中野をサブカルチャーの聖地にした漫画古書の殿堂「まんだらけ」に潜入!

中野を語る上で、「中野ブロードウェイ」は外せない。サンモールと早稲田通りを結ぶビルで、地下1階から4階がショッピングセンター、上階は集合住宅。かつては青島幸男や沢田研二など有名人が住んでいた。実は今でも人気のビンテージマンションとして知られている。

中野ブロードウェイを全国的に有名にしたのが「まんだらけ」。漫画の古書やコスプレ、おもちゃ、中古ゲームなど、「サブカル」分野を中心にマニアやコレクター好みのグッズを買取、販売している。中野店は発祥の地だけあって、総ジャンルの商品在庫数約100万点と圧倒的な品数。

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まんだらけ 中野店

中野が舞台のオススメマンガとは?

中野が舞台のオススメマンガはありますか?と聞いたところ、「ここ、中野ブロードウェイが舞台のマンガがあります!」と紹介されたのがこちら。
【ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ】! その名前の通り、ブロードウェイをゾンビが練り歩くマンガだとか。

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オススメマンガ

4Fフロアにも盛りだくさんの店舗が!

まんだらけは、4フロアにわたってテーマごとに23店舗が点在する。中野ブロードウェイはテナント区画がとても小さく、それぞれオーナーが異なる。まんだらけも最初は2坪でスタート。他の店が閉店、移転するたびに、少しずつ店を増やしてきた。だから、まんだらけの店の間に法律事務所や薬局があったりする。それがかえってユニークで魅力的。いろんな店舗がぎゅっと詰まった中野ブロードウェイ。じっくり見てまわったら1日かかりそう。

4階の「マニア館」「変や」は初心者向き。「マニア館」は戦前の貸本や絶版本を販売していて、少年ジャンプの『ドラゴンボール』連載開始号など、ファンが歓喜する品揃え。「変や」は、昭和レトロなおもちゃや企業のノベルティグッズが並ぶ。銀行からもらった貯金箱など、「これ家にあった!」なんて言いながら楽しめる。週刊誌でも、人気マンガの連載が始まった号は人気で高値が付くそう。あの時捨てずにとっておけばなぁ・・って思いませんか?

「変や」は懐かしいグッズたちと珍しいものでいっぱい。懐かしい~って言いながら店内をまわる観光客の傍らで、真剣に商品を見入るコレクターの姿も見られます。

これからも扱うジャンルを増やしていきますか?という質問に「もちろん。歴史を掘り起こし、そこに新しい価値を見出していくのが私たちの役割ですから」と広報の山本さん。スタッフには、マニアと対等に話ができる知識に加え、「何に価値があるか」を見極める力が必要。山本さんは「ステレオタイプではなく、オリジナルの美意識がある人じゃないとだめ」と言う。
まんだらけがマニアに認められる理由は、スタッフのプロ意識にあるのだと知った。

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まんだらけ 中野店
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「変や」と「コスプレ館」

まんだらけ 中野店

住所: 東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ
営業時間: 12時~20時
休み: なし

中野ブロードウェイ内には買取専用スペースもある。引越しで要らなくなったものも、もしかしたら価値あるものかも。大抵のものはその場で鑑定、値付けしてくれるので持ち込んでみては?

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まんだらけ 中野店

「中野サンプラザ」って何の施設か知っていますか?

名前は有名だけど、どんな施設か意外と知らない人も多い北口の「中野サンプラザ」。ボーリング場や音楽の貸スタジオのほか、テニスコートやジム、プールがあってスポーツもできる。また16~19階はなんとホテルで宿泊も可能。2,000席以上ある中野サンプラザのホール。ライブやイベントの後は中野駅周辺がイベント帰りのたくさんの人で埋め尽くされることも!

中野区役所は中野サンプラザホールの西にあり、北改札から徒歩3分。駅南側の中野郵便局は、保管郵便物が24時間受け取り可能で、近くには中野総合病院もある。

南口には、4つの劇場が集結した「ポケットスクエア」、プラネタリウムを併設したホール「なかのZERO」があり、演劇の公演も開催されている。スポーツ、お芝居、音楽、アミューズメント。家から歩いて行ける場所に、これだけの娯楽が揃っているから、予定のない休日も楽しく過ごせそう。

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こちらが中野駅前にある有名な「中野サンプラザ」。上層階にはホテルもあるってご存知でしたか!?
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サンモール入口までは屋根が付き、駅から早稲田通りまで雨の日でも傘がいらない。将来的には南北をまたぐ通路や新改札もできるそう。
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中野駅北口の飲み屋街の様子。所狭しと飲食店が軒を連ねています。中野に引越したら行きつけのお店を作るのも良さそう。

呑んべえのニューウェーブは、中野で「鯖」。無限に?日本酒が飲める店を発見!

名店と呼ばれる飲み屋さんが多い北口。再開発とともに新しい店もでき始めている。「さば銀」は東京ではめずらしく生鯖が味わえる店。九州は福岡・長浜漁港から直送されるため、新鮮かつ安い!

「鯖づくし盛り」は、生鯖、炙り鯖、〆鯖、ゴマ鯖の4種盛りで840円。九州の甘口醤油を付けていただくと、鯖本来の旨みを感じる。
あわせて飲みたいのは、日本酒「貴 濃醇辛口純米」630円。新鮮な鯖をつまみにちびちびやれば、仕事の疲れも癒されるはず。ご飯にもあうと思ったら、ゴマ鯖をご飯にのせた「琉球丼」730円もあるそう。

普段は安いチェーン系の居酒屋に行く若い人も、魚+日本酒という「大人飲み」を味わってほしい。特に九州出身の人。懐かしい味に中野で出会えますよ。

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中野に引越したらこんな日本酒の呑み方はいかが
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中野「さば銀」。中野に引越したらぜひ行ってみて!美味しいさば料理のお店

さば銀

住所: 東京都中野区中野5-32-9
営業時間: 16時30時頃~24時(金土は~翌1時頃)
休み: 日曜

関東ではあまり馴染みのない生鯖。でも九州人にとっては懐かしい味なんだそうで、九州出身のお客さんも多い。

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さば銀

再開発によって生まれ変わった中野はどう進化する?

再開発によって中野は変わった。その変わり方は、今までの中野の良さはそのままに、新しい一面が加わった「進化」のように思える。大学の新しいキャンパスに通う学生達は、日本の80年代サブカルブームの後に生まれ、ブームが世界に広まっていくまっただ中に青春時代を迎えている世代。聖地・中野に彼らが集うことで、街がさらにどんな進化をしていくか、とても楽しみだ。

※2013年04月30日の情報です。最新の情報は訪れる前にご確認ください。

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生まれ変わった中野の再開発エリアでの1枚。ディープな魅力を持ち続けたまま、きれいに生まれ変わる中野、懐の広い街です。

(2013/04/30)