私が学生時代に生活していた獨協大学前<草加松原>駅周辺。当時は現在の駅名ではなく、松原団地駅という駅名でした。この地に3年前から再び住み始めています。駅西口側全体に広がっていたマンモス団地「草加松原団地」は、建て替えられて「コンフォール松原」になり、空が広く感じられる街に生まれ変わっていました。
団地時代の樹木も多く残され、新たな公園も整備されてより緑豊かな街に。一方の東口側の店舗は多少変わっていましたが、全体的には昔とあまり変わらず、楽しかった学生時代を私に思い出させてくれます。今回はそんな獨協大学前駅周辺の住みやすさをご紹介していきます。
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獨協大学前駅周辺はこんなところ

獨協大学前駅の改札 © 和泉正弘
埼玉県草加市松原一丁目にある「獨協大学前<草加松原>駅(以降:獨協大学前駅と記載)」は、東武伊勢崎線の駅として1962(昭和37)年に開業。1日の平均乗降客数は5万6,374人(2024年度1日平均)で、駅名とおり「獨協大学」が駅の近くにあります。2017年に旧駅名の「松原団地駅」から現在の駅名に変更されました。副駅名である<草加松原>は、駅から徒歩約4分のところにある国指定の名勝「おくのほそ道の風景地」の一つである「草加松原遊歩道」を意味しています。
駅西口側は、東洋一のマンモス団地と呼ばれていた草加松原団地の建て替え事業によって整備された集合住宅である「コンフォール松原」があります。この中には、30階建ての「ハーモネスタワー松原」があり、まさに獨協大学前駅周辺のランドマークとなっています。その空高くそびえるさまにいつも圧倒されています。

獨協大学前駅付近の「コンフォール松原」 © 和泉正弘
西口側は「コンフォール松原」のほかにも、広々とした「獨協大学」のキャンパスがあります。「獨協大学」は全学生が4年間を一つのキャンパスで学ぶオールインキャンパス。樹木が多いことも特徴で、特に印象的なのが正門前の高々と空に向かって伸びているメタセコイアです。キャンパス内は談笑する高齢者や遊んでいる子どもたちもいて、コンフォール松原とともに一つの街を形作っています。
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「既存の自然」と「新たな自然」が融合
私が学生時代を過ごした獨協大学前駅周辺に再び住み始めた理由は、ただ単に街が新しくなったからではありません。旧松原団地時代の樹木が残されつつ、新たな樹木も加わってより自然が豊かになったからです。どこまでも続く「コンフォール松原」の街区を歩いていて気付いたのが、新しい団地街に似合わない太く威厳を保つ樹木たち。明らかに新しく植えられた樹木ではありませんでした。

コンフォール松原の広場にある樹木たち © 和泉正弘
樹木について調べてわかったことは、団地を建て替えるときに松原団地時代に植えられていた多くの樹木を残しているということ。この地の昔を知る樹木たちと新しく植えられた若木たちが見事に融合した自然が、とてもすてきだなと私は感じ、再び生活の地をこの駅周辺に移すことを決めました。

獨協大学のキャンパス © 和泉正弘
獨協大学前駅周辺の住みやすさ
獨協大学前駅周辺の住みやすさは空の高さや自然の豊かさだけではありません。ここからはこのエリアの住みやすさについてさらに紹介していきます。
独協大学前駅周辺の交通利便性
獨協大学前駅から都心へのアクセスは比較的便利です。獨協大学前駅からの電車でのアクセスはとても良く、ターミナル駅である北千住駅や新越谷駅へは比較的短時間で着きます。
獨協大学前駅から主要駅への移動時間は以下のとおり。
浅草方面
- 草加駅:約2分
- 北千住駅:約13分
- 浅草駅:約26分
- 上野駅:約28分
東武動物公園方面
- 新越谷駅:約6分
- 東武動物公園駅:約30分
独協大学前駅周辺は、鉄道アクセスが良い一方で、国道4号線(日光街道)をはじめとする主要道路の交通量が非常に多く、車での移動やバスの利用には、ラッシュ時や週末の渋滞・混雑を考慮に入れる必要があります。特に、県道328号線(産業道路)や県道34号線(越谷街道)、大学の周辺や大型商業施設付近は、朝夕のラッシュ時やイベント時に混雑します。さらに「東京外環自動車道」の「草加インターチェンジ」も近くにあり、駅の西口側から車で約10分の距離です。
バスに関しては、東口から東武バスセントラルが運行しており、八潮駅北口方面、新田駅東口方面、八潮団地方面、そうか公園方面など、周辺の住宅地や公共施設を結ぶ路線が充実。西口からは主に大学西側や周辺の住宅地方面へのアクセスを担うバスが運行していて、とても便利です。

