緑地の敷地を北側へと抜けて多摩沿線道路を渡れば、すぐに雄大な多摩川の土手に出られます。道路を渡る際は交通量が比較的多いため、横断歩道を安全に渡るよう少し注意してくださいね。土手に上がった瞬間に目の前がパッと開け、どこまでも続く広い空が広がります。
サイクリングやジョギング、犬の散歩をする人が行き交う多摩川沿いの土手の脇には、季節ごとにところどころ花が咲いており、青い空と輝く川面を見ながら開放感のある最高の散歩を楽しめます。遠くに目を向けると東京側の高層ビル群も見え、素晴らしい景色を堪能できます。

以上で、今回の武蔵小杉駅周辺の散歩は終了です。
今回、じっくり写真を撮りながら美味しいスイーツやお食事を楽しんだ散歩(飲食時間も含む)にかかった全体の所要時間は4時間でした。朝から出発すれば、途中でランチやおやつを挟みながらすべて回ったとしても一日で十分に満喫できるおすすめのコースです。半分だけのルートであれば、半日(2時間程度)でも充分楽しめます。自分の体力やスケジュールに合わせて、お気に入りのスポットを組み合わせてみてくださいね。
広大な等々力緑地や多摩川の自然が日常の生活圏にある環境は、健康的な毎日を送りたい方や子どもをのびのびと育てたいファミリー層にとって、これ以上ない贅沢なロケーションです。北口エリアの落ち着いた住環境と豊かな自然に惹かれた方は、一戸建ての物件情報をのぞいて、実際の暮らしの選択肢を広げてみませんか。
一戸建てを探す武蔵小杉の散歩はタワーマンションが目印

武蔵小杉駅は駅周辺のおしゃれで最先端なショッピングタウンだけでなく、徒歩圏内に美しい水辺や広大な公園といった豊かな自然が多く残るエリアなので、休日の散歩に本当にぴったりな街です。
今回の数々の写真を見ても分かるように、「どこにいても、万が一現在地が分からなくなったら、遠くに見える高いタワーマンション群に向かって歩けば、スマートフォンで地図を見ずとも必ず武蔵小杉駅に戻れる」という点も、武蔵小杉散歩の隠れた良いポイントです。散歩初心者でも迷う心配がなく、安心してぶらぶら歩きを楽しめます。
武蔵小杉駅周辺は住むのにも大変おすすめですが、老若男女問わず、休日に一日のんびりぶらぶらしていても誰もが心地よく楽しめる、深いポテンシャルを持ったエリアだと感じます。利便性も自然も妥協したくないという願いを、高い次元で叶えてくれる街です。
もし現在、住み替えやマイホームの購入を検討している場合は、天気の良い休日に一度ゆっくりとこの街を散歩してみることをおすすめします。実際に歩いて街の空気を肌で感じることで、スーパーの品揃えや通学路の安全性、住み心地など、実際に生活する具体的なイメージが驚くほどリアルにつかめるのではないでしょうか。ぜひ一度、お気に入りのスニーカーを履いて、魅力たっぷりの武蔵小杉駅周辺を訪れてみてくださいね。
武蔵小杉駅の物件を探す更新日: / 公開日:2026.02.27










