福岡市早良区は福岡市西部に位置し、都会の便利さと自然の豊かさが絶妙に溶け込むエリアとなっています。地下鉄空港線と七隈線が通っていて、天神や博多駅へのアクセスは良好で、活気ある商店街や、保育園から大学まで幅広くそろった市内トップクラスの教育水準も魅力です。
この記事では、早良区に6年間住み、一度離れた後も戻ってきた私が、早良区に実際に住んで感じた魅力について、体験談を交えながら詳しく解説していきます。
一人暮らし、ファミリー層などにおすすめのエリアも紹介しますので、ぜひ物件選びの参考にしてください。早良区の物件を探す
福岡市早良区の基本情報
まずは、福岡市早良区の基本情報や歴史について紹介します。
福岡市早良区の概要
福岡市早良区は福岡市の西部に位置していて、北は博多湾、南は佐賀県に接しています。面積は約96平方キロメートルで、福岡市で最も広い行政区です。人口は2025年2月時点で約22万人となっていて、福岡市の中では4番目に多いです。
北部は比較的平らな土地ですが、南に行くにつれて脊振山につながる山地が多くなり、たくさんの自然が広がっています。
緑が豊かな一方で、福岡市地下鉄の空港線と七隈線が通っているため、交通の利便性が非常に高いです。沿線に住めば、車がなくても十分に生活できるでしょう。
特に西新は、早良区の中心となる賑やかな街で、たくさんのお店が集まっています。バスの路線も多く、区内のいろいろな場所や、福岡市の中心部へ行くのも便利なエリアです。
福岡市早良区の歴史

早良区の歴史はとても古く、弥生時代からすでに人々が暮らしていました。鎌倉時代にはモンゴルから元の軍が攻めてきたときの「元寇(げんこう)防塁」も区内に残っていて、教科書にも載っているような歴史的に価値の高い場所です。
国民的な人気アニメ「サザエさん」が誕生した地としても知られていて、区内には「サザエさん通り」があります。
今の早良区ができたのは1982年です。福岡市西区が「早良区・城南区・西区」の3つに分かれたことで生まれました。それ以降、福岡市の発展とともに早良区も成長を続けてきました。特に西新地区は戦後の復興とともに商業地として発展し、今では早良区の中心地となっています。
福岡市早良区で暮らす魅力
福岡市早良区は自然が豊かで買い物にも便利、さらに交通の便もいいなど、どの年代の方も住みやすい場所です。ここでは私が実際に住んでみて分かった情報や魅力を、体験談を交えてお伝えします。
福岡市早良区に住んだきっかけ・選んだ決め手
私は、大学4年間と社会人になってからの2年間、合計6年間早良区に住んでいました。その後、転勤で離れていたのですが、福岡に戻ってきたときに、「また住みたいな…」と真っ先に早良区が頭に浮かびました。
実際に戻ってみると、大学時代とはお店や建物は大きく変わっていましたが、住みやすさは昔のままでした。地元の人々に愛されているローカルな飲食店や西新名物のリヤカー部隊、それに複数のスーパーやドラッグストアがそろっているところも変わりません。
早良区に住んで特に感じるのは、どことなく温かい気持ちになるということです。住んでいる人々の表情が明るく、地域のつながりも感じられるので、新しく引越してきた人も安心して暮らせる雰囲気があります。この住みやすさが、私が早良区を選んだ最大の決め手です。
福岡市早良区の魅力(1)活気あふれる商店街

早良区の最大の魅力は、5つの商店街が連なった「サザエさん通り」です。藤崎通り商店街・高取商店街・中西商店街・西新商店街・オレンジ通り商店街と続き、いつも地元の人で賑わっています。私は仕事の関係でいろいろな地域に住んできましたが、ここまで地元の人々に愛されている商店街は見たことがありません。
特に印象的なのは、平日の午後1時から7時頃に行われる露店販売(通称:リヤカー部隊)です。地元で取れた新鮮な野菜や果物が並び、いつも多くの人で賑わっています。お店のおばちゃんたちと仲良くなると、「ちょっとおまけしとくね」とサービスしてもらえることも多く、人情味が感じられるのも商店街の魅力です。
令和の時代には珍しい、昔ながらの活気あふれる商店街には、大型ショッピングモールでは味わえない雰囲気があります。買い物だけでなく、散歩がてらぶらりと歩くだけでも楽しいエリアです。
福岡市早良区の魅力(2)交通の利便性

