賃貸物件に住みながらも、ペットと暮らしたいと考える人も多いのではないでしょうか。今回は、小動物の中でも人気の高い「うさぎ」との暮らしについて紹介します。
うさぎは鳴き声で近隣に迷惑をかけることも少なく、ペットとして飼いやすい動物です。しかし、フローリングの部屋でうさぎを飼いたい、もしくはすでに飼っているという人には、知っておいてほしい注意点があります。
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うさぎには「へやんぽ」をさせる必要がある

うさぎは暑さや寒さに弱く、いつもと違う環境へ連れていくとストレスを感じやすいため、毎日外に連れ出して散歩させるのが難しい動物です。しかし、ゲージの中だけで生活をさせていると運動量が不足し、ストレスがたまってしまいます。
そのため、部屋の中を散歩させてあげる必要があり、これを「へやんぽ(部屋+散歩)」と呼びます。
へやんぽの目安時間は1~2時間
外で散歩しているときのように部屋の中を自然の環境に近づけて、うさぎにへやんぽを楽しませてあげましょう。
ケージの外は、うさぎにとって危険なものがたくさんあります。100円ショップでも買えるワイヤーネットをいくつかつなぎ、1~2畳くらいのサークルをつくると後片付けの面でも安心です。
サークルの中にはマットを敷き、干し草スペースをつくったり、突っ張り棒で布をカーテンのようにぶら下げたり、U字溝を置いたりすると喜びます。
へやんぽは1回につき1~2時間にとどめ、頻度は週に少なくとも3回が目安です。長すぎると疲れてしまううえ、回数が多いと広さに慣れてしまい、ケージの狭さにストレスを感じやすくなってしまいます。
フローリングでの「へやんぽ」は、うさぎの足腰に負担がかかる

室内飼いのうさぎにとって必要な「へやんぽ」ですが、フローリングで行うと、うさぎの足に負担がかかってしまいます。
基本的にうさぎの足先には犬や猫が持つような肉球がなく、毛が生えています。そのため、フローリングで走ったりジャンプしたりすると滑りやすく、ケガにつながる可能性が高いのです。
フローリングで頻繁に足を滑らせることで発症する可能性が高いのが「ソアホック」という足裏の病気です。ソアホックは足裏の毛が薄くなり、むき出しになった足裏が擦れて炎症を起こすというもので、うさぎに多い病気として知られています。
「へやんぽ」は必要ですが、フローリングではうさぎの足腰に負担をかけてしまうことになるので注意しましょう。

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フローリングの部屋でうさぎを飼うならマットを敷いてあげる

フローリングの部屋でうさぎを飼う場合は、マットを敷いて足を滑らせないようにしてあげる必要があります。
病気やケガを予防するためだけでなく、うさぎの習性にもあったものを以下の基準をもとに選ぶとよいでしょう。
防滑性に優れたマット
表面に少しざらつき感のある滑りにくいマットであれば、うさぎの足裏にかかる摩擦が少なくなります。固すぎないもののほうが足腰への負担も軽減されるのでおすすめです。
うさぎの爪が引っかからないマット
猫のように、うさぎも定期的に爪切りが必要です。爪を切った後は爪の先がとがった状態なので、毛足が長いマットだと引っかかりやすくなります。
毛足が輪っか状になっているループパイルと呼ばれるタイプのマットでは、うさぎが走ったりジャンプしたりしたときに爪が引っかかり、思わぬケガにつながる危険性があるので注意してあげましょう。
うさぎ用にマットを選ぶ場合は、毛足がカットされているカットパイルをおすすめします。
うさぎにかじられにくいマット
うさぎには、かじり癖があります。この習性は、生涯を通じて伸び続ける歯を何かをかじることですり減らすという目的で行われています。そのため、マットをかじることもあるため注意しましょう。
マットの繊維がうさぎの口に入ると、予想しなかったようなアクシデントにつながる可能性が否めません。そのため、グラスファイバー素材や結合部のない1枚マットを選ぶと、うさぎにかじられる危険性を減らせるでしょう。
汚れが落ちやすいマット
犬や猫のように、うさぎにもトイレのしつけは行えますが、しつけできるのはフンのみです。
うさぎが活発に動く「へやんぽ」では、マーキング目的でおしっこをしたり、トイレをいろいろなところでしてしまったりといったケースもあります。後片付けを心配することなく、へやんぽを楽しませてあげるためにも、洗濯ができるマットを敷いておくとよいでしょう。
消臭機能があるマット
うさぎがおしっこなどをしてしまう可能性を考えると、消臭機能がついているマットが適しています。タイルカーペットには洗濯では取れないようなペット臭を、無害な物質に分解してくれる強力消臭機能がついたものがあるのでおすすめです。
うさぎの飼育に向いているマット3種類を紹介

