10月の行事といえばハロウィンですね。ハロウィンといえば「かぼちゃ」。
この時期になると、顔の形にくりぬいたり描いたりしたかぼちゃ、「ジャック・オー・ランタン」が街のあちこちに飾られています。



そこで今回のコラムでは、「かぼちゃ」についてのあれこれやルーツ、ひとり暮らしや多忙な方でも安心の保存方法をご紹介します。
かぼちゃにちょっぴり詳しくなって、一味違うハロウィンに!

かぼちゃは、アメリカ大陸原産のウリ科の野菜です。
ウリ科の野菜にはほかに、きゅうりやゴーヤ、冬瓜などがあります。きゅうりやゴーヤは未熟なうちに食べる「未熟果」ですが、かぼちゃは「完熟果」。
夏から秋にかけて収穫し、追熟(収穫後に農産物が熟し、おいしくなっていくこと)させる中ででんぷんが糖に変わり、甘くなります。
冬至の時期にかぼちゃを食べよう、という風習は、野菜が不足する冬までかぼちゃを大事に保存しておき、おいしく食べよう、栄養価を補おう、という意味合いもあるんです。

このように、かぼちゃは保存のきく野菜。
丸ごと買った場合は、風通しのよい場所であれば常温保存でOKです。
かぼちゃは日持ちするイメージがありますが、カットしたものは種とわたの部分が傷みやすいです。スプーンなどを使って種とわたを取り除いてからラップでぴっちりと包み、冷蔵庫の野菜室へ入れるようにしてください。

日本で育てられているかぼちゃは大きく「西洋かぼちゃ」 「日本かぼちゃ」 「ペポかぼちゃ」の3種類に分けられます。

 

西洋かぼちゃ
今わたしたちが食べているのはほとんどが西洋かぼちゃ。19世紀にアメリカから伝わった、水分が少なくホクホクと甘みが強いかぼちゃです。
よく見かける「えびすかぼちゃ」のほか、皮が硬くて白い「白かぼちゃ」や岐阜の伝統野菜「すくなかぼちゃ」なども、西洋かぼちゃの仲間です。

 

左から、えびすかぼちゃ、白かぼちゃ、すくなかぼちゃ

左から、えびすかぼちゃ、白かぼちゃ、すくなかぼちゃ

 

日本かぼちゃ
「日本かぼちゃ」は、それより早い16世紀、ポルトガルの船が持ち込んだのが始まり。バターナッツかぼちゃが代表選手です。最近はスーパーなどでも時々見かけるようになりましたね。水分が多く上品な甘さで、独特のねっとり感があります。ローストやポタージュにするのがおすすめ!

 

左から、バターナッツかぼちゃ、鹿ケ谷かぼちゃ

左から、バターナッツかぼちゃ、鹿ケ谷かぼちゃ

 

ペポかぼちゃ
「ペポかぼちゃ」には、そうめんかぼちゃ、どんぐりかぼちゃなどがあります。じつは夏野菜のズッキーニも、「ペポかぼちゃ」の仲間なんです。

 

左から、どんぐりかぼちゃ、ズッキーニ

左から、どんぐりかぼちゃ、ズッキーニ

 

色も形も味わいも本当にさまざま!おもしろいですよね。
いろいろなかぼちゃで、ハロウィンと秋のお料理を楽しんでくださいね。

 

坂ノ途中お野菜セット

 

更新日: / 公開日:2018.10.18