獨協大学前駅東口側から延びる「松原文化通り」 © 和泉正弘

獨協大学前駅西口側から延びる「獨協大学通り」 © 和泉正弘
獨協大学前駅周辺の買い物、飲食事情
獨協大学前駅周辺は、スーパーや複合施設も多く、日常の食料品や日用品の買い物に困ることはない、非常に便利な環境といえます。駅周辺の主要な商業施設としては、2023年3月にオープンした複合商業施設「 TOBU icourt(トーブ イコート)」があります。駅から700mほどはなれていますが、スーパーマーケット、飲食店、クリニックなどが集まっていて、私も良く利用しています。

TOBU icourt(トーブ イコート)の外観 © 和泉正弘
また駅直結の商業施設「EQUiA 松原(エキア松原)」は、 ドラッグストアや飲食店、コンビニエンスストアなどが入っており、乗り換え時や帰宅時にさっと立ち寄るのに便利です。

EQUiA 松原 © 和泉正弘
獨協大学前駅周辺はスーパーも充実しています。駅周辺のスーパーと駅からの移動時間は以下のとおりです。
【駅周辺のスーパーと駅からの徒歩時間】
・マルエツ 松原店:約4分
・尾張屋水産 草加店(MEGAドン・キホーテ 草加店内):約6分
・あまいけ(MEGAドン・キホーテ 草加店内):約6分
・スーパーバリュー 草加店:約11分
・ベルクス 草加松原店:約9分

マルエツ 松原店 © 和泉正弘
また、駅の西口側の「ハーモネスタワー松原」には、「ハーモネスプラザ商店街」があり、金融機関や病院、飲食店、酒屋などのさまざまな店舗がそろっていて、地域住民の暮らしに便利な商店会として機能しています。

「ハーモネスプラザ商店街」にある「東武ストア松原店」 © 和泉正弘
獨協大学前駅周辺は、大学の学生と地域住民のニーズに応えるため、リーズナブルなチェーン店から地域に根ざした個性的な飲食店まで、幅広いジャンルの店舗が揃っています。特に居酒屋・焼肉店と学生向けのカジュアルな店舗が充実しているのが特徴です。
獨協大学前駅周辺の自然
獨協大学前駅周辺は、歴史的な松並木や大規模な公園が整備されていて、自然や緑に親しめる環境が整っているといえます。特に、松尾芭蕉の「おくのほそ道」ゆかりの地として知られる景勝地が駅のすぐそばにあります。
獨協大学前駅の東口から徒歩約5分、綾瀬川沿いに約1.5km続く国指定名勝の美しい松並木道である「草加松原遊歩道」は、松尾芭蕉の句碑や像、国文学者ドナルド・キーン氏の記念碑など、歴史や文学に触れるスポットが点在しています。石畳の遊歩道が整備されており、散歩やジョギングに最適。春には桜の名所にもなります。

