事前調査で「現在同棲している」もしくは「ここ3年以内に同棲したことがある」と回答した20代から40代までの男女481人に、同棲について伺いました。今回は、家賃や光熱費などのお金の支払い方や家事など、彼氏・彼女で取り決めた生活ルールについてご紹介します。まさかのお財布事情が明らかになりました。

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新婚・同棲にぴったりな物件

まず同棲を始める時に作ったルールを伺いました。特にルールがなかったという人を除くと、約6割のカップルに何らかのルールがあったことが分かりました。

 

同棲を始める時に作ったルール 【複数回答可】(n=481)

同棲を始める時に作ったルール 【複数回答可】(n=481)

 

最も多かったのは「お金の使い方」(26.4%)です。これに「家事分担の仕方」(24.7%)、「月々の支払い担当」(20.4%)が2割台で続きます。時間や空間よりも“お金”に対するルールが多いようです。

同棲を始める時に作ったルールは、本当に計画通りになったのでしょうか?

 

結果は「すべてルール通りになった」人が19.1%で、「まあルール通りになった」が56.1%と半数以上を占めました。完璧とはいかないまでもルール通りになった人が多いようです。一方で「まったくルール通りにならなかった」(11.0%)という人も。

 

一体どのような点でルール通りにならなかったのでしょうか。今回最も多かった「お金の使い方」について、支払いのルールを探っていきましょう。

 

ルール通りになったかどうか 【単一回答】(n=481)

ルール通りになったかどうか 【単一回答】(n=481)

新婚・同棲にぴったりな物件

一緒に住む際に、必ず発生する家賃や家のローンの支払い。彼氏と彼女のどちらが支払っていたのかを聞きました。

 

結果は「彼氏側が全額支払う」人が最も多く41.8%を占めました。「彼氏側が多めに支払う」もあわせると、実に6割強で彼氏側に負担がのしかかっています。「折半」という人も多く26.2%存在するものの、「彼女側が全額支払う」(7.1%)というケースは稀で、「彼女側が多めに支払う」を含めても1割を下回ります。同棲しているカップルの家賃事情は今のところ彼氏側の負担大と言えそうです。

 

家賃やローンの支払いは? 【単一回答】(n=481)

家賃やローンの支払いは? 【単一回答】(n=481)

それでは家賃以外はどちらが負担しているのでしょうか。光熱費、日用品、食材費、外食費、服飾費、交際費6つの項目について尋ねたところ、すべての項目において、彼氏が支払うケースの方が彼女よりも多いことがわかりました。

 

生活費の支払いはどちら? 【単一回答】(n=481)

生活費の支払いはどちら? 【単一回答】(n=481)

 

「折半」も4割前後と多いのですが、家賃が彼氏が多かったことを踏まえると、男性側のお金に関する負担は大きいようです。交際費や服飾費は他の項目に比べて「自分の分は自分で支払う」という人が多い傾向が見られました。6つの項目の中で女性が比較的高い傾向が見られたのは日用品や食材費でした。

新婚・同棲にぴったりな物件

支払いや家事分担など決めなければならない様々なことがある中で、どうすれば同棲がうまく行くのでしょうか。同棲において、住まいを選ぶ際に重視すべきことを聞きました。

順位同棲で住まいを選ぶ際に重視すべきことランキング
1位お互いの職場/学校に通いやすいこと44.3%
2位交通の利便性が良いこと39.7%
3位日常のお買い物が便利であること37.6%
4位二人暮らし入居可の部屋であること22.7%
5位収納が多いこと20.6%
6位寝室とリビングが分かれていること19.8%
7位お互いの部屋が持てること16.4%
8位部屋が広いこと13.7%
9位カフェや飲食店など外食できる場所が多いこと11.9%
10位近隣に自然があること11.0%
10位部屋の防音がしっかりしていること11.0%
 その他0.6%
 住まいに対して重視すべきと思うことはない11.9%

同棲で住まいを選ぶ際に重視すべきことランキング 【最大5つまで】(n=481) 

 

1位は「お互いの職場/学校に通いやすいこと」(44.3%)でした。2位は「交通の利便性が良いこと」(39.7%)、3位は「日常のお買い物が便利であること」(37.6%)となりました。

 

家の中よりも家がある場所を重視すべきと回答した人が多い結果となりました。家の中で過ごす時間も多いですが、学校や会社、スーパーなどに通う日常が始まります。生活を見据えた時にどのような環境に家があると良いのか考えて、駅に通いやすいかどうか、日常のお買い物が便利かどうかをきちんと調べておきましょう。また4位に入った「二人暮らし入居可の部屋であること」(22.7%)は同棲経験者ならではの声といえます。後々トラブルにならないような家を探すことも大切です。

最後に同棲経験者から、「こうすればよかった」と思っていることを聞きました。これから同棲を考えている方は必見です。まずは【暮らし方】から見ていきましょう。

 

■事前に役割分担を話し合って決めておこう
「ルールを設けることがとても大切ですし、相手の一方的な方法にならないように、生活面でも分担することが大切」(女性29歳/付き合っており、同棲中である)
「料理や家事など殆どルールを決めてなかったので、もう少し二人のルールを最初に決めておけば良かった。二人で外食をしたりコンビニに行くことも多かった為、もう少し自炊をして食費を節約すれば良かったです」(女性26歳/付き合っているが、同棲を解消した)

