2005年に開業し、秋葉原とつくばを快速で約45分で結ぶつくばエクスプレス(TX)。
流山おおたかの森は、秋葉原から快速約25分で、都内へのアクセスのよさや駅直結の大規模ショッピングセンターをはじめとする施設への利便性が魅力です。
さらにもうひとつ、子育て世代から人気を集めている街でもあります。
「母になるなら、流山市。」
このキャッチコピーで、流山という地名を知ったという人もいらっしゃるかもしれませんね。流山おおたかの森の他、南流山、流山セントラルパークのTX3駅は、流山市に位置しています。流山市ではどのような子育て支援制度が整っているのでしょうか。流山おおたかの森駅の物件を探す
流山の子育て支援制度

流山が子育てしやすい環境かどうか、目安になるデータがあります。
流山市では、平成23年度末と比較して平成30年度末では人口が約1.6万人増えており、年齢別でみると30~40代の子育て世代の人口ボリュームが最も増加、さらに4歳以下の子どものボリュームも増えています。また平成29年に合計特殊出生率は、全国平均より高い1.62となっています。
※流山市公式HP(https://www.city.nagareyama.chiba.jp/appeal/1003878/1003882.html)より。
では、具体的にどのような行政の子育て支援制度があるのでしょうか。
子育て世代に支持されている制度の一部をご紹介させていただきます。

「送迎保育システム」
流山おおたかの森駅東口駅前ビル(ライフガーデン)に送迎保育ステーションがあります。
朝、子どもを預かって市内の指定保育所(園)までバスで送り、夕方、バスで戻ってきた子どもを保護者が迎えに来るまで預かってくれるシステムです。利用料金は月額2,000円、1日100円です。
利用条件はありますが、働きながら子育てを頑張るママにはありがたいシステムですね。
「ファミリー・サポート・センター」
育児の援助を受けたい利用会員と、育児の援助をしたい提供会員が助け合う組織で、利用会員に登録すると研修を受けた提供会員を紹介してもらえます。
冠婚葬祭時、急用や買い物などのちょっとした時間でも対応してもらえるので、登録をしておくと、いざという時に助かります(入会金は2,000円)。
平日、午前6時から午後10時までなら1時間あたり(1人につき)700円、休日や時間外は1時間あたり(1人にあたり)900円で利用できます。
「子育て応援マンション認定制度」
ハード、ソフトの両面において、子育て世帯に配慮したマンションを流山市が認定する制度です。
総住戸数200戸以上のマンションにおいては認可保育所が設置されていること、入口や玄関にベビーカー等のためのスペースが確保されていること、スロープの設置などいくつかの項目が設定されており、一定の基準を満たすマンションは流山市子育て特別応援マンションとして認定されます。これからマンションの購入を考えている方には一つの目安になりますね。
「女性向け創業スクール」
創業を疑似体験できる女性向け創業スクールがあります。
実践しながら企業との交渉力を身につけ、ビジネスに必要なスキルを身につけられるので、子育てで一度家庭に入ったけど、アイデアを形にしたい、自分のスキルを活かしたいというママの夢をサポートしてくれます。
また、このエリアの子どもたちが通う小中学校は、小中が併設した9年間の連帯教育を実施しています。小学校の高学年から中学校にスムーズに進めるよう配慮がされています。
敷地内には「どんぐり学童クラブ」や一般の方も利用できる「流山おおたかの森こども図書館」、「流山市おおたかの森センター」も併設されています。
「児童手当や子どもの医療費支援制度」
児童手当は、基本的には下記の金額です。これは国の制度を超えるものではありませんが、ありがたいですね。
支給月額
3歳未満…15,000円
3歳から12歳(小学校修了前)…10,000円(第3子以降は15,000円)
中学生…10,000円
医療費支援もあり、
入院…保険診療の一部負担金額及び食事療養費の標準負担額
通院…保険診療の一部負担金額
となっています。
