『Dorf』緑モデル（モルタル造形モデル）

圧倒的な存在感を放つ石積みのデザインと、爽やかなブルーの腰壁のコントラストが目を引くリビング。モルタル造形だからこそ実現できた本物の石のような質感は、照明の光を受けると美しい陰影を生み出し、夜のくつろぎタイムをより贅沢に演出してくれます。 アンティーク家具や観葉植物との相性も抜群。日常の何気ないシーンが、どこを切り取っても絵画のように美しく映える、自慢の空間です。

ダイニングルームを「機能的な箱」としてではなく「五感を満たす箱」として分節しました。モルタルの放つ無機質な力強さと、木質のテーブルや椅子の有機的な温もりのコントラスト。そして独立させた空間が生む絶妙な光の陰影も。これらが組み合わさることで、まるで異国の古城や隠れ家レストランにいるような高揚感をもたらします。日常の何気ない食事を「旅先のような非日常」へと変える、贅沢な価値を具現化しています。

テレビのスイッチを入れる前に、まずはこの空間が放つ「異国情緒」をゆっくりと味わう。モルタル造形のトンネルは、私の家の「魔法の門」。 どんなに忙しい一日であっても、あのアーチをくぐれば、家族はいつでも自由な旅人に戻れます。 「ただいま」という言葉が、どこか誇らしげに響く。 ここは私を、一番遠くへ、そして一番近くへ連れて行ってくれる場所。

リビングでくつろいでいると、吹き抜けの渡り廊下から「おーい！」とはしゃぐ子供たちの声。 そんな日常の何気ないワンシーンを、この家は一番大切にしています。 2階のベッドルームへと続くこの階段や渡り廊下は、ただの通路ではなく、家族を繋ぐ特等席。 放感あふれるリビングで、家族の気配を常に感じながら、変化に富んだ毎日のシーンを愉しんでみませんか？

物語が始まる「魔法の門」のある間取り 玄関の扉を開け、ホールからリビングへ、そこにあるのは、日常を脱ぎ捨てて自分に還れる「魔法の門」です。 リビングから視線を向ければ、そこには柔らかな曲線を描く「アーチの門」が。キッチンから秘密の小部屋のようなパントリーへ、ダイニングから静かな洗面浴室へと続くその門は、機能的な動線を「情緒ある路地」へと変えてくれます。 仕切るのではなく、優しくつなぐ。この家では、一つひとつの門をくぐるたびに、景色を心地よく塗り替えてくれます。

「空を渡り、家族を想う。光と音が紡ぐ静謐な時間」 階段を上がると、そこには1階のリビングと空を繋ぐ開放的な吹き抜けが広がります。中央に架かるのは、子供室へと続く「渡り廊下」。ここは、階下から届く穏やかな生活の音をBGMに、刻々と変わる光の移ろいを感じる、まさに我が家の特等席です。 主寝室と2つの子供室は、オーソドックスな使い勝手を備えながら、それぞれが独立した壁面で守られています。直接壁を接しない設計が、家族の気配を感じさせつつも、一人の時間を大切にできる「音の独立性」という優しさがあります。