 

■お金のもめごとには要注意!支払いのルールを決めておこう
「お金のことでもめないようなルール作りをしたほうがよかった。お互いの給与を見せ合って、支払いの額、生活費に充てられる額などをお互い把握して、身の丈にあった生活を送れるようにしなければ不満がたまると思う」(女性23歳/結婚した)
「お金はきちっとルールを決めておいたら今後の価値観とかがよく分かると思います」(女性29歳/結婚した)

 

■ルールも大切だけど、思いやりの心を持とう
「取り決めは大事だが、寛容な気持ちでないとすぐにダメになる。相手に合わす事が一番大事」(男性39歳/結婚した)
「双方ともにですが、自分の意見を押し通すばかりではなく、もっと相手の立場に立って思いやりの気持ちを持てればよかったのかなと思います。失って初めて気づく大切さなんて意味がない。大切なら失わないようにする努力が必要なのだと思います」(女性48歳/別れて、同棲を解消した)

 

■もはや契約!?「誓約書」を書く人も
「事前に誓約書などを書くといい。言った言わないなどの言い争いを避けることができるから」(別れて同棲を解消した/女性/26歳)

 

■お互いのプライベートにも配慮を
「お互いのプライベートな時間を必ず作ること」(男性43歳/付き合っており、同棲中である)
「ずっと一緒にいるのはしんどいので、一人になったり、友達と会ったりする時間も大事にした方がいいと思います」(女性25歳/付き合っており、同棲中である)

 

洗濯や食事などの家事分担もお互いに決めておこう

洗濯や食事などの家事分担もお互いに決めておこう

新婚・同棲にぴったりな物件

では【住まい】についても心がけることはあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

 

■生活リズムが違う場合は寝室を分ける
「仕切りがふすまだったのでどちらか一方が夜遅いときなどに、音が隣の部屋に漏れて迷惑だった」(男性31歳/結婚した)
「相手の仕事の都合で深夜に帰宅する場合もあるので、部屋を分けておくべきだったと思う」(女性23歳/付き合っており、同棲中である)

 

■収納もしっかり確認しておきたい
「賃貸を借りる際に部屋の間取りなど気にしなかったが、やはり一人一部屋は確実に欲しいし、物も2倍あるので収納が充実した賃貸を借りることをお勧めします」(女性37歳/付き合っており、同棲中である)

 

■日々の防音や耐震もしっかりと
「防音や防振は想像以上に大切だと実感している。集合住宅での騒音や振動の影響は日々の生活にかなりの苦痛をもたらす場合があるので、入居先周辺の居住者の状況は簡潔にでも把握しておいた方が良い」(男性33歳/付き合っており、同棲中である)

 

■意外に盲点?車を使う方は駐車場の空き台数も確認を
「二人とも車を持っていたが、駐車場は一台分しかなかったので、自分の駐車場の確保ができず、路駐したり、通報されたり大変だった」(女性38歳/結婚した)

 

■家選びは二人の関係性にも影響する?
「どちらか一方だけが多くの譲歩をする住まい、見た目や格好の良さを重視して実用性を考えず入居した住まい、使い勝手の悪い間取りや騒音などの悪環境を見落として入居した住まいなどは、暮らしていくうちにストレスや些細な喧嘩の原因にもなり、そうした外的な要因が二人の関係を悪くし兼ねない」(女性47歳/結婚した)

 

■親への挨拶や育った環境も確認しておこう
「初めのうちにお互いの両親に挨拶に行った方が良かったかもしれない。結果的に良かったけど、私の両親はとても心配をしていました」(女性31歳/結婚した)
「両目でしっかり相手を見ておけばよかった。相手以外にも相手の育った環境、両親を見ること。そうすることで将来の住まいや暮らし方を想像できるはず」(女性42歳/結婚した)

 

いかがでしたでしょうか。これらのアドバイスを見ると同棲にしり込みしてしまう人もいるのではないでしょうか。
一方で、こういう意見もあります。

 

■まずは深く考えずトライしてみる
「いきなり同棲する前に少しずつ住む期間を長くしていく」(男性20歳/付き合っており、同棲中である)
「とりあえずやってみることです。あれこれ考える前にやってみる、話し合う。納得いかないことを作らないことが大切だと思います」(女性27歳/結婚した)

 

寝食をともにする同棲には、正解パターンはないもの。お互いにしっかり話し合って部屋の使い方をシミュレーションし、事前にルールづくりをしていた方が心地のよい暮らしが送れそうです。迷っている方は、まず一緒にいる時間を増やすことからトライしてみてもいいかもしれませんね。

 

生活リズムが違う、いびきがうるさい<br>というケースも

生活リズムが違う、いびきがうるさいというケースも

【調査実施期間】2016年5月13日~5月14日
【調査対象者】事前調査で「現在同棲している」もしくは「ここ3年以内に同棲したことがある」と回答した20代から40代までの男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】481サンプル

新婚・同棲にぴったりな物件

更新日: / 公開日:2016.05.30