また、子ども医療費助成制度について、千葉県の各市町村で条件が変わりますが、流山市では入院・通院の補助対象は中学3年生まで、しかも乳幼児についての自己負担金は0円または200円と県内でも優遇された対応になっています。
もっとも、千葉県内では、補助対象を高校3年生まで引き上げ、自己負担金を一律無料にしている市町もあります。子どもの増えている流山では財政的に難しい面もありますが、さらに補助を拡充して欲しいものです。
「地域密着型保育」
いわゆる「子ども・子育て関連3法」に基づいて、「幼保連携型認定こども園」の設置が推進され、施設の整備と幼児教育・保育及び家庭における養育支援の一体的な提供の促進を図られています。
とくに、おおたかの森周辺では、「小規模保育」、「家庭的保育(「保育ママ」)」などのさまざまな手法による地域密着型保育への取り組みが進んでいます。子育てに積極的な流山市の姿勢を感じます。
もともと地域密着型保育は、小規模な保育が中心なのでおおたかの森のような新興商業地域を核とするエリアにはなじみやすいものです。実際、人口急増に伴い、子育て経験者の保育ママや保育士資格保持者がうまく活用されています。流山市子育て施設MAP(流山市の「子ども・子育て支援新制度」のサイトからリンクが張られています)を見ると、おおたかの森駅を中心に、小規模保育施設が広がっているのがわかります。
「学童クラブ」
学童クラブ制度もあります。
学童クラブは、保護者が働いているなどの理由で昼間に保護者が家庭にいない小学生を対象にして、授業終了後や授業のない日(日曜・祝祭日・年末年始は除く)に、児童に居場所を与える制度です。就学段階の子育て支援制度です。
流山市では、全16学校区ごとに学童クラブを設置しており、おおたかの森小学校区ではどんぐり学童クラブがあります。保育料は、月額9,500円で18時までが基本となっていて、延長保育料(朝延長を含む)は1時間単位100円の追加料金がかかります。
学童クラブの保育料は、有料のサービスですが、減免制度もあります(基本月額のみ)。
・生活保護世帯・市税非課税世帯…全額
・所得税非課税かつ市税均等割りのみ…6割減免
・所得税非課税かつ市税5,000円未満…3割減免
このように、生活のために親が仕事などで早く帰ってこられないという家庭にはありがたい制度です。
流山市の学童クラブは、基本的にはNPO法人や社会福祉法人が運営を行っています。
「こども図書館やイベント」
また、おおたかの森小・中学校敷地内には、おおたかの森こども図書館も併設されています。こちらはだれもが利用できる施設で、絵本や中学生までを対象とした児童書、子育て関連図書が約7,200冊(2015年4月1日現在)所蔵されています。
同じくおおたかの森小・中学校敷地内には、流山市おおたかの森センターがあり、親子のためのアウトドア感覚での防災体験なども行われています。
「流山おおたかの森 久兵衛体験ファーム」

行政の制度ではありませんが、駅から徒歩7分の場所にあるシェア畑「流山おおたかの森 久兵衛体験ファーム」は、畑を借りて、誰でも気軽に農業体験ができる場所です。
週に4~6日、菜園アドバイザーが在中しているので分からないことはいつでも相談できます。農薬は一切使わず育て、うま味のつまったフレッシュな旬野菜をその場で食べられるという体験は、食育の一環として利用することもできそうです。
流山おおたかの森の学校環境
流山おおたかの森には、2015年に新設された「おおたかの森小学校」があります。
このエリアの子どもたちが通う小・中学校は、小中併設校が新設されて9年間の連携教育を実施しています。小学校の高学年から中学校にスムースに進めるよう、小中の先生たちの合同研修などの取り組みがあります。
おおたかの森で子育て中の身としては、先々のことを考えて小中併設校ができるのはありがたいことでした。
また、「自然が豊か」というのもおおたかの森の特徴です。学校のすぐそばに文字通り森があり、オオタカが棲んでいたり、キジがいたり、自然がすぐ近くにある環境は魅力的だと思います。
ただ、ここで気になる点も述べておきます。