早良区の暮らしやすさを支えているのが、充実した交通アクセスです。区内には地下鉄空港線(室見駅・藤崎駅・西新駅)と、地下鉄七隈線(次郎丸駅・賀茂駅・野芥駅)を合わせて6つの駅があります。
特に便利なのは空港線です。西新駅から天神駅までは約7分、博多駅までは約13分、福岡空港までは約19分と、主要スポットへのアクセスが良好です。
2023年に七隈線が延伸して博多駅までつながったので、さらに便利になりました。バスの路線も充実していて、地下鉄が通っていないエリアでは、西鉄バスや昭和バスを利用することで市内各所へ行けます。
私は車を持っていませんが、公共交通機関だけで十分に生活できています。私は以前、西新から博多まで自転車で通勤していた時期がありました。30分ほどかかりますが、運動にもなりますし、気候のいい時期は気持ちよかったです。
通勤や通学はもちろん、買い物や遊びに行くときも交通の便がいいので、不便を感じることはほとんどありません。
福岡市早良区の魅力(3)子育てしやすい環境
早良区は子育て世代にもとても住みやすい環境が整っています。区内には大小さまざまな公園があり、子どもたちが安心して遊べる場所がたくさんあります。特に百道浜にある「シーサイドももち海浜公園」は、海沿いに広がる広々とした公園で、子どもの遊び場としても人気です。
教育環境が充実していて、区内には保育園や幼稚園、小学校・中学校・高等学校まで、バランスよく配置されています。特に西新周辺は、県内有数の進学校である「福岡県立修猷館高等学校」や「西南学院中学校・高等学校」など、人気の学校が集まっているエリアです。
私の周りには子育て世代がたくさんいますが、「子どものために、福岡市早良区に引越した」という人も多くいます。
福岡市総合図書館は早良区内にあり、子ども向けの読書スペースや定期的なお話会などを開催しています。子育て支援施設も充実しているので、小さな子どもがいる家庭でも安心して暮らせる環境といえるでしょう。
福岡市早良区の生活施設情報
福岡市早良区にある公園やレジャースポット、公共施設、教育施設などを紹介します。
福岡市早良区の公園・レジャースポット
早良区は自然が豊かで、リフレッシュしたい方や子どもと一緒に遊びたい方におすすめの公園やレジャースポットがたくさんあります。
<早良区にある主な公園・レジャースポット>
・シーサイドももち海浜公園
・百道中央公園
・福岡タワー
・祖原公園
・室見川緑地
・小田部中央公園
特に人気が高いのは、百道浜にある「シーサイドももち海浜公園」です。砂浜が広がり、海に面した公園では、バーベキューや水遊びを楽しむ人が多く見られます。このほかにも、区内には大小さまざまな公園が点在しているので、お気に入りの場所を見つけて散歩するのもおすすめです。
福岡市早良区の公共施設

早良区には生活に便利な公共施設が充実しています。区役所や図書館、郵便局など、日常生活に欠かせない施設が使いやすく配置されています。
<早良区にある主な公共施設>
・福岡市総合図書館
・福岡市早良区役所
・福岡市博物館
・福岡市立早良市民センター
・早良郵便局
・福岡市立早良体育館
中でも「福岡市総合図書館」は、福岡市最大の図書館で、約120万冊以上の蔵書を誇ります。図書だけでなく、映像資料や音声資料、自習室なども充実していて、丸1日滞在しても飽きません。
福岡市早良区の教育施設

