家の間取りに関連し、よく話題になる「風水」。「風水ってそんなに意識したほうがいいの?」「気にしないとなにか悪いことがある?」と気になってしまう方も多いかもしれません。
実際のところ、風水は流派によって考え方が違う部分もあるため、どんな流派にも共通する「正解」があるわけではありません。また、風水にこだわりすぎて、“住みやすさ“から離れてしまっても意味がありません。
ただし、風水は「占い」とは違い、昔の人々の知恵が組み込まれた家づくりの指南でもあります。間取りが決まらなくて困っているという方は、少し気にしてみるといいかもしれません。
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そもそも、間取りを決めるときに風水を参考にすべき?
風水はさまざまな流派があり、決して答えがひとつとは限りません。また昔の言い伝えなども含まれており、現代の日本の家屋には当てはまらないものもあります。
そういったことから、間取り決めに風水をまったく気にしない方もたくさんいるでしょう。ですが、「よい間取りは何かと探していたら、結局風水的にもよいものになった」ということも多いのです。
例えば、あまりよくない方角とされる鬼門(北東)方位は、水回りの施設を置かないほうがいいと言われています。それは「日光が当たる時間が少なく、湿気でじめじめしやすいところであるため」という理論的な理由も含まれた考え方なのです。
このように「理屈としても理解できる考え方」を参考にして風水をいくつか取り入れていくと、よい家づくりにつながる可能性があります。
玄関は東か南東がおすすめ…もしそうできない場合は?

玄関は東か南東がおすすめ。そうできない場合は…?
ここからは、簡単に取り入れられる風水による間取りをご紹介します。
玄関は東か南東がおすすめ
玄関の位置を迷っている場合は、東か南東がおすすめです。風水では北東側が鬼門、南西側が裏鬼門となり避けたほうがよいとされているため、それらの方角を避けた位置となります。
実際、午前中に日光がほどよく入り、西日が当たらない位置であるため、風水を意識しない場合でも東や南東に玄関を置く家は多いようです。
玄関を東か南東に配置できない場合は?
土地によってはこの玄関の配置が難しい場合もあるでしょう。無理に配置して不便な思いをするようになってしまっては本末転倒ですので、あくまでも「利用しやすさ」を重視するようにしてください。
もし、それでも風水が気になるようであれば「風通しや明るい光が入るようなつくり」を意識し、間取り以外のことで風水を取り入れるのがおすすめです。
・明るいライトをつける
・天井を高くして大きな窓をつくる
・空気の入れ替えがしやすい窓をつくる
こうした工夫をして、風水的に見ても問題のない玄関にしてみましょう。明るい玄関や風通しのよい玄関は、風水的な視点を除いたとしても、過ごしやすい玄関であることに間違いはありません。
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家の中心は家族が集まりやすいリビングがおすすめ
多くの風水が、「家の中心にリビングを置くとよい」としています。これは、風水としては「中心が建物の『芯』である」こともありますが、中央であればどの場所からも近く、家族みんなが集まりやすいということも理由に挙げられます。
そのようなリビングであれば、家族のコミュニケーションもスムーズになると考えられるからです。
リビングを家の中央に配置できない場合は?
間取り的にリビングを家の中央に配置できないとしても、他の風水で対策することができます。
・日当たりがよいほうがいいので、窓を大きくする、天窓をつくるなど工夫する
・明るめで落ち着いた色のカーテンやラグ、カーペットを選ぶ
・暖房器具が部屋の中央にならないようにする
・ソファを出入口から離す
例えば「ソファを出入口から離す」などは、風水を意識しないとしても、動線を確保するためには必要なことだと言えます。
明るいリビングは家族が集まって長時間過ごす場所として理想的ですし、このようなリビングを目指すのは一般的にもよいことだと言えるでしょう。
その他、調べてみるといろいろな「よくない」が…どうすれば?
風水を気にすると、以下のようなことも起こり得ます。
・風水について調べてみると、本や記事によってよくない方向が異なる
・なんだかよくない場所だらけで、結局どこを変えればいいのかわからない
・風水を意識するとどうしても不便になったり、お金がかかったりしてしまう
このような場合には、どうすればいいのでしょうか?
繰り返しますが、風水には流派があり、答えはひとつと決まっていません。また、玄関やリビングのように「間取り以外でできる風水」もたくさんあります。ですから、対策としては次のようなことが可能です。
・風水の知識の全部を実行する必要はないと割り切る(現実的に不可能であるため)
・どこかひとつの流派に絞る
・間取りは便利さやコストを重視し、窓の作り方やインテリアなどで風水を採用する
・観葉植物を置く
最後の「観葉植物を置く」は、多くの流派が提案しており、またどんな場所でも有効と言われるものです。もちろんこれも、うまく管理できなかったり、すぐに枯らしてしまったりしては意味がありません。まずは、気持ちよく過ごせる空間づくりを第一に考えてください。
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風水は参考程度に! 生活のしやすさを考えて取り入れよう

大切なのは「生活のしやすさ」
風水的によいとされる間取りについて説明しましたが、風水はあくまでも「運を呼び込む方法のひとつ」であり、絶対ではありません。
また、「風水は統計学である」という考え方もあります。結果的によかった間取りの統計結果のようなものだと言える、ということです。
どの統計にも「100%」が存在しないように、少数派のやりかたであっても「それでよかった」という結果はあるのです。「より生活しやすい家とは何か」を考える際の参考として風水を意識してみてはいかがでしょうか。
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更新日: / 公開日:2019.03.19