2015年にできた「おおたかの森小学校」ですが、あっという間にパンク状態。
2021年4月には大畔(おおぐろ)に新設の小学校ができる予定です。それだけ子どもが急増しているのです。
マンモス校化とか学校新設に伴う学区の変更が割と頻繁にあるのは要注意ではありますね。
ただ、大畔の場合も、翌年2022年4月には中学校も近くにできて小・中連帯教育が始まります。こういうことは新設校だからできることなので、人口急増も悪いことではないと考えています。
安心・充実・便利な、流山おおたかの森駅前施設

「流山おおたかの森S・C」
街の商業施設も紹介していきます。
流山おおたかの森駅の南口に直結している流山おおたかの森S・Cは、駅周辺のランドマークタワー的な存在です。高島屋系列の企業が運営する大規模ショッピングセンターで、ファミリー層が多い地域の特徴に合わせ、上質感を残しつつファミリー層に親しみやすい店舗や商品ラインナップになっています。
「TOHOシネマズ」や「紀伊國屋書店」「LOFT」「タカシマヤフードメゾン」「食品館イトーヨーカドー」など日常に必要なものは何でもそろい、家族で1日楽しめる場所です。
また、2018年11月には「こかげテラス」が高架下にオープンしました。駅を利用した前後にさっと利用したいファミリーレストランやファーストフード、コンビニエンスストアなど13店舗がそろいます。
さらに、さまざまなジャンルのワークショップや講座などを日替わりで展開するマッチングスペースも用意されています。
流山おおたかの森S・Cの向かい側には、総合医療モール「流山おおたかの森メディカルモール」があります。内科や小児科、産婦人科などの専門クリニックや処方箋薬局がまとまって1ヵ所にあるので、とても便利です。
千葉県流山市おおたかの森南1-5-1
カフェ&スイーツ&パンも

流山おおたかの森は駅前の大型施設だけではありません。少し歩くと、それぞれ個性的なお店も発見できますお気に入りを見つけるのも楽しそうです。
「Les Temps Plus(レタンプリュス)」
フランスの伝統菓子や季節ごとの菓子など、ケーキはもちろん、焼き菓子やパン、ショコラ、アイスクリームなどさまざまなスイーツが並んでおり、店の中に入ると何から見ようかと目移りしてしまうほど。
味はもちろんフォトジェニックな見た目も楽しめるお菓子は、手土産や自宅でおもてなしをするときにもおすすめです。店内にはイートインスペースもあります。
千葉県流山市市野谷543-1
「石窯パン工房 サフラン おおたかの森店」
一見してパン屋には見えないモダンな外観が特徴です。惣菜パンからサンドイッチ、ベーグル、和風創作パンのほか、ケーキや焼き菓子もそろい、併設のカフェではモーニングやランチがリーズナブルな価格でいただけます。
餅つき大会や夏祭りなど、家族で参加できる季節ごとのイベントも行われています。
千葉県流山市おおたかの森4-39-4
「パティスリーテチ(Patisserie Techi)」
南フランスの一軒家のような外観が素敵なパティスリー。
全国から取りそろえた厳選材料で、素材のおいしさを生かした味わいが魅力です。フレッシュフルーツは地元である千葉県さんのものを選ぶというこだわりも。季節ごとに変わるケーキが楽しみです。
千葉県流山市十太夫71-8
「Café and Music Blackbird(カフェ アンド ミュージックブラックバード)」
自宅以上お店未満がコンセプトという、北欧風の木の温もりに包まれた居心地のよいカフェ。
スイーツや食事は全て自家製で、数量限定のカフェプレートや、注文後に豆をひいて淹れてくれるスペシャルコーヒーが人気です。元音楽バイヤーという店主のセレクトする音楽で、リラックスするひと時を。
千葉県流山市市野谷665-40-102
「Kushino no panya(クシノノパンヤ)」
毎日食べても飽きないパンを追求する本格派。
調理学校でパン講師も務めているというオーナーシェフのこだわりが材料から内装まですべてに詰まっています。かめばかむほどおいしさが広がるハード系のパンが好きな方におすすめ。パンがなくなり次第閉店なので、行くときはぜひ早めに。
