5人家族で70平米のマンションに住むことを検討する際、広さや間取りに不安を感じる方は少なくないでしょう。

リビングの広さや部屋数、収納の不足など、実際の暮らしを想像するとさまざまな懸念点が生まれます。特に子どもの成長に伴い、個室が必要になることも多いでしょう。そのため、これらの課題にどう対応するかを考えることが大切です。

この記事では、5人家族が70平米のマンションで快適に暮らすための工夫や具体的なアイデアを解説します。物件選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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「70平米」には水回りや収納、廊下なども含まれるため、実際に使える居住空間は限られます。また、間取りは3LDKの物件が主流です。ここでは、70平米マンションの広さと間取りの特徴について詳しく解説します。

70平米は畳に換算すると約43畳ですが、以下のスペースも含まれます。

  • 玄関

  • 浴室

  • トイレ

  • 洗面所

  • 廊下

  • 収納

これらを差し引くと、実際に家具を置いて生活できる居住スペースは約50平米(約31畳)が目安です。

 

たとえば、以下のケースでは、居住スペースは28畳ほどとなり、家具の配置によってはさらに手狭に感じてしまうでしょう。

3LDKの場合

  • LDK:12畳

  • 親の寝室:6畳

  • 子ども部屋:5畳×2部屋

なお、収納や廊下の幅、建物の形状や窓の位置によっても空間の印象は大きく変わります。そのため、数字だけで判断せず、実際の生活動線や家具の配置をイメージして物件を選ぶことが重要です。

70平米のマンションの間取りは、3LDKが一般的です。各部屋はコンパクトな設計が多いため、5人家族で暮らすには空間の使い方に工夫が必要といえるでしょう。

 

下表は、一般的な3LDKの間取りの特徴です。

部屋の種類

広さの目安

特徴

LDK     

約12~15畳  

・食事や団らん、勉強、仕事など多目的に使われる

主寝室

約7畳

・親の寝室として使うことが多い

子ども部屋1

約​4.5~7畳

・2人での共有スペースとしても使用できる

子ども部屋2

約​4.5~7畳

・第3子や収納兼用のスペースとして使用されることが多い

・家具の配置次第で狭く感じることがある

収納スペース   

必要最低限

・クローゼットや押入れのみで足りない場合は、家具やベッド下の空間を活用する工夫が必要

70平米のマンションを選ぶ際には、部屋数だけでなく、各部屋の広さや収納量、家族の動線も考慮することが大切です。

 

 

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5人家族が70平米のマンションで暮らす場合、限られた空間での生活となるため、さまざまな問題が生じやすくなります。ここでは、具体的にどのような懸念点があるのかを解説します。

70平米のマンションの場合、LDKは12~15畳程度の広さが一般的です。

 

この空間にダイニングテーブルとソファを置くと、5人全員が同時に過ごすには手狭に感じられることがあります。特に子どもが成長し体格が大きくなると、動きにくさや距離の近さが気になることがあるでしょう。

 

このような問題を回避するために、ソファを置かずにダイニングスペースを団らんの場と兼用したり、ロータイプの家具(背が低い家具)を選んで圧迫感を軽減したりするなどの工夫が必要です。家族全員が長時間を共にする場所だからこそ、視覚的な広がりや動線への配慮を欠かさないようにしましょう。

3LDKの間取りでは、主に寝室1部屋と個室2部屋の構成が一般的です。

 

5人家族の場合、夫婦に加えて子どもが3人いると、全員に個室を用意するのは困難です。子どもが成長するにつれ、勉強や就寝時に個別の空間が求められるため、どのようにプライバシーを確保するかが大きな課題となります。

 

この課題の解決方法として、部屋の仕切りをカーテンやパーテーションで代用する、2段ベッドなどを活用して空間を縦に使うといった工夫が挙げられます。完全な個室が確保できなくても、それぞれが落ち着ける場所を用意することがポイントです。

家族が多いほど、衣類、学用品、季節用品などの持ち物が増えやすくなります。

 

しかし、70平米のマンションでは収納が限られており、備え付けの押入れやクローゼットだけでは十分に収まらない場合もあります。3LDKのマンションでは収納面積が抑えられているため、追加で収納家具を設置しなくてはならないケースが多いです。

 

ただし、家具を増やすと居住空間が狭くなり、圧迫感が出るという問題も生じます。そのため、壁面収納やベッド下の空間を活用するなど、限られたスペースを有効に使う工夫が必要です。

70平米のマンションでも、工夫次第で5人家族が快適に暮らすことは十分可能です。ここでは、限られた面積を有効に使い、生活の質を高めるための具体的なアイデアを解説します。

70平米のマンションでは、空間の使い方に工夫を凝らすことで限られた面積でも広がりを感じられる住まいを実現できます。特に「仕切りすぎない」「多目的に使う」「家具を置きすぎない」といった発想が効果的です。

 

主な工夫例は、以下のとおりです。

  • リビングの一角を子どもの遊び場やワークスペースとして活用する

  • 家具は壁際にまとめ、中央のスペースを広く使う

  • 天井までの収納や背の低い家具を組み合わせて圧迫感を軽減する

限られた面積でも、間取りや家具の使い方を工夫すれば快適性は大きく向上します。1つの空間に複数の役割を持たせることで家族それぞれの居場所が生まれ、動きやすさや居心地の良さにつながるでしょう。

5人家族で暮らすには、収納力の不足が大きな課題になります。収納家具の「量」を増やすより、「場所」や「使い方」を見直すことで、快適な暮らしを実現しやすくなります。

 

収納の工夫ポイントは、以下のとおりです。

ポイント

  • 壁面を生かした収納棚を使うことで床を塞がない
  • 廊下や洗面所など、使われていないスペースを活用する
  • ベッドやソファは収納付きの家具を選ぶ
  • 使わない物はボックスにまとめ、上部や奥へ配置する

収納は「物をしまう場所」にとどまらず、暮らしの快適さを左右する要素です。家具を増やすよりも、使う場所に必要な物を効率よく収めるような工夫を心がけましょう。

家具や収納の工夫だけでは対応しきれない場合、間取りを見直す「リノベーション」を検討してもよいでしょう。特に、子どもがまだ小さい時期には個室を優先せず、リビングやダイニングなど家族が集まる空間を重視した間取り変更が有効です。

 

具体的な工夫は、以下のとおりです。

  • LDKと洋室の間に引き戸を設け、開放時には一体化した広い空間として活用する
  • 3LDKから2LDKに変更し、LDKを広げて家族の共有スペースを充実させる
  • 固定壁を取り払い、可動式の間仕切りにすることで用途変更に対応する
  • キッチンや洗面の配置も見直し、動線を短くして暮らしやすさを高める

人が空間に合わせるのではなく、空間を暮らしに合わせて変える発想が快適な生活につながります。リノベーションには費用がかかりますが、将来の変化に対応できる柔軟な空間づくりが可能です。

 

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70平米のマンションでも、空間の使い方や間取りの工夫によって、5人家族が快適に暮らすことは十分に可能です。部屋数や広さに不安を感じる方もいるかもしれませんが、実際には家具の配置や収納の工夫、場合によっては間取り変更も視野に入れることで暮らしやすさを高められます。

 

今のライフスタイルだけでなく、数年後の家族の成長や生活の変化も見据えて住まいを選ぶことが大切です。この記事で解説したポイントを参考に、間取り図や生活動線を具体的にイメージしながら検討を進めていきましょう。

 

住まい探しには、豊富な物件情報が掲載されているLIFULL HOME’Sを活用してみてください。

 

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