4人家族の冬のガス代は、給湯や暖房の使用量が増えることで、高くなる傾向にあります。冬場の請求額に驚き、「我が家だけが高いのでは」と不安に思う方も少なくないでしょう。

しかし、生活習慣や設備を少し見直すことで、ガス代を抑えられます。そこでこの記事では、4人家族における冬の平均的なガス代と、すぐに取り入れやすい節約の工夫について詳しく解説します。

ガス代の負担を減らしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

追い焚きができる物件都市ガスが使える物件

4人家族の冬のガス代は、月平均で約6,700円です。これは総務省の「家計調査報告2024年(令和6年)」によるもので、年間平均が約5,000円であるのに比べ、冬季は約1,700円高くなる傾向が見られます。

引用:総務省家計調査

 

冬は、追い焚きの回数が増えたり、ガスファンヒーターを長時間使ったりすることで、ガス代が上昇しやすくなります。

 

世帯主の年齢や生活スタイルによって金額には幅がありますが、月2万円近くの請求が続く場合は、使い方を見直すことで大きな節約につながるでしょう。

 

追い焚きができる物件 都市ガスが使える物件

ガス代が冬に高くなる要因は、季節特有の使用傾向にあります。特に「給湯」と「暖房」によるガスの使用量が大幅に増えることが、大きな理由です。

 

ここでは、それぞれの要因について詳しく解説します。

冬場に給湯でガスの使用量が増える主な理由は、以下の通りです。

  • 水道水の温度が下がり、お湯を沸かすのに多くのガスを使うようになる
  • 寒さによって長風呂になりやすく、高めの温度で湯量も増える
  • 家族の入浴時間がずれると、追い焚きの回数が増える

冬になると、気温の低下に伴い水道水の温度も下がり、同じ湯温を保つためにより多くのガスが必要となります。さらに、冷えた体を温めるために長風呂になりがちで、浴槽の湯温を高めに設定することも多くなるでしょう。

 

また、家族によって入浴時間が異なれば、何度も追い焚きを行う必要があり、そのたびにガスを消費してしまいます。

 

このような日常の変化が積み重なれば、気づかぬうちにガス代が高くなるでしょう。

ガス暖房の使用がガス代を押し上げる主な理由として、以下が挙げられます。

  • 室内の暖まりが早いため、頻繁に使用してしまいやすい
  • 床暖房は広範囲を暖めるため、ガスの消費量が多い
  • 寒冷地では常に稼働させることが多くなる
  • ガス代として一括で請求されるため、使用量が把握しづらい

ガスファンヒーターやガス温水式の床暖房は、立ち上がりが早く快適性に優れているため、冬の定番暖房として多くの家庭で使用されています。

 

ただし、快適に使える一方で、ガスの使用量が増えやすい特徴もあります。特に寒さの厳しい地域では、暖房をつけっぱなしにする家庭が多く、ガス代の負担が大きくなりがちです。

また、ガス暖房は使用量が目に見えにくいため、気づかないうちに使いすぎてしまうこともあります。

4人家族では、日々のちょっとした工夫を行うことで、大きな節約につながるケースもあります。

 

ここでは、すぐに取り入れやすく、効果を感じやすい節約方法を具体的に解説します。

追い焚きは、お湯の温度が下がった浴槽を再加熱する機能ですが、お湯を新たに張り直すのと同じくらいのガスを使用します。そのため、何度も追い焚きをしていると、ガス代の負担が大きくなってしまいます。

 

効果的な節約方法は、以下の通りです。

節約方法

内容

家族で入浴時間を調整する

・時間をあけずに連続して入浴することで、追い焚きの回数を減らせる

・小さな子どもがいる家庭では、親子で一緒に入浴するなどの工夫が有効

浴槽に専用のフタを使う

・純正のフタのほか、断熱効果の高い保温シートを併用することで、湯温の低下を防げる

お湯を張るタイミングを見直す

・家族のスケジュールを考慮して、お湯を張る

給湯器は毎日の生活で必ず使用する設備ですが、見直しを怠ると大きなコストのムダに直結します。特に、10年以上前の旧型機種を使っている場合、最新機種と比べて熱効率が劣ることが多く、同じ湯量でも多くのガスを消費してしまうため、注意が必要です。

 

高効率型給湯器の代表格である「エコジョーズ」は、従来の給湯器とは異なり、燃焼時に発生する排気熱を再利用してお湯を沸かす仕組みを備えています。これにより、ガスの使用量を抑えながら、効率の良い給湯が可能です。

 

メリットは、少ないエネルギーで十分な湯量と湯温を確保できる点です。結果として、日常的なガス代の節約につながります。

 

ただし、デメリットとして、本体価格が従来型に比べて高めであることに加え、設置の際に専用のスペースや排水処理のための工事が必要となる点が挙げられます。そのため、導入にあたっては初期費用や設置条件を確認することが大切です。

 

給湯器見直しの具体策は、以下の通りです。

節約方法

内容

機種を確認する

・自宅の給湯器の型番を調べ、エコジョーズに対応しているか、経年劣化していないかを確認する

温度設定を見直す

・体感温度とのバランスを見て1~2℃下げる

設置年数が長ければ買い替えを検討する

・10~15年使用しているのであれば、買い替えを検討する

・賃貸の場合は大家さんや管理会社に相談する

給湯器は「壊れてから買い替える」より「光熱費が気になるうちに見直す」方が、長期的には得になることもあります。

ガス調理器具の使用が積み重なると、ガスの使用量が大きくなります。特に、長時間の煮込み料理や下茹でを行う場合、代替できる家電を活用すれば、ガスの使用量を減らすことが可能です。

 

なお、調理する際にできる工夫には下記のようなものがあります。

節約方法

内容

強火を避け、中火を意識する

・沸騰後は中火~弱火で加熱する

電子レンジや炊飯器のレシピを活用する

・「レンジでできる煮物」や「炊飯器でできるカレー」などをつくる

火を使わないレシピを1日1品でも取り入れると、月単位で大きな節約につながるでしょう。

ガスの使用量を抑えても、契約内容が割高であれば節約効果が出にくくなります。特に都市ガスとLPガスでは単価に差があり、料金体系の理解と見直しが必要です。

 

よくある見直しポイントは、以下の通りです。

節約方法

内容

基本料金と単価のバランスを確認する

使用状況に合った料金体系を選ぶ

電気とのセット割引プランを検討する

ガスと電気のセット割引が適用されるプランを契約する

ガス代の見直しには、まず現在の契約を理解することが大切です。

 

追い焚きができる物件 都市ガスが使える物件

4人家族の冬のガス代は平均で6,700円前後とされていますが、2万円近くに達しているようであれば、見直す余地があるでしょう。節約につながる具体的な方法には、以下が挙げられます。

  • 給湯や暖房の使い方を見直す

  • 調理方法を工夫する

  • 契約しているガス会社や料金プランを見直す

光熱費の改善は、日々の暮らしにゆとりをもたらし、家計全体にも良い影響を与えるでしょう。住まいそのものに対して省エネ性や快適さを求めたい場合は、LIFULL HOME’Sで省エネ物件を探してみてはいかがでしょうか。

 

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