『Dorf』_Y様邸

職人が魂を込めた漆喰の壁と、足裏から伝わる無垢材の温もり。 丁寧にエイジングを施した天井が、空間に深い陰影を描き出します。 傷や色の変化さえも「家族の記憶」として慈しみ、年月を重ねるほどに美しさを増していく。 永く、深く、愛され続けるための空間設計です。

「大小二つの切妻屋根が重なり合う独創的なファサード」 真っ白な塗り壁に映える、大小二つの切妻屋根が重なり合う独創的なファサード。大屋根の頂点に配された丸窓が可愛らしさを演出、リズムよく並ぶスクエアな窓が、シンプルが外観に豊かな表情与えます。

木目調の天板に、白い塗り壁を合わせた職人手作りのキッチンカウンター。あえて残された不揃いな凹凸が、空間に柔らかな落ち着きをもたらします。頭上のペンダントライトが灯ると、その陰影がカウンターに複雑な表情を描き出し、日常のひとときにがカフェにいるかのような豊さを演出します。

凹凸豊かな白い塗り壁に、アンティーク照明が繊細な陰影を映し出します。その情緒的な灯りは、外の世界の賑やかさをリセットし、心に落ち着きをもたらすスイッチ。帰宅するたびに「我が家」の心地よさを実感できる、温もりあふれる玄関です。

パッと目を引く可愛らしいモザイクタイルと、温もりある木のカウンター。奥様の「好き」を詰め込んだこの場所は、家の中で一番小さく、一番心華やぐプライベート空間です。漆喰の白壁にタイルが美しく映え、毎日の暮らしに彩りと明るさを添えてくれます。