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周囲が暗くなってくるとともに、駅前は自転車で買物にきた人、帰宅する人、これから飲む人であふれかえる。駅から東に延びる仲見世通商店街は、新しく開発された西口とは対照的で、プチ新宿歌舞伎町のよう。通りの両側には飲食店の客引きが並び、通りを歩くだけで、メニューを持ったお店のスタッフから声がかかる。

 

たくさんの飲食店が並ぶなか、美味しいもの好きなリアルキ取材チームが目をつけたお店。お店の外の七輪で、串を焼いている姿に好奇心を刺激され、思い切って入ってみて、大正解!外観からは想像つかないほど、料理のレベルが高い!

 

夕暮れの「仲見世通商店街」の様子。活気づき始める時間。

夕暮れの「仲見世通商店街」の様子。活気づき始める時間。

名物は「羊肉串」。スジを丁寧にとった羊肉を串に刺し、炭火で香ばしく焼きあげる。クミンとオリジナルスパイス、唐辛子をつけて焼きたてをいただくと、柔らかい肉から旨みたっぷりの肉汁が口の中に飛び出してくる。さらに衝撃だったのは「漬菜粉」。白菜の漬物と春雨を炒めたシンプルな料理なのだけれど、酸味とコクがハンパない。おいしすぎて、正直、全身が震えたくらい(笑)。

 

金さんオススメで出していただいた「漬菜粉」。香菜好きにはたまらない香菜と青唐辛子の和え物「老虎菜」。少し辛い「パンガンドウフウ」。干豆腐の和え物、塩麹入り。焼けるのが待ち遠しい!「羊肉串」は通常1本137円!

 

ものすごく美味しい「羊肉串」。オーナーの奥さま、金さんが丁寧に焼いてくれました。

ものすごく美味しい「羊肉串」。オーナーの奥さま、金さんが丁寧に焼いてくれました。

 

「漬菜粉」、「老虎菜」、「パンガンドウフウ」、「羊肉串」

「漬菜粉」、「老虎菜」、「パンガンドウフウ」、「羊肉串」

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最近都内でもこの地方の料理店が増えているけれど、ここは素材のよさ、丁寧な下処理、味付けなど群を抜いていると思う。それはオーナーの奥様、金さんの食に対する強い思いがあるから。「食事は本当に大事ですよ。お客様に出す以上、私達には責任がありますよね」と金さん。餃子に使うひき肉まで高級肉店仕入れているというお話を伺って、取材スタッフ一同「ココは間違いない!」と確信。

 

料理は100種類以上あるから、通うたびに違う料理が楽しめる。その味に魅了されて、お客さんの9割は近隣のサラリーマンなど常連客。個室もあるし、ちょっとした料理のアレンジにも対応してくれるので、家族のお祝いごとなどに利用するのもよさそう。

 

鹿の角のお酒

鹿の角のお酒

 

メニューは100種類以上

メニューは100種類以上

住所: 神奈川県川崎市川崎区東田町3-21 K&Mビル1F
営業時間: 16時半~翌朝5時(日曜は~24時)
定休日: 無し
羊肉串は通常1本137円のところ、105円で提供中。(2012年5月現在)
酸味や辛味を加えた独特の料理が楽しめる。

 

恋郷館

恋郷館

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チネチッタ、TOHOシネマズ、109シネマズ と3つのシネコンは、映画好きには見逃せない施設。レイトショーなら通常価格よりお得だから、仕事帰りの映画鑑賞も増えそうな予感。充実した映画ライフが送れる。特にチネチッタのあるラ チッタデッラは、商店街から道を1本挟んだだけなのに、まるでイタリアの街に迷い込んだよう。こんなところでデートってのもいいなぁ。

 

川崎を代表するエンタテイメント施設「ラ チッタデッラ」

川崎を代表するエンタテイメント施設「ラ チッタデッラ」

JR川崎駅からバスで15分くらい、大島四ツ角交差点周辺は、セメント通りを中心に焼肉店と韓国食材店が並ぶコリアンタウン。近年ではややひっそりした感があるが、ちょっとした異国情緒スポットなので、友人が遊びに来たときに案内してみては?

 

コリアンタウン

コリアンタウン

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川沿いに建つマンションの暮らしの明かりが、多摩川の水面に映る川崎ならではの景色。電車の通る音が少し切なくなる風景がありました。

 

たまには住宅街から足を延ばして、非日常的な景観を見に行くショートトリップはいかが?JR川崎駅から沿岸部へ車で30~40分、京浜運河周辺にはJFEスチール東日本製鉄所や昭和電工などのプラントがたくさん並んでいる。暗闇に浮き上がる工場のライティングと吹き上がる蒸気。ダンジョンっぽい景観になんだか心が躍る。

 

川崎っ子は、失恋したり落ち込んだときに、ドライブがてらココに来るとか。幻想的な景色を見ていると、今の悩みなんて「ちっぽけだなぁ」なんて思えてくるから不思議。まるで「癒し」効果があるみたい。工場夜景は、はとバスツアー、海から見る水上バス屋形船ツアーなどがメジャーだけれど、JR川崎駅からのツアーバスも運行しているので、ぜひ一度足を延ばしてみて。

 

多摩川から見た川崎の街。なんとも美しい景色でした。

多摩川から見た川崎の街。なんとも美しい景色でした。

 

川崎区扇町の昭和電工リサイクルケミカルプラントの工場夜景

川崎区扇町の昭和電工リサイクルケミカルプラントの工場夜景

取材の前は、正直あまりいいイメージをもっていなかった川崎。アクセス的には便利だけど、「川崎=公害、労働者」という印象が強かったから。でも実際に訪れてみて、その印象は全く変わった。

 

再開発による街の整備、音楽イベントの開催などで、さらにその印象は明るく楽しいものになっている。街の未来を決めるのは、行政と住民が一体となってこそ。川崎はそれができていると思う。今回の取材で、この街に明るい未来の兆しを感じた。

 

※2012年05月28日の情報です。最新の情報は訪れる前にご確認ください。

 

京急

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川崎の街並み

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更新日: / 公開日:2012.05.28