賃貸物件を探すときは、間取りだけではなく、広さも重要なポイントになります。30平米の部屋は、一人暮らしをするのには広いのでしょうか?

この記事では、一人暮らしに必要な広さの目安や30平米の部屋がどのくらいの広さなのかを紹介します。

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30平米は一人暮らしには十分な広さ

 

国土交通省の「住生活基本計画における居住面積水準」によれば、一人暮らしに最低限必要な居住面積は25平米ゆとりのある居住面積は40平米とされています。

 

単身世帯と2人世帯、3人世帯に必要な部屋の広さについてまとめると、以下のようになります。

 

必要な面積(m2

単身世帯

2人世帯

3人世帯

最低居住面積水準

25

30

40(35)

誘導居住面積水準(都市型)

40

55

75(65)

誘導居住面積水準(一般型)

55

75

100(87.5)

( )は3~5歳児が1名いる場合

 

30平米であれば、一人暮らしだけでなく、二人暮らしも対応可能だといえます。

 

部屋の広さを平米で伝えられても、なかなかピンとこない人もいるでしょう。そのため、ここでは畳の単位で広さを示す場合、どのくらいになるのかを解説します。

 

公益社団法人不動産公正取引協議会連合会の「不動産の表示に関する公正競争規約」によって、1畳が1.62平米以上と定められています。これを基に計算をすると、30平米は約18.5畳の広さです。

 

ただし、注意しておきたいのは専有面積が30平米という物件は、居住スペースだけを示す数字ではない点です。

 

浴室やトイレなどの水回り設備や廊下などのスペースも含めた数字なので、実際の居住スペースは10畳程度になるのが一般的だといえます。

 

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30平米の物件の間取りはどんなものがあるの?

 

ここでは、30平米の広さを持つ物件では、どんな間取りが多いのかを紹介します。

 

LIFULL HOME’Sで30平米の間取りを検索すると、東京23区内では物件総数として1,136件(2022年11月8日時点)が見つかりました。内訳についてまとめると、以下のとおりです。

ワンルーム

83件

1K

185件

1DK

348

1LDK

74件

2K

392

2DK

54件

間取りとして多いのは、1Kと1DK、2Kという結果となりました。

 

また、物件総数1,136件のうち、二人での入居が可能な物件も半分近く(587件)見つかりました。

 

間取り図の中にKやD、Lなどアルファベットで示されている部分があります。それぞれ「K」はキッチン、「D」はダイニングルーム、「L」はリビングルームを表しています。

 

つまり、1Kは1つの居室とキッチンの物件、1DKは居室1つとダイニングキッチンがある物件という意味になります。ちなみに、1Rは「ワンルーム」という意味で、居室とキッチンの仕切りがない部屋を指しています。

 

また、下記のように、間取りによって標準的な広さが決まっているので、自分に合った物件を選ぶときの目安にしてみましょう。

広さ(畳数)の目安

居室(寝室)数

K

DK

LDK

1部屋

4.5畳未満

4.5畳

8畳

2部屋以上

6畳未満

6畳以上

10畳以上

一人暮らしで30平米の部屋を選ぶメリットとデメリット

 

一般的に、部屋が広い物件の方が利便性は高くなる場合が多いといえます。しかし、生活スタイルによって、適している広さは人によって異なるものです。

 

場合によっては、狭い物件の方が管理しやすく、掃除も楽だと感じている人もいるでしょう。ここでは、30平米の物件を選ぶメリットとデメリットを解説します。

 

30平米の広さの物件を選ぶメリットとして挙げられるのが、居住空間にゆとりを持って暮らせるという点です。

 

30平米の部屋であれば、一人暮らしに最低限必要な広さである25平米よりも広いため、収納スペースを確保しやすく、大型の家具や家電を設置することもできます。

 

間取りで選ぶときも、1Kや1DKや2Kとさまざまなタイプを視野に入れて探すことが可能です。部屋を扉で仕切ることができれば、キッチンで調理をしているときの匂いが居室へと広がるのを防いでくれるでしょう。

 

また、広い部屋であれば友人を呼びやすく、ライフスタイルに合わせた自由な暮らしができるといえます。

 

一方、一人暮らしで30平米の物件を選ぶデメリットは、家賃が高くなりがちな点が挙げられます。さらに、広い物件は、その分だけ、冷暖房を使ったときに電気代がかかります。

 

また、部屋が広いので収納スペースを多く取れますが、かえって無意識のうちに荷物が増えてしまうのも注意しておきたいところです。

 

スペースがあるからといってむやみに物を増やしてしまっては、片付けなどに手間がかかる恐れもあります。

 

もし、出費を少しでも抑えたいと考えているのであれば、30平米よりも狭い物件を探すのもひとつの手です。

 

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30平米の部屋がおすすめな人

 

30平米の広さの部屋が向いている人は、間取りにもよりますが、ベッドやソファーなどの大型家具を置くゆとりがあるので、インテリアにこだわりたい人におすすめです。

 

また、ダイニングセット、あるいはソファーを置くゆとりがあるため、友人を呼びたい人に向いた間取りです。

 

収納家具を置く余裕もあるので、趣味で本やフィギュアなどのコレクションをしている人にも向いているでしょう。

 

もし自分だけの専用スペースをつくりたいと考えている人なら、部屋に仕切りをつくってみましょう。うまく工夫をすることで、快適に暮らしやすい住まいを手に入れられます。

一人暮らし

 

  • 一人暮らしに最低限必要な広さは25平米、ゆとりのある広さは30平米
  • 30平米で多い間取りは1DKと2Kであり、二人暮らしが可能な物件もある
  • 30平米の部屋を選ぶメリットは、ゆとりを持って暮らせること
  • 注意点は、広いからこそ家賃が少し高めになってしまうこと
  • インテリアにこだわりたい人や友人を呼びたい人、物を多く持っている人に向いている

 

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更新日: / 公開日:2018.12.17