投稿日:2016/05/18
引越し当日にやるべきことはとても多いです。なかでも『基本のき』を忘れがちなものです。例えば……
「そんなこと?」と思うかも知れませんが、引越しは大小を問わず1日仕事です。荷運びは引越し業者がするにしても、やることはたくさんあります。途中でスタミナ切れにならないようお腹を満たしておきましょう。
また身支度は汚れてもいい服にしましょう。作業するのは引越し業者でも、荷運びなどでほこりがかなり舞います。マスクやスリッパも用意しておくと完璧です。
腹ごしらえが終わったら、今朝まで使っていた食器や寝具、カーテンなどを梱包します。
この時に、重要なのが一日の『流れ』です。たとえば、その日にまだ使う予定のあるものは梱包せず置いておきます。
しっかり準備したつもりでも梱包が不十分な場合があります。そのようなときのためガムテープなどしまわずに置いておきます。これらを使い終わった後に入れる空のダンボールの用意も忘れずに。まだ梱包していない荷物がないか最後のチェックを済ませます。とくに押入れの上の天袋(押し入れや床脇(とこわき)の上部に設ける袋戸棚)や、背の高い本棚の上などは忘れがちです。
いよいよ引越し業者を迎えます。段取りを確認したあと、気をつけて運んで欲しい荷物があればきちんと伝えましょう。現金清算の場合は作業日に支払いということも多いので、その場合は現金を用意しておくのもお忘れなく。
必ず渡す必要はありません。渡す予定なら作業前のタイミングで渡しましょう。心づけをもらって作業するのと、もらわずに作業するのでは身の入り方が違ってくるのが人情です。なにを渡すかについては決まりはなく、現金やお菓子、ペットボトルのお茶などが一般的です。現金の場合、作業員一人に対し1,000円程度が相場のようです。
作業がスタートしたら、引越し業者の邪魔にならないように、大きい家電や家具が置いてあった場所の掃除に取り掛かりましょう。人手があるなら掃除機をかける人、雑巾がけをする人などうまく役割分担をしてテキパキと済ませてしまいましょう。とくに洗濯機などの水まわりは汚れがひどい場合があるので念入りに。窓や壁はかたく絞った雑巾で拭きましょう。荷物がすべて運び出されたら、軽く掃き掃除をして残った荷物を空のダンボールに入れて、引越し業者にトラックへ運んでもらいます。
最後に忘れ物がないかチェックして、電気のブレーカーを落とします。大家や管理している不動産業者が部屋の明け渡しに立ち会う場合は、鍵の返却と同時に部屋の状態をいっしょに確認します。
このときにこちらが負担しなければいけない修繕個所を指摘され、おおよそ修繕費用の見積り額を提示される場合があります。もし、貸主側が修繕費の負担を求める書面を用意し、これに署名するように求められることがあっても、内容に不明点があればしっかりと説明を聞いてから納得できれば対応します。引越し業者が待っているからと焦らせて署名を迫られる場合は要注意です。少しでも納得が行かなければその場での署名はせず、後日改めて話し合うように言いましょう。
国土交通省の『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』によれば、『経年変化、通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれる』としています。普通に生活していてとくに傷をつけていなければ、原則として畳、壁紙、フローリングなどの修繕費用を負担する必要はありません。
大家もしくは管理会社に鍵を返したら、いよいよ長く住んだこの家ともお別れです。
投稿日:2016/05/18
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