子どものための教育施設も充実しています。保育園から大学まで幅広くそろっており、教育レベルの高さは市内でもトップクラスだといわれています。
<早良区にある教育施設>
・福岡市立西新小学校
・福岡市立百道中学校
・西南学院中学校、高等学校
・福岡県立修猷館高等学校
・西南学院大学
特に「福岡県立修猷館高等学校」は、県内トップクラスの進学校として知られており、毎年多くの東大合格者を輩出しています。そのすぐ隣にある「西南学院大学」も、九州トップの私立大学として人気の大学です。
福岡市早良区の住まい事情
福岡市早良区の家賃相場
福岡市早良区の家賃相場を、近隣エリアと比較してみましょう。
〈1R~1DKの家賃相場〉
・早良区:5.1万円
・西区:4.8万円
・中央区:6.39万円
一人暮らしの方におすすめの間取り(1R~1DK)の家賃相場は、早良区が西区より少し高めで、中央区よりは安いです。西新駅や藤崎駅近くのワンルームマンションなら、便利な立地でも比較的リーズナブルに住めます。
〈2LDK~3DKの家賃相場〉
・早良区:16.15万円
・西区:12.74万円
・中央区:18.20万円
ファミリー向けの間取り(2LDK~3DK)は、西区より高く、中央区より安いという結果でした。特に百道浜エリアは高級住宅街として人気が高いので、家賃が上がる傾向です。
ただし、駅から少し離れると、家賃相場は一気に下がります。交通の便や教育環境、生活環境を考えると、コストパフォーマンスは高いといえます。
家賃参照元:LIFULL HOME'S家賃相場 福岡県(2025年3月13日時点)
福岡市早良区のエリアの特徴と魅力

一人暮らしなら西新駅周辺
西新駅
日本、福岡県福岡市早良区西新4−1 西新駅
西新駅
〒814-0002 日本、福岡県福岡市早良区西新4−1 西新駅
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西新駅周辺は、早良区の中でも特に賑やかで便利なエリアです。地下鉄空港線が通っているため、天神や博多へのアクセスが非常によく、通勤・通学に便利です。
西新駅を出るとすぐに大型スーパーや100円ショップ、ドラッグストアなどがあり、日々の買い物にも困りません。飲食店や雑貨店、衣料品店などさまざまなお店が立ち並び、日常の買い物から飲み会まで、ほとんどのことが西新エリア内で完結します。
西新駅のすぐ近くに、西南学院大学がありますが、学生特有の騒がしさを感じることは少ないです。強いていえば、水曜日だけは少し賑やかになることがあります。これは西南学院大学のサークルが水曜日に活動していることが多いからですが、「楽しそうだな」と感じる程度で、迷惑に感じることはないレベルです。
一人暮らしの方なら、西新駅周辺のワンルームマンションがおすすめです。家賃も5万円前後からあるため、利便性を考えると、非常にコストパフォーマンスが高いエリアといえるでしょう。
室見駅
日本、福岡県福岡市早良区室見1丁目5 室見駅
室見駅
〒814-0015 日本、福岡県福岡市早良区室見1丁目5 室見駅
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室見駅周辺は、ファミリー層に人気のエリアです。早良区内で最も西区よりに位置していて、西新ほど騒がしくなく、落ち着いた住環境が広がっています。地下鉄空港線で天神まで約11分、博多駅へも約17分とアクセス良好です。駅から少し離れると家賃相場が一気に安くなるため、車を持っている方にもおすすめです。
室見エリアはマンションも充実していますが、少し広めの一戸建て住宅や2階建てのアパートなども多く見られます。実際、私が物件選びをしていたときは、築年数が浅いアパートを中心に探していました。浴室乾燥機などの最新設備が付いた広めの物件でも家賃が抑えられたため、びっくりしたことを覚えています。
広さと利便性のバランスが取れた、子育て世代におすすめのエリアといえるでしょう。
福岡市早良区は生活も子育ても充実する住みやすい街
福岡市早良区は、あらゆる世代におすすめできる、住みやすい街です。地下鉄空港線と七隈線が通っていて、天神と博多駅のどちらへもアクセスしやすいため、車がなくても快適に生活できる環境です。
区内には活気ある商店街と新鮮な食材を販売するリヤカー部隊、シーサイドももち海浜公園をなどの緑が豊かな公園、そして福岡県立修猷館高校や西南学院などの人気校が点在しています。
私は合計6年間早良区に住み、一度離れた後も戻ってきたほど、この街の住みやすさを実感しています。人々の表情が明るく、地域のつながりも感じられる福岡市早良区で、あなたもきっと理想の暮らしが見つかるはずです。ぜひ、福岡市早良区への引越しを検討してみてください。
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