投稿日:2016/05/13
いよいよ電力自由化が始まり、電力会社が自由に選べるようになりました。引越しの時に、せっかくだから電力会社を変えてみようと思う事もあるでしょう。具体的な手順を説明いたします。
電力会社を切替える場合、まず最初に、ご自宅にスマートメーターがあるかどうかを確認します。スマートメーターは今までの検針が必要なアナログなメーターとは違い、リアルタイムで電気の使用量を把握できる新しいタイプのメーターです。ない場合、スマートメーターへの設置取替工事が原則必要となります。なお、取替に費用はかかりません。
次に、各電力会社のサイトを見て、自分にぴったりの電力会社と料金プランを選びます。電力会社はとてもたくさんあるので、比較サイトを利用するのも良いでしょう。
いよいよ、電力会社に選んだ料金プランを申し込みます。その時に、検針票、正確には、検針票の中に書かれている、供給地点特定番号が必要になります。他には、氏名、住所、連絡先、電気料金の支払い方法が必要になります。今お使いの電力会社の解約は、新しい電力会社の方で手続きしてくれるので不要です。
料金は、多くの人にとって一番気になるポイントです。届く電気は変わらなくても、電力会社が変わればまず料金が変わります。多くの新電力では、使用量が多いと割安になるプランを出しています。年間で最大20,000円前後、セット割引があれば最大年間30,000円ほど電気料金が安くなります。電気料金の比較サービスを利用して、自身の電気使用量を確認し最適な電気プランを探せば年間10,000円~も節約できるかもしれません。
これは、電源構成と言いますが、どうやって作られた電気なのか?から選ぶ事もできます。火力なのか原子力なのか。最近話題の太陽光や風力電、地熱など自然エネルギー(再生可能エネルギー)の電気を買いたい方もいるでしょう。日本では電源構成の公開は義務ではないですが、再生可能エネルギーを採用している会社ほど電源構成を公開しているので、確認してみましょう。
自由化に伴い、ガスやインターネット、携帯、スーパー、ガソリンなど、様々なジャンルの会社が電力の小売りに参入しました。これにより、様々な普段の支払いと電気料金とのセット割が期待できます。ぜひチェックしてみてください。ただし、セット割は解約しにくいものも多く、注意が必要です。また、電気料金でポイントがたまるプランもたくさん出ています。
特にセット割で多いケースですが、電気を契約後にさらに別の会社に変えるために解約した場合、違約金を請求されるケースがあります。これは、携帯電話やインターネットプロバイダーなどの契約時に発生する違約金と同じイメージです。
『長期契約を結ぶと安くなる』ことをうたっている場合、年数縛りや、解約時違約金がセットでついてくる可能性は高いです。携帯電話やインターネットの会社とのセット割引の場合、解約条件をしっかり確認しましょう。
また、今までは電気料金をしばらく滞納しても、経営に余裕のある地域独占事業であった事や人道的な観点からおよそ検針の2か月後までは止められる事はありませんでした。経産省のガイドラインでは2週間前の予告で電気を止められる事になっているため、このガイドラインを厳格に運用する電力会社も出てくると思われます。料金は滞納しないようにしましょう。
なお、誤解されがちですが、電力会社を変えても電気そのものの品質は変わりませんし、停電になる事はありません。正しい知識で賢く電力会社を変更しましょう。
記事提供:セレクトラ
投稿日:2016/05/13
簡単3ステップ!電気料金を年間1万円~!?節約する方法についてご紹介します。【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。
引越業者を地域から探す