とっても重要!何にもわからないノープランくんでもわかる かんたんお金の話 | STEP2 家を買う時の総費用って意外とかかる
いざ家を買おうと決めたものの、何から始めればいいのかさえ分からないお気楽サラリーマンのノープランくん。
夢のマイホームの実現へとっても重要なお金に関する初心者の疑問・質問に、ファイナンシャルプランナーの吹田先生が丁寧に答えてくれました。無料で住まいの窓口に相談する
吹田 朝子さん
STコンサルティング有限会社代表取締役。国内保険会社で企画・調査、予算管理部門を経て、1994年に独立。著書に、「『マイホーム』賢い人はこうして買う!」(PHP研究所)など。
家を買う時の総費用って意外とかかる
家を買う際にかかる費用は、建築本体工事費と呼ばれる建物の費用だけではありません! それにかかる消費税のほか、外構や照明などの別途工事費、契約時の印紙代やローン関係の費用などの諸経費が加わります。
注文住宅を建てる際の建築会社との打ち合わせでは、別途工事費や諸経費について詳しく触れられない場合があるため、注意しておきましょう。

- ライフプランを立ててみたら、お金はかかるけれど、家を買う実感が湧いてきました!

- そうですよね。老後まで考えると確かにかかりますが、大切なことですよ

- でも計算してみると家の価格は2千万円くらいで建てられそう

- ちょっと待ってください。
家を建てる際の価格は本体工事費だけじゃありませんよ!

- 本体工事費? ちょっと言ってる意味が分かりません

- 本体工事費は基礎工事などのことで、ほかにも別途工事費、諸経費が必要です

- もっと意味が分かりません…。手数料とか?

- それだけじゃなく家の価格には含まれないいろんなお金がかかるので、それも含めて予算を考えてみましょう

[総額約3,000万円の注文住宅の建築費用の内訳の一例]
A建築本体工事費
仮設工事から基礎工事のほか、内装や外装、給排水の設備工事、電気工事など、建物そのものにかかる費用のこと。広告などでよく目にする注文住宅の価格や坪単価は、この本体工事費のことを指している場合が多いです。
※2階建て在来構造。延べ床面積34坪の場合の概算
- ・建築本体工事費…2,040万円
- ・消費税…163.2万円
(別途工事費は含まない)
B別途工事費
ガスや水道などの敷設工事、駐車場や門扉などの外構工事、エアコン取り付けや照明器具など、建物以外にかかる別途費用のこと。地盤が弱い土地では地盤改良工事費がかかったり、土地などの条件により費用が大きく上下します。
- ・地盤改良工事費…100万円
(調査による) - ・外構工事費…120万円
- ・照明器具工事費…50万円
- ・カーテン工事費…30万円
- ・空調工事・特殊設備費…120万円
- ・屋外電気工事費…20万円
- ・屋外給排水工事費…70万円
- ・ガス工事費…30万円
C諸経費
住宅ローンを組む際にかかる費用や税金のほか、契約時の印紙代や登記の費用、地鎮祭や上棟式などの祭典費用などのこと。住宅を取得する前後に、現金で支払わなければならない場合が多いです。引越し費用は忘れがちなので注意しましょう。
- ・祭典等費用…25万円
- ・申請関係の費用…15万円
- ・設計料…80万円
- ・登記関係の費用…25万円
- ・ローン関係の費用…60万円
- ・火災保険料…25万円
- ・固定資産税・都市計画税等の
概算金…20万円 - ・引越し費用…30万円
吹田さんのワンポイント!
家を建てる際は、予算と支払うタイミングが重要。希望の建物をイメージしても、その本体工事費は実際にかかる総費用の7割程度とみておきましょう。残りの3割は、別途工事費が約2割、その他諸経費が1割とみて、いつ支払う必要があるかも必ず確認を。
取材・文=越智龍二 / イラスト=オオノマサフミ
編集= LIFULL HOME'S 編集部
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更新日: / 公開日:2018.09.28















