家を購入しようと考えるとき、一戸建てかマンションかで悩む人は多いでしょう。選ぶときのポイントとしては、目先の暮らしだけではなく、10年後、20年後を見据えて考えることです。この記事では、一戸建てと比較したときにマンションに住む良さを、子育てや老後の暮らしに適しているかどうかなどの視点から紹介します。
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一戸建てと比べたときのマンションのメリット

一戸建てとマンションでは、具体的にどのような点に違いがあるのでしょうか。まずは、一戸建てと比べたときのマンションのメリットを見ていきましょう。
メリット
- 構造がしっかりとしており、耐震性や防音性に優れている
- 共用設備を利用できて、生活の質を高められる
- 管理人が常駐しているマンションであれば、防犯面で安心できる
- 一戸建てと比べて、住み替えなどに対応しやすい
まず、マンションは鉄筋コンクリート造のしっかりとした構造の建物が多くあります。耐震性や防音性に優れていれば、災害や周辺環境が気になる人にとっては、一戸建てよりもマンションのほうが安心できることが多いでしょう。
また、マンションによってはワーキングスペースやフィットネスジムを共用設備として設けているところがあります。よく利用する施設が建物内にあるのはうれしいものです。
防犯カメラなどの設置によって、セキュリティ面で安心できるのもマンションの利点。居住世帯数の多いマンションであれば管理人が常駐している場合もあり、さらに安心感があります。
売却するときも、一戸建てよりマンションのほうがスムーズに行えることが多いでしょう。一戸建ての場合は立地にもよりますが、すぐに買い手が見つからないこともあります。
駅近などの利便性の良いマンションを選んでおけば、住み替え時の売却を有利に進めやすく、生活状況に合わせて住まいを替えやすいでしょう。
マンションは子育てに向いている?

「一戸建てのほうが子育てに向いているのでは?」と感じている人も多いかもしれません。しかし、マンションも選び方次第でのびのびと子育てを行えます。
たとえばファミリー向けのマンションであれば、子育て世帯が多く入居している可能性が高いので、住民同士で保育園・幼稚園や学校などの情報を共有したり、子育てに関する悩みなどを相談できたりという良い面があります。
マンションの1階部分であれば、足音などの騒音を気にせずに済むため、のびのびと子育てを行えます。災害発生時にすぐに避難ができるので、いざというときにも安心です。
またDIY可物件であれば、子どもの成長に合わせて棚の位置を変えたり、リビングに間仕切りを設置したりすることもできます。子どもがいたずら書きをしても壁紙を貼り替えられるので、原状回復もしやすいです。
通常のマンションであれば、管理規約による制限からリフォームなどを行いづらいですが、DIY可物件なら好みに合わせてカスタマイズしやすく、一戸建てのような感覚で暮らせる良さがあります。
マンションを探す老後は一戸建てよりもマンションのほうがいい?

一戸建てを購入した場合、子どもの独立などで家族構成が変化したとき、夫婦二人では家が広すぎるという悩みが生じることがあります。住まいのスペースが広すぎると、掃除など管理面での負担を感じることも多いです。
夫婦二人の老後を考えるのであれば、コンパクトな間取りを選べるマンションのほうが使い勝手が良い場合があります。駅近の物件を選べば、買い物や病院への通院が便利なことが多く、暮らしやすさを実感できるでしょう。
また、マンションは防犯面やバリアフリー対応など、老後の生活で安心できる要素が多いです。子育てが終わったタイミングなどで住み替えを検討するときは、マンションを選択してみる価値はあるでしょう。
マンションを購入して住み続けることの注意点

耐震性やセキュリティなどの面で多くのメリットがあるマンションですが、購入して住み続けるときには注意すべきこともあります。主な点を3つご紹介しましょう。
1.管理規約に縛られてしまう
マンションは集合住宅である以上、一戸建てと比べて自由が利きづらいと感じることがあります。たとえば、管理組合の許可を得ずに無断でリフォームを行うことはできません。
許可を得たとしても制約があり、自分好みの住まいにつくり替えることが難しい場合があるでしょう。リフォーム工事を行うときは、音やにおいに関して近隣への配慮が必要で、あまり大規模な工事は行えない環境です。
また、ペットの飼育でも制限があり、飼いたい動物を必ずしも飼えるとは限りません。飼育頭数などにもルールがあるので、管理規約を守りながら暮らしていく必要があります。
2.建替えで負担が大きくなることがある
中古マンションを購入した場合、建替えで急に引越しをしなければならなくなることがあります。建替えが行われなくても、修繕積立金の負担が大きくなり、支払いが困難になることもあります。マンションを購入する際は、建物の寿命を延ばす大規模修繕工事が適切に行われているか、修繕積立金がきちんと徴収されているかなどをあらかじめチェックしておくことが大切です。
3.周辺環境の変化に注意
駅近の物件は利便性という点では優れていますが、駅周辺の再開発によって環境が大きく変わる可能性があります。大型の商業施設や娯楽施設などができることで、騒音や交通量が気になることもあるでしょう。
また、高い建物が近くに建設されることで、景観が損なわれる場合もあります。建物そのものだけでなく、マンションが立っているエリアが数年後にどのように変化していくのかを、再開発計画などで事前に確認しておくことも大切です。
マンションを探す実際にマンションを購入してよかった? 住まいの満足度

「過去5年以内に注文住宅・新築分譲一戸建て・新築分譲マンションのいずれかを購入した」という人を対象に、住まいの満足度について聞いた結果を紹介します。
この調査によれば、新築分譲マンションを購入して「非常に満足している」「やや満足している」と答えた人の割合は82.4%となっており、新築分譲一戸建てと比べて10ポイント以上、満足度が高いという結果でした。
「やり直せるとしたら同じ家を購入する?」という質問に対しても、新築分譲マンションでは73.6%の人が「同じ家を購入すると思う」と回答しています。マンションの購入や住み心地に満足している人が多いことが分かります。
複数の物件からベストなマンションを見つけよう!

マンションは同じ広さであっても、間取りや構造によって住み心地が違ってきます。そのため、よく検討してから物件を選ばなければ、実際に住み始めてから後悔してしまうこともあるでしょう。
LIFULL HOME’Sの不動産・住宅情報サイトなら、住みたいエリアで希望する条件を絞り込むことで効率良く物件を探すことができます。複数の物件を比較検討することで、自分に合った住まいを見つけられるでしょう。
マンションを探すまとめ

- マンションは耐震性に優れ、防犯設備や管理人などによりセキュリティ面でも安心
- 同世代が多く入居するマンションであれば、子育てなどの悩みを相談しやすい
- 防犯面やバリアフリー対応などの面から、マンションは老後の暮らしに適している
- マンションは管理規約による制限で、リフォームなどが自由に行えない面がある
- 同じ広さのマンションでも間取りや構造によって住み心地は異なるので、複数の物件から選ぶ必要がある
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