今回の動画と記事では、「家を買おう」と思い立ったときに、まず何から始めたらいいのかを解説します。

住まいに求めることの整理=条件の整理のやり方を3つのポイントでまとめます。

初めて家を買う人、何から手を付けていいのか分からない人、物件を見学し始めているけど決めかねている人は必見です。

こんにちは。LIFULL HOME’S 住まいの学校、講師の高瀬です。

 

高瀬講師

 

今回のテーマは「住まい選びのプロが教える家を買うはじめの一歩」です。全体の流れのなかでも、まず何から手を付けたらいいのかを解説します。

 

動画で学びたい人は動画で、記事で学びたい人は記事でご覧ください。

 

まずは全体の流れについてざっくり見ていきましょう。

家を買う全体の流れ
1 条件整理
2 情報収集
3 見学
4 契約
5 引渡し

多くの人が最初の条件整理を飛ばして、いきなりネットで物件探しや、なんとなく住宅展示場やモデルルームに行ってみようと見学からスタートします。

 

しかし、はじめに何をするかと聞かれたら、それは「条件整理」です。

 

ふらっと見学に行っても、現在の住まいとの比較で大抵はよく見えてしまいます。それでいて不動産は一点ものなので、ここで逃したらもう買えないかもしれないという焦りから、つい買ってしまう人も少なくありません。

 

そして、あとあと気づくのです。たとえば、駅から家までの道のりが夜は暗くて怖かった、思っていたよりも収納が少なかった、ランドリースペースがあるともっと便利だった、今さらだけどリビングは吹き抜けにしてみたかったなどなど。

条件整理の 3 つのポイント

条件整理の 3 つのポイント

後悔しないためにも、まずは自分たちが住まいに求める条件から整理しましょう。では、条件整理とはいったい何をすればいいのかというと、主に3つあります。

 

  1. 理想の住まいや暮らし方について考える
  2. 優先順位をつける
  3. 資金計画を立てる

 

ここでお伝えしておきたいことは、あくまでも条件整理からはじめるということが大事であって、条件整理を完成させる必要は全くありません。そのあとの情報収集や見学を通じて、新たな条件を追加したり、変えたりすることも可能です。

 

そのことを踏まえて、まずは1つ目の理想の住まいや暮らし方について考えるやり方を紹介いたします。

理想の暮らしを考える

理想の暮らしを考える

最初は思い浮かぶ限り、箇条書きにしてみましょう。なかなか出てこない場合は、そもそも今回なぜ住み替えようと思ったのかから考えてみてください。

 

現在の暮らしか、もしくは未来の見通しで何かしらのきっかけがあったはずです。今の住まいで、かなわないことは何でしょうか?

ポイント

  • 箇条書きで書き出す
  • 今の住まいでかなわないことは?
  • モノとコトに分けて整理する

また「カウンターキッチンがいい」「リビングは広くしたい」など、モノに分類される要望で終わらせずに、なぜカウンターキッチンがいいのか、なぜリビングを広くしたいのか、それぞれの要望に秘めたことを明確にしましょう。

 

つまり理由付けですね。ここが大事なポイントです。

モノ(要望)コト(理由)
カウンターキッチン子どもの様子を見ながら料理したい
広いリビング大型ソファを置いて映画鑑賞したい
近くに公園子どもと一緒に運動したい
1 階に衣類の収納家事負担と身支度時間を減らしたい
横浜市内介護できるように実家の近くがいい
優先順位をつける

優先順位をつける

次は、書き出した要望に優先順位をつけていきます。このときに、コトの部分があった方が判断しやすいかと思います。

 

また、優先順位も現時点の想像で構いません。ここでつけた優先順位が自分たちにとって本当に必要か、このあとの情報収集や見学で確かめていきます。

 

先ほどの例で、優先順位をつけて並べ替えてみましょう。たとえば、こんな感じになりました。

モノ(要望)コト(理由)優先度
1 階に衣類の収納家事負担と身支度時間を減らしたい1
カウンターキッチン子どもの様子を見ながら料理したい2
近くに公園子どもと一緒に運動したい3
横浜市内介護できるように実家の近くがいい4
広いリビング大型ソファを置いて映画鑑賞したい5

 

また、もし今の段階では甲乙つけがたいという人は、絶対条件のMUSTなのか、できればかなえたいWANTなのか、この2択で振り分けてみましょう。

 

たとえばこんな感じです。

モノ(要望)コト(理由)優先度
1 階に衣類の収納家事負担と身支度時間を減らしたいMUST
カウンターキッチン子どもの様子を見ながら料理したいMUST
近くに公園子どもと一緒に運動したいMUST
横浜市内介護できるように実家の近くがいいWANT
広いリビング大型ソファを置いて映画鑑賞したいWANT

 

まずは机上でも真剣に条件を定めてみて、自分たちの宝の地図をつくりましょう。この条件整理をしないで出掛けてしまうと、たまたま出会ったものがすべて宝に見えてしまうので気をつけましょう。

資金計画を立てる

資金計画を立てる

条件整理の3つ目は、資金計画です。こちらもカッチリ決めるというよりは、おおよその予算の目安を把握しておくことが重要です。

 

住宅購入資金は主に「自己資金」と「住宅ローン」に分けられます。自己資金はまとまった現金ですね。中には親御さんからの贈与なんかも含みます。まず、はじめに自己資金はいくら用意できるのか、明確にしましょう。

 

次に、住宅ローンで借りられる金額ではなく、返していける金額を算出しましょう。

 

返していける金額の目安は、返済比率20%といわれています。「返済比率」とは、年収に占めるローンの年間返済額の割合のことです。税込み年収で計算する場合は20%、手取り年収で計算する場合は25%が目安となります。

 

たとえば、税込み年収が500万円の場合、年間返済額は100万円が目安となります。

 

年間返済額の目安が分かったら、あとは住宅ローンの返済期間を決めて、その年数を掛け算しましょう。35年ローンであれば、100万円×35で 3,500万円ですね。

 

最後に自己資金を足せば、住宅購入資金の目安となり、これがいわゆる「予算」です。

例)税込み年収 500万円の場合

自己資金+3,500万円≒予算

金利によって上下するため参考値

 

より詳細に、金利を織り交ぜた住宅ローンシミュレーションを希望の人は、LIFULL HOME’S 住まい窓口に問合せをしてみてください。無料でご相談を承っております。

 

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