千葉県流山市おおたかの森1-25-17
子どもと行きたい流山周辺のおすすめスポット
流山おおたかの森は駅周辺の施設や公園などがかなり充実していますが、ちょっと足を延ばせば、お子さんと一緒に行ってみたい自然や文化施設などのスポットがまだまだたくさんあります。

「清水公園」
「自然とともだち」がキャッチフレーズの、入園無料の公園です。
日本さくら名所100選に選ばれる桜やツツジのほか、四季折々の約500種もの花が楽しめます。園内にはフィールドアスレチックやキャンプ場、ポニー牧場など森林を生かしたさまざまな施設がそろい、子どもから大人まで自然を満喫できます。今の時期は手ぶらでOKのバーベキューが人気です。
千葉県野田市清水906
「キッコーマンもの知りしょうゆ館」
キッコーマンのしょうゆ工場の中にある、しょうゆのすべてがわかるミュージアムです。
しょうゆがつくられる様子を見学した後、しょうゆの色・味・香りを五感で体験できる「まめカフェ」や、食育活動の一環として小学生を対象にしょうゆづくりを体験できるコースなど、日本の伝統的な発酵食品に触れることができます。
千葉県野田市野田110 キッコーマン食品野田工場内
「万華鏡ギャラリー 見世蔵」
明治22年築の土蔵造りで、昭和38年頃まで茶舗として、その後は倉庫として使われていました。
平成22年に万華鏡ギャラリー 寺田園茶舗「見世蔵」としてオープン。世界的に有名な万華鏡作家の中里保子さんの作品も展示されており、覗いた自分自身が万華鏡の模様になるという大型万華鏡も体験できます。
千葉県流山市流山2-101-1
流山おおたかの森で暮らす
流山おおたかの森は、便利な駅前の施設と豊かな自然が共存する街。
都内からのアクセスもよく、限られた時間で、仕事と子育を両立したいママを応援するサポートも充実しています。
また子育て世代とその子ども達の年代の人口が増えているので、新しく住もうと考えている人も安心して新しいコミュニティへ溶け込めそうです。子育ても仕事も、自然も利便性も、全部叶えたいアクティブな子育て世代におすすめの街といえそうです。
流山おおたかの森で長く暮らすなら
流山おおたかの森では上記のように小・中併設の学校が増えつつあるので、子どもとの生活や子育てを考えた場合、ある程度長いスパンで住宅を考えるのもひとつの考えでしょう。
例えば、賃貸マンションを借りるだけではなく、中古や新築のマンションを購入するのもよいと思います。
おおたかの森周辺は、交通もしっかりしていますし、地震などの災害に関しても耐性があり、価格もそれほど高くないので、中古や新築のマンション購入もアリかと思います。
ただし、子育てを考えた場合に注意して欲しいのが、上にも書いた学区の問題です。新設学校に入れると思ったら学区から外れてしまったとか、学校に行っている途中で学区が変更になったというケースがあるからです。
学校建設用地確保の観点からは、今まで、あまりマンションが建っていないエリアに学校が新設される可能性もあります。賃貸にせよ新築にせよ、エリアを考慮する必要があるでしょう。
駅との関連を考えると、駅周辺のさらなる開発計画もあるのでその動向にも注目です。
今までは、流山おおたかの森駅では、南口にある流山おおたかの森S.C.を中心に駅周辺が開発されてきました。南口にはさらに「(仮称)流山おおたかの森A3街区計画」も進行中です。これは、現在の流山おおたかの森S.C.と比べると10分の1くらいの規模です。
手掛けている会社は西口にも「B43街区」という計画を考えているようで、おおたかの森小中学校や大畦地区の小中学校と併せて考えると、今後、駅の西側エリアでマンションの開発が進んでいく可能性もあります。
賃貸でも購入する場合でも、移動を考えると駐車場の有無もポイントかもしれません。買い物や子育てに車が使えれば、かなり利便性が高くなるからです。しかし、こうした新興地区では、車に関してはシェアリングなどの利用もあり得るので、そうした動きも考慮して家族向けマンション選びをするのが大切です。
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