うさぎの足腰に負担がかからないマットを3つ紹介しましょう。
タイルカーペット
タイルカーペットであれば、汚れた部分のみを取り外して洗濯することができます。また、カットパイル製のタイルカーペットもあり、洗いやすいという特徴があります。中にはずれにくいタイルカーペットも販売されていますので、ぜひいろいろと比較してみましょう。
ジョイントマット
ジョイントマットはホームセンターや100円ショップでも買えます。値段もお手頃なことが多く、汚れたら交換しやすいのがメリットです。
ただし、薄めのジョイントマットの場合、古くなるにつれて結合部がめくれあがり、うさぎが気になって端をかじってしまう可能性があります。しっかりと厚みのあるものを選び、端が凸凹にならないようにする工夫を施すと安心して使えるでしょう。
ペットマット
ペットマットは、犬猫用として販売されていることが多いですが、うさぎにもおすすめします。クッション性があり、表面にざらつきがあるので滑りにくく、厚みと硬さがあるため、うさぎがかじっても破れにくいです。
ジョイントマットのように汚れた部分だけを取り外すことはできませんが、表面に防水加工が施されていれば、おしっこを簡単に拭き取れるので衛生的です。
ペット可(相談)物件そのほか、部屋でうさぎを飼う際に知っておくべき注意点

フローリングの部屋でうさぎと暮らしていくためには、「へやんぽ」「適切なマットの設置」が必要ですが、そのほかにも知っておいていただきたい注意点があります。
賃貸の場合は、ペット可物件を探す
うさぎに限らず、賃貸の部屋でペットと暮らしたい場合は、ペット可の物件を探すのが鉄則です。小動物であるうさぎの場合でも、大家さんの意向によっては飼育許可が下りないこともあります。無許可で飼った場合は強制退去となる可能性があるので、ペット可のマンションを選びましょう。
また、うさぎには「物をかじる」という習性があるため、柱や壁紙などが傷つく可能性があります。ペット可の賃貸物件では、敷金がはじめから高めに設定されているケースが多いでしょう。
不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’Sでは、さまざまなこだわり条件で物件を検索することが可能で、「ペット可(相談)の物件」特集もあるので探してみてはいかがでしょうか。
部屋の温度に気をつける
うさぎは体の表面が毛におおわれており、寒暖差に合わせて体温調節をするのが苦手な動物といわれています。うさぎが快適に過ごせる温度は16~25度で、温度が極端に変化すると、最悪の場合死に至ることもあります。
そのため、うさぎと暮らすときには、季節を問わず、室内の温度を一定に保つことが大切です。留守番をさせるときには、電気代はかかりますがエアコンをつけっ放しにしておくようにしましょう。
ストレスを与えないように心がける
「うさぎはストレスに弱い」ということが広く知られています。元来肉食動物に追いかけられる立場にあるため、聴覚・臭覚などがとても敏感で、大きな音や強いにおい、不衛生な環境が苦手だといわれています。
うさぎにストレスを与えないように、最初はテレビの音を小さくしたり、掃除機をかけるのを控えたり、大勢の来客を控えたりするようするのがおすすめです。においについては、タバコや香水、強いにおいの料理などを避けるとよいでしょう。
相性の悪いうさぎとの同居もストレスを与えますが、逆に孤独でもストレスをため込むことがあるので、適度に遊んであげることも大切です。
まとめ

うさぎには肉球がないため、フローリングの部屋でうさぎを飼う場合は、ある程度厚みのあるマットを敷き、足腰への負担を減らしてあげる気配りが必要です。うさぎは、お散歩で頻繁に外へ連れ出すよりも「へやんぽ」をさせてあげるほうが安全かつ安心です。
賃貸のペット可物件は、数自体多くないので、LIFULL HOME’Sのペット可物件特集などを利用すると探しやすく、便利です。ストレスをできるだけ与えないようにして、うさぎとの暮らしを満喫してください。
ペット可(相談)物件更新日: / 公開日:2021.01.14










