賃貸マンション・アパートでの生活のマナーとは?

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賃貸マンションやアパートなど集合住宅での暮らしでは、他の居住者に迷惑をかけたり、トラブルを起こしたりすることがないように、生活のマナーを守ることが大切です。
以下に、一般的な集合住宅のマナーを挙げていきます。

賃貸物件でトラブルになりやすいのが騒音です。音楽を聴くときの音のボリュームには気を付け、友人を呼んだときに深夜まで騒ぐことのないようにします。また、深夜や早朝は洗濯や掃除機の音が響きやすいため、使用を避けるようにしましょう。

廊下や階段、エントランスホールなどは共用部分のため、たとえ自分の住戸の前であっても私物を置くことはできません。共用部分に私物を置いていると撤去され、撤去費用を請求されることもありますので注意が必要です。

ゴミ出しは自治体のルールに従って、決められた袋や分別方法、収集日を守ることが大切です。あいさつに行ったときに隣戸の人や管理人に尋ねたり、自治体のホームページなどで確認したりしておきます。ベランダに生ゴミを放置した場合、臭いが隣戸までまわってトラブルになることもありますので気を付けましょう。

賃貸物件でやってはいけないこととは?

賃貸物件では、賃貸借契約で決められた規定や原状回復の義務により、やってはいけないことがあります。退去や修繕費用の負担を求められないように、やってはいけないことを知っておきましょう。

賃貸借契約によるルール
多くの賃貸物件では、賃貸借契約でペットの飼育が禁止されています。ペット不可の物件で隠れて飼っていることが判明すると、退去を迫られることもあります。もしペットを飼いたい場合には、ペット可の物件か、相談に乗ってくれる物件を選ぶといいでしょう。



楽器の演奏も多くの賃貸物件で禁止事項となっています。契約書に「楽器不可」と書かれていなくても、騒音源となる物品の持ち込みが禁止されていることがほとんどであり、社会通念上、ピアノなどの楽器は騒音源とみなされます。消音機能のある電子ピアノであっても、鍵盤を叩く音やペダルを踏む音が固体振動音として伝わり、トラブルに発展するケースもあるため注意が必要です。
「楽器可」とされている物件でも、防音設備が備えられていない場合は20時以降の演奏は避け、演奏できる時間が決められている物件では守るようにしましょう。



また、賃貸マンションやアパートの賃貸借契約は、使用目的を居住用として借りている場合、大家さんに無断で事務所として使用したり、教室を開いたりすることはできません。

原状回復に関わること
賃貸物件では、退去時に故意や過失によって変わった部分を、元の状態に戻すことが義務づけられています。これを原状回復といいます。
たとえば、通常の使用の範囲内であれば壁に画鋲を刺すことはできますが、ネジや釘を使用して壁に大きな穴を開けた場合は、補修費用の負担を求められます。また、壁紙を張り替える、キッチンやトイレなどの設備を交換することもNGで、無断で行なった場合には原状回復工事の費用負担が必要です。

最近では、借主の費用負担でDIYなどによるリフォームが可能で、原状回復の義務のない物件もあります。ただし、事前に大家さんにリフォーム内容の承諾を得ることが必要なケースが多く、リフォーム可能な範囲が限られているケースもあります。

契約書を確認して必要に応じて大家さんの許可をとろう
賃貸物件の暮らしでやってよいのかわからないことがあったら、まずは契約書を確認し、不明な点があれば、大家さんや不動産管理会社に確認しましょう。

また、賃貸物件では基本的にやってはいけないことであっても、大家さんの許可が得られれば問題がないケースもあります。たとえば、入居後にピアノを使用したい場合、ヘッドホンの使用を前提とし、電子ピアノであれば使用可能という場合もあるようです。
築年数の経過した物件などでは事前に相談すると、洗面台やキッチンの交換など物件の価値が向上するリフォームであれば、許可を得られることもあります。

希望を伝えて賃貸物件を探そう

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賃貸アパートやマンションでは、生活のマナーや気を付けるべきことは、どの物件でも基本的には変わりありません。しかし、ペットの飼育や楽器の演奏、DIYなどのリフォームは、物件や契約内容によっては可能です。賃貸物件を探す際には希望する条件を整理し、「犬を飼いたい」「DIYでリフォームしたい」といった要望があれば、不動産会社の担当者に伝えるようにしましょう。

まとめ
・賃貸物件では、騒音やゴミ出しなどによるトラブルを起こさないように、生活のルールを守る
・賃貸借契約でペットの飼育や楽器の演奏が禁止されていることが多い
・勝手にリフォームすると、原状回復のための費用負担を求められる
賃貸物件を探す

(2018/9/27)