マンションも一戸建て住宅も、仕事先から帰ってただ単に「寝るだけ」のものではありません。毎日の暮らしの中で、リビングがいったいどのような役割を果たすのか、間取りのレイアウトなども含めて考えてみましょう。
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住まいにおけるリビングの役割とは?
リビングの使用目的を簡単に言えば、寛ぐための部屋あるいはスペースです。一般の居室が、夫婦の寝室、書斎、子ども部屋、同居する親の部屋、客間など使用者や使用目的が限定されることが多いのに対して、リビングは家族全員が集まる部屋といった言い方もできるでしょう。多くの場合はソファセットや大型のテレビを置き、家族だんらんのスペースとして使われる洋室です。リビングがなく、夫婦の寝室と子ども部屋だけの住まいであれば、家族での会話も途切れがちになりかねません。日中や就寝前の時間をゆったりと過ごし、子どもたちと遊び、ときには趣味に興じたりして、毎日の暮らしを充実したものにするための大切な空間となります。もちろん一人暮らしの場合でも生活にメリハリをつけたり、リフレッシュしたりするためのスペースとして、リビングがあると快適に過ごすことができるでしょう。

リビング
リビングとダイニングはどう違う?
リビングと似た機能を持つスペースに、ダイニングがあります。ダイニングとは食事をするスペースのことで、これが独立していればダイニングルーム(食堂)となります。しかし、狭い日本の住宅事情の中では同じスペースでリビングとダイニングとを兼ねることも少なくありません。間取りのレイアウトでは、まずダイニングテーブル(食卓)を置くことのできるスペースを「ダイニング」とし、さらにソファセットなどを置くことのできるスペースを「リビング」とすることが多いようです。しかし、これでは広さの基準があいまいなため、不動産の広告表示における広さの目安(不動産公正取引協議会による指導基準)では、居室が2部屋以上の場合におけるDK(ダイニング・キッチン)を6畳以上、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)を10畳以上と定めています。もちろんそれをどう使うのかは個人の自由ですから、リビングとダイニングに明確な違いはないとも言えます。
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2階にリビングを配置する場合のメリットとデメリット
隣家との距離を取りにくい日本の住宅では、1階よりも2階のほうが日照や通風の面で有利になります。その一方で、日中はリビングで過ごす時間が長く、寝室は日照にあまり関係のない夜間が主な使用時間帯です。そのため、一戸建て住宅では2階にリビングを配置することも多くなってきました。2階リビングでは、採光や通風だけでなく、開放感のある眺望を得られる、通行人の視線を気にすることなくプライバシーを確保しやすい、天井を高くしやすいなどといったメリットも得られます。リビングに続くベランダを設けることで、広がりのある空間を演出することもできるでしょう。しかし、毎日の買い物から帰るたびに荷物を持ったまま2階へ上がらなければならない、お客様や宅配便への対応のたびに1階へ下りなければならない、1階に不審者がいても気付きにくいなどのデメリットも生じます。高齢になったときに、階段の上り下りが大変になることもありますから、家族構成や生活習慣なども考えたうえでレイアウトをすることが大切です。
物件を探す更新日: / 公開日:2013.03.06









