家を建てる際は、今後のご近所付き合いも見据えて、近隣の住宅へ挨拶回りを行いましょう。
伺うタイミングをしっかりと考えて、失礼のないように気持ちよく挨拶できると良いですよね。では、新築住宅の場合の挨拶回りは、いつ行うのがベストなのでしょうか。
今回は、新築住宅を建てたときの挨拶回りのタイミングや注意点について詳しく紹介します。
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新築住宅の挨拶回りのタイミングは工事着工前と引越し時が一般的

新築住宅の挨拶回りのタイミングは工事着工前と引越し時が一般的
挨拶回りのタイミングといえば引越し時が一般的ですが、新築住宅では工事中から工事車両の通行や騒音、埃などにより、近隣住宅に迷惑をかけてしまう可能性があります。
そのため、新築住宅を建てて引越しする際は、工事の着工前と引越し時の2回、挨拶回りを行うことが大切です。
工事の着手前
新築工事着工前の挨拶のタイミングとしては“地鎮祭の当日”が良いといわれています。工事が始まる前の挨拶回りでは、工事の騒音などで迷惑をかけることに対するお詫びや今後の挨拶を目的とします。
基本的には住宅会社側が主となり、簡単な挨拶文と粗品を持ち回るのが一般的です。住宅会社が粗品を用意している場合は、別途こちらで用意する必要はありません。
挨拶回りの際に不在の家には、挨拶文と粗品をポストへ入れておきましょう。その場合は日を改めて挨拶を行う必要はありません。
訪問先の留守に備えて、あらかじめ簡単な挨拶文を用意しておきましょう。挨拶文には工事会社の担当者の名前と連絡先も記載しておき、何かあったときの連絡先として提示しておくと親切です。
引越し時
引越し後は、「これからよろしくお願いします」という気持ちを込めて、改めて挨拶回りを行いましょう。
挨拶回りは時間帯の配慮を
挨拶回りの際は、訪問先の在宅時間帯に行いますが、相手が忙しいであろう時間帯はなるべく避けるようにしましょう。
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挨拶回りの際の注意点

挨拶回りの際の注意点
挨拶回りの際に気をつけたい注意点を紹介します。
挨拶回りは両隣と向かい3軒と真裏
挨拶回りを行う際、家が密集している住宅街では両隣と向かい3軒、真裏の住宅には挨拶に伺うようにします。また、自治体のある地域の場合、自治会長や班長にも挨拶をしておくと印象が良いでしょう。
粗品は残らないもので、高価なものは避ける
粗品にはどんなものを選べばいいのでしょうか。高価なものや形として残ってしまうものを選んでしまうと貰い手側に気を使わせてしまうことになり、結果的に困らせてしまう場合があります。
のしの表書きは“御挨拶”、もしくは“粗品”のあとに名前をつけること
粗品を購入する際はのしを用意しましょう。のしは包装の上からかけるのが一般的です。のしの表書きは、水引の上の部分に“御挨拶”または“粗品”とし、水引の下の部分にこちらの名前を書きましょう。
挨拶回りは世帯主が必ず行くこと
挨拶回りは必ず世帯主が行くようにしましょう。新居に夫婦で住む場合は、2人で訪れるのが一般的です。近隣住宅の方への最初の挨拶となるので、一家全員が揃って挨拶を行うとより印象が良いでしょう。
挨拶回りをしっかりとして、ご近所と良い人間関係を築こう
挨拶回りは、近隣住宅の方との初めて顔を合わせる大切な時間です。これから住み始める土地では、何かと困ることが出てくる可能性があります。
また、どれだけ理想のマイホームが手に入ったからといっても、良好な人間関係なくして、住み心地の良さを感じることはできません。
そのためにも、引越し時から挨拶回りをして顔を覚えてもらい、その後もコミュニケーションを取ることで、ご近所と良い人間関係を築けるようにしていきましょう。
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更新日: / 公開日:2019.07.22