「綾瀬川」と「草加松原遊歩道」の松並木 © 和泉正弘
公園としては、獨協大学前駅東口から徒歩約10分、綾瀬川沿いにある広大な「まつばら綾瀬川公園」があります。広い芝生広場を中心に、せせらぎ、噴水などの親水空間が整備されているほか、健康遊具、スケートボードエリアもあります。
獨協大学前駅周辺の公共施設
獨協大学前駅周辺は、再開発によって行政サービス、図書館、文化施設、郵便局などの生活に不可欠な公共施設がコンパクトにまとまっており、いずれも徒歩でアクセスできます。特に利用頻度の高い行政窓口や図書館が近くにあるので、とても助かっています。
【獨協大学前駅周辺の公共施設と駅からの徒歩時間】
・草加市役所 松原サービスセンター :約1分
・草加市文化会館:約6分
・草加市民体育館:約6分
・草加市立中央図書館:約1分

中央図書館の外観 © 和泉正弘
獨協大学前駅周辺の治安
獨協大学前駅周辺は団地街であり学生街であるため、比較的治安が安定しているといえます。駅周辺の治安の安定に大きな役割を担っているのが、駅の西口にある「松原交番」です。

松原交番 © 和泉正弘
駅の西口を出てすぐの場所にある交番なので、何か困ったときにすぐに相談に行けます。このように比較的治安は安定していますが、夜遅くの外出や帰宅をする場合は気をつけたほうが良いでしょう。
獨協大学前駅周辺の医療施設
獨協大学前駅周辺には、日常的な体調不良や慢性疾患に対応するクリニックが多くあります。
さらに総合的な医療を担う大型病院である「埼友草加病院」や「草加市立病院」も徒歩圏内にあります。日常的な診療から専門的な検査、そして総合的な高度医療まで、安心して医療を受けられる体制が整っているといえます。
【獨協大学前駅周辺の病院と駅からの徒歩時間】
・埼友草加病院:約2分
・草加市立病院:約16分
・草加パートナーズ内科・糖尿病クリニック:約1分
・水野クリニック:約4分
・笠井眼科:約4分
・式場クリニック:約4分
・ハーモネスタワークリニック:約1分
・大城クリニック:約5分
・松本医院:約7分

埼友草加病院の外観 © 和泉正弘
獨協大学前駅周辺の家賃相場
獨協大学前駅周辺の家賃相場は、都心へのアクセスが良い立地でありながら、都内や近隣の主要駅と比べて比較的安いと思います。エリアがら学生や単身者向けの物件が多く、比較的築年数の経った物件も人気があるようです。
<獨協大学前駅周辺の家賃相場>
・ワンルーム 6.33万円
・1K 7.04万円
・1LDK 8.73万円
・2LDK 9.22万円
※参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 2025年12月5日時点
獨協大学前駅周辺は都心近の自然派タウン
四半世紀ぶりに獨協大学前駅周辺に住んだ私が、このエリアで良いと感じるところは、やはり豊かな自然で、特に広々とした公園です。広場にレジャーシートを広げてピクニックをしたり、ペットと散歩したり、と楽しみ方は人それぞれ。楽しいイベントも定期的に行われています。私にとっての楽しみはTOBU icourt(トーブ イコート)で買ったものを、芝生に座って風を感じながら食べること。とても幸せな気持ちになれます。

どこまでも続く草加松原遊歩道の松並木 © 和泉正弘
獨協大学前駅周辺は空が広く自然が豊かな魅力的な街です。コンフォール松原の街区には緑が多く、それ以外にも公園や川などの自然がたくさんあります。商業施設やスーパー、店舗なども多く、買い物や飲食も楽しめます。公共施設も充実していることも特徴です。私はこの獨協大学前駅周辺でいつまでも楽しく暮らしていきたいです。
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ライター:和泉正弘
プロフィール
東京都内の建設コンサルタント会社に勤務。出張が多く全国各地へ行くが、獨協大学前駅の自然の美しさに惚れている。趣味は歴史。週末の晴れた暖かい日は図書館で借りた本を抱えて、公園に寝そべって本を読むのが好き。「コンフォール松原」の街区に植えられた若木が成木になる日を楽しみに待っている。
公開日:










