引越し回数13回! 失敗から学ぶスムーズな引越し術

引越し回数13回! 失敗から学ぶスムーズな引越し術

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引越しは、どうしてもトラブルがつきものです。

見積りの手配から事前準備、スケジュール調整、搬入経路の確認、家具の配置など、やることはたくさんあるわりに、おそらく引越しは多くの人にとって人生で数回きりの出来事です。不慣れなことも原因の一つでしょう。

今回は、引越しをかれこれ13回経験してきた私が、自らの失敗談をもとにスムーズな引越し術について紹介します。

引越しトラブルのあるある

失敗あるある①:引越し繁忙期に起こりがちな「時間指定なし便」

ここ数年、「引越し難民」という言葉が生まれるほど、需要と供給のバランスが崩れています。ピーク時には例年の倍ほどに引越し料金が高騰した、なんて話も聞こえてきました。

そもそも、トラックが押さえられず希望の日程で予約を入れることができないのです。

空いている日時に合わせるしかないケースも多かったのではないでしょうか。そうでないにしても、高い料金を少しでも節約しようと時間指定なしで頼むこともあります。

ですが、これが思わぬトラブルの元となります。進学や就職、転勤の時期は人が動く時期です。荷物の多い少ないにかかわらず、引越しするとなると半日ないしは一日作業となります。

そうそう平日に休みはとれません。結果として、月末の土日に引越しが集中することとなります。するとどうなるか。通常なら起きないトラブルが多発します。想像に難くないですね。

私自身、独身時代の引越しで時間指定をしなかったことがあります。指定できない分、料金がお安いのです。お金はないけれど時間はある若者にとって魅力的でした。

いざ当日、いつ引越し会社さんが来るか分からないので、とりあえず朝から荷物はまとめます。ところが、こない。

午前が過ぎ、お昼になっても、午後に入り数時間経っても何の音沙汰もありません。いくら時間があるといっても、その間にすることもないし出かけることもできません。

ようやくやってきたのは夕方。スタッフの皆さんは明らかに疲労困憊だわ、リーダー格の人は機嫌が悪いわで、ひやひやしました。すべてをトラックに積み込む頃にはあたりは暗くなっていて、まるで夜逃げのよう。最後にあいさつしたかった人にも会えずじまいで、散々な引越しとなりました。

失敗あるある②:時間指定の落とし穴

これに懲り、結婚し転勤族となってからは時間指定を欠かしたことはありません。

それでも、わが家の転勤時期は年度末と決まっています。ピーク中のピークです。となると、午後イチで予約を入れていても時間通りに始まるとは限りません。

例えば、うちの前に入っている引越しで梱包が終わっていないとします。

すると予定よりも時間がかかり、後にずれ込んでくる訳です。悪気がなくても、なんだかんだで引越し作業は時間がかかります。遅くなることはあっても、早まることはまずありません。

結婚後2回目の引越しでは、トラックの遅れに加え、子どももまだ小さく手間がかかり、予定よりも大幅に遅れてしまいました。

新幹線のチケットをとっているので、間に合うかどうかと駅までのタクシーでは冷や汗ものでした。

市内など近距離の引越しならまだしも、列車や飛行機で移動する場合にはその後のスケジュールに影響が出ます。十分過ぎる余裕をもつくらいでちょうどいいです。

時間が余ったら、掃除したりあいさつ回りをしたり、思い出に近所の風景を写真に納めたり。時間はいくらでもつぶせます。

失敗あるある③:率先して荷物を運びすぎる

スタッフさんが来て段ボールを運んでいる時、みなさんは何をしていますか。

特にすることもなく手持ちぶさたですよね。自分よりも年上の人が黙々と働いているのに、1人だけぼーっと座っているのも落ち着かないものです。

そんな居心地の悪さから、軽いものくらいならと私も以前は荷物運びを手伝っていました。実はこれ、引越し屋さんにとってはありがた迷惑なのだそうです。

引越しのプロたるスタッフさんたちは、無秩序に荷物を運びこんでいるのではありません。

移動中に崩れたりしないように、バランスを計算しながら積み込んでいます。取り出す際のことも考えています。中途半端に手伝われると、かえって邪魔になるのです。

また、監督する人がいなければ、持っていくものか置いていくものかの判断がつきません。

搬入のときならば、それぞれの荷物の置き場があるはずです。食器が入っているものならばキッチン、寝具ならば寝室というように、最初から運んでもらえば二度手間になりません。箱の側面に、中身と置き場所を明記しておくとある程度は意図をくんでもらえます。

監督役がすることは、荷物の場所の指示だけではありません。

搬出・搬入の際に家財を破損された場合、現場で指摘しないと最初からあった傷だといいくるめられるかもしれません。狭い階段や通路を運んでいれば、多少の傷は実際のところあるものです。ただ、限度というものがあります。

私が見ている目の前で、買って数年のお気に入りの冷蔵庫を階段でぶつけられたことがあります。当人たちはまるで何事もなかったかのよう。

このときの引越しではテーブルも脚が折れていました。後日、営業担当の方に話をして保証してもらえましたが、現場に立ち会っていないとうやむやにされることもあります。

失敗あるある④:不用品を出したくても出せない

荷物を箱詰めしていく過程で、どこにこれほど…というくらいに不用品が続々とでてきます。

早いうちから手をつけていれば、大量の本やいらない家具も売りに出すなり人にあげるなり始末がつきます。捨てるにしても、自治体に連絡して安価に処分してもらえます。

ところが、ギリギリになって荷造りすると、詰めるのはいいとして不用品の処分が追いつきません。店に持ち込んで査定してもらって、などという余裕はないでしょう。

ゴミに出すにしても、不燃ゴミの収集日は決まっています。大型ゴミは回収してもらわなければなりませんが、繁忙期は申し込みが殺到して直近の日はすでに埋まっています。

となると、不用品やゴミといっしょに引越しせざるを得ません。

新居で不用品のつまった段ボールを見ると、ため息が出ます。見なかったことにして再び封をし、そのまま開かずの段ボールが生まれてしまうのはわが家だけでしょうか。

不要な家具などはさすがに処分するのですが、前の土地よりも処分料がはるかに高いなんてこともありました。

大型家具などを処分しきれなければ、トラックを大きなタイプにしなければならなくなり引越し料金が上がることさえあります。

たかが不用品、されど不用品。侮っては後悔することになりますよ。

引越し失敗経験から学ぶ引越しのポイント

不用品のより分け

引越し回数こそ多いものの、毎回何かしらの失敗をしています。

身をもって感じるのは、事前準備の大切さです。まだ日数があるからと何もしないのではなく、できるところから手をつけること。段ボールが届く前でも、不用品の選定ならできますよね。

早めに不用品をまとめられれば、それぞれのジャンルの買い取り専門店に依頼することで多少のお金になります。

時間に余裕があればフリマアプリやオークションで売ることもできるでしょう。家具を捨てるにしても、分解して普通ゴミとして出すという裏技も使えます。

引越し会社選びは慎重に

高額なものは1つの店だけで決めずに、何店か見比べて検討するものです。

引越し会社を選ぶときも同じように複数社から相見積もりをとることがおすすめですが、自分で調べて何社にも見積もりをとるのは面倒です。

そこで便利なのが一括見積もりサイトなのですが、使い方によっては後からしつこく電話がかかってくることもあります。

それでなくても、引越しに絡んだ事務手続き関係でひっきりなしに電話がかかってくる時期です。欲張って多くの会社に見積もりをとり過ぎない方が身のためです。

また、あまりに安すぎる引越し会社も要注意です。

実際の部屋も見ずに大まかな見積もりを出しているだけですと、当日になってあれもこれもと追加料金をふっかけてきます。自衛のために、きちんと荷物の量を確認してもらい正式な見積もりは書面でもらうことをおすすめします。

ふだん使わないものから詰めていく

段ボールが届いたら、当分は使わないであろうシーズンアイテムや書籍の類からどんどん箱詰めしましょう。

洋服や靴もシーズンオフのものを片付けるだけで、だいぶはかどります。アルバムなどを手に取ってしまうと、ついつい手が止まってしまい1~2時間は過ぎてしまいます。子どもの小さい頃のアルバムなんて危険極まりないのでご注意を。

段ボールは大・中・小のサイズがありますが、重い本や雑誌は必ず小サイズに入れましょう。面倒だからと、大や中サイズの段ボールにぎっしり詰め込むと持ち上げられません。持てたとしても底が抜けます。

ぶちまけられたのが趣味全開の本だったりすれば、かなり恥ずかしい思いをします。お気を付けください。

段ボールの天面と側面には、「キッチン:食器」などのように場所と中身を書いておくこと。やるとやらないとでは、引越し後の作業量がまったくちがってきます。

引越しの後に入れる予定は十分に余裕をもって

「トラックの到着時間から3時間もあればすべて終わるだろう。〇時に最後にお友達と食事でも…」などと約束を入れるのはちょっと待ってください。
トラックが時間通りにくるとは限りませんし、作業は予想外のことが起きるものです。ほこりと汗まみれになりますし、できればあまり予定はいれない方がいいかもしれません。

そして他県への引越しとなると、移動の関係も出てきます。

公共交通機関を利用するならば、完了予想時間よりも余裕をもたせておくべきでしょう。

荷物は運びだしても、管理会社のチェック待ちで思うように出発できないこともありました。乗り継ぎで予約しているときなんて、本当に焦ります。

引越し後のストレスも解消!おすすめの設備は?

引越し直前のゴミ出しに便利

引越し直前になって荷物を詰めていると、やはりいらないものが次々にでてきます。

燃やせるゴミならいざ知らず、不燃物や粗大ゴミは回収日が限られています。

前日は料理をしないとしても、買ってきた食料のパッケージや果物の皮などのゴミが出るでしょう。ゴミをいつでも出せるマンションなら、ごみの始末に頭を悩ませる必要がありません。

階段での搬出入は非常に大変

引越す先が階段しかないマンションでは追加料金を請求されることもあります。

料金がかからないとしても、冷蔵庫やタンスを階段で運ぶのは至難の業。破損の危険度は確実に上がります。エレベーターの有無は確認しておく方が安心です。

引越しは予想外のことの連続で、多かれ少なかれ失敗はつきものです。

それでも、事前に知っておくことで大半の作業はスムーズにはこぶようになります。物件選びとあわせて、引越し準備を計画的に進めましょう。

ワタベユキエ

ワタベユキエ

転勤族の子が転勤族と結婚し、生まれてこのかた引越し回数13回。転勤のおかげで、北は青森から南は長崎まで在住経験あり。

独身時代は広告業界に10年勤務。紙媒体の取材・編集もこなす。結婚後はたしなむ程度のwebライター。実体験を盛りこんだブログ『どうする?転妻』で、引越し・転勤・転校からお得情報まで随時発信中。

※このページの内容は、2019年11月7日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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