西口工場地帯の再開発で生まれた大型商業施設と先進的ビジネスタウン

川崎駅は東口と西口でずいぶん印象が違う。東口は人々の生活感にあふれ、小さな雑居ビルが所狭しと並んでいる。逆に西口は再開発によって生まれ変わったため、ニュータウンのようにすっきり新しくキレイ。なかでも人の流れを大きく変えたのは、ラゾーナ川崎プラザの誕生。

 

ラゾーナ川崎プラザは、ビックカメラ、ロフト、赤ちゃん本舗などの大型店舗をはじめ、ファストファッションブランドが出店。駅の目の前でとにかく便利な上、広場では頻繁にアーティストのライブやイベントを開催していて、いつも人で賑わっている。

 

ラゾーナ川崎プラザに近接して広がる整然としたマンション群。

 

駅西口・幸町の交差点から見た東口の様子。西口側とは異なり、雑居ビルが立ち並ぶ雑然とした雰囲気。

工場跡地からビジネスタウンへと生まれ変わったソリッドスクエア

ソリッドスクエアは、明治製菓の工場跡地。ITなどの先端企業を誘致し、ビジネスタウンとして再開発されたエリアで、お昼どきには外資系らしきビジネスマンがビルからどっと出てくる。その景色は丸ノ内のオフィス街のようで、このあたりだけを見ていると、かつてあった「川崎=労働者のまち」というイメージは、どこにも見当たらない。

 

再開発のランドマーク的存在「ソリッドスクエア」。

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タワーマンション建設が進む川崎駅周辺の住宅事情

川崎駅周辺の賃料を見てみると、徒歩10分以内のワンルーム賃貸で6万5900円（2012年5月18日時点）。都内と比較するとやや安め。駅前は主に商業地で、東口は国道15号より東側に住宅街が広がる。歓楽街と道路を1本隔てただけで、一軒家や古いアパート、マンションが建つ街並みに変化。自転車に乗る人の姿がぐっと増えるのは、駅から歩くと10分以上かかるエリアだからかも。

 

西口を見ると、ラゾーナ川崎プラザの隣にマンションが集中している。駐車場や敷地内の歩道も完備され、子連れママの姿も多い。道も広いので、ベビーカーを押すのもとっても楽そう。

 

西口にあるタワーマンションと一戸建てが隣り合う住宅街。川崎駅周辺でよく見る風景でした。

 

ラゾーナ川崎プラザに隣接した土地ではビルの建設工事真っ最中。東芝のビルができるそうです。

 

国道15号の東側に広がる静かな住宅街

 

多摩川沿いでは新築分譲マンションが建築中。自然豊かな環境です。

昔ながらの商店街と建設の進む新築マンションが共存するエリア

再開発エリアから道を挟むと、庭付き一戸建てが多い古くからの住宅街が広がる。木造の家も残っているし、植木に水をやりながらおばちゃん達が井戸端会議をしている様子も。元々お店があった場所に、賃貸マンションが増えてきていて、商店街の中でマンション建築が進むという独特の景観が見られる。比較的駅にも近いし商店街の中だから、単身者にとっては便利な物件。

 

ラゾーナ川崎プラザに隣接したマンションと駐車場。

 

昔ながらの商店街「ハッピーロード」は、店舗と中高層マンションが混ざり合っている独特の景観。暮らしやすそうな環境です。

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中華料理店が多い川崎。近隣で働くサラリーマンのお腹を満たしています！

ロケハン、撮影中に街を歩いて気付いたのは、中華料理店がものすごく多いこと。「かわさき餃子舗の会」サイトによると、川崎は外食の中華食が全国1位だそう。というわけで、取材日のランチは餃子に決定。ふらりと入ったお店だけど、ボリュームもあって味も高レベル。しかもワンコイン（500円でした！）。隣の蒲田にある有名餃子店よりよっぽど美味しいのでは？と、取材チームも大満足。どこもお昼どきは近隣のサラリーマンで混むようで、行くならランチタイムをすこし外したほうがよさそう。

 

※2012年05月28日の情報です。最新の情報は訪れる前にご確認ください。

 

>>【川崎】イメージが変わる！？川崎のみどころ

 

中華料理屋さんらしい、鮮やかな赤い色をした店が街なかにたくさんある。至るところで見られる中華料理店。ちょっとした中華街のようでした！

 

取材チームのお昼ごはんはもちろん！中華料理！餃子も焼き豚もとっても美味しかったです。

 

夕方、東口のオシャレなカフェテラスで打ち合わせ。気取らない中華料理もオシャレなカフェも近くにあるのが良いですね。

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