新築一戸建て(建売住宅)の物件見学をするときは、現地で困らないように事前準備をしておくことが大切です。
今回は「物件情報の下調べ」「見学に行く前」「見学時」の3つのステップに分けて、確認しておきたいポイントを詳しく紹介します。
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物件情報の下調べでチェックしておきたいポイント

物件情報を調べるときは、事前に不動産情報ポータルサイトなどを見ておくのが効率的です。
ここでは、物件情報の下調べの際に確認しておきたいポイントを解説します。
販売価格
販売価格のチェックは、予算に見合っているかどうかを確かめる重要な項目です。また、立地やエリアの相場と比べて、どのくらいの水準にあたるのかを確認するためにも大切です。
ただ、複数の住宅が同時に取扱われる分譲地では、おおまかな価格帯しか掲載されていないことが多いです。希望の区画が決まっている場合は、あらかじめ電話などで具体的な価格を尋ねてみるといいでしょう。
販売棟数
同時に販売される棟数からは、その建物の環境をおおまかに推察することができます。
たとえば、多くの棟数が同時に販売されているなら、そのエリアは新規で開拓された住宅地であり、入居者も新たに越してくる人が中心であると判断できます。
また、棟数が多い分譲地は区画が整理されており、道路幅なども含めて住宅地として適した条件が整っているケースが多いです。
立地環境
立地環境は、現地へ足を運ぶ前に調べておきたい重要なポイントとなります。
交通利便性はもちろん、周辺の商業施設や公共施設までのルートを踏まえた生活利便性にも目を向けて見極めましょう。
また、航空写真や3Dマップなどで、実際に現地の雰囲気を確かめておくのもおすすめです。
災害リスク(ハザードマップ)
自治体のハザードマップを利用すれば、購入したい土地の災害リスクも事前に調べることができます。
地震や津波、水害のリスク、避難場所もインターネット上で確認できるので、下調べしてみるのがおすすめです。
水害リスクについては、必ず購入前に重要事項として説明を受けることになりますが、購入の決断を左右する要素でもあるため、早い段階で確かめておきましょう。
用途地域
用途地域とは、都市計画法によって定められた、その地域に建築できる建物の種類・用途を限定するルールのことです。
おおまかに住宅用地、商業用地、工業用地の3つに分類され、全部で13種類の用途地域が存在します。
用途地域を調べれば、そのエリアがどのような特徴を持つエリアなのかを確認することができるので、あらかじめ目を向けてみるといいでしょう。
面積・間取り
不動産情報では土地と建物両方の面積をチェックすることができます。土地と建物の広さを比較することで、庭や駐車場のスペースもある程度予想できます。
あらかじめ建物のつくりを頭に入れておくと、見学時に確認したい場所をスムーズにチェックすることができるでしょう。

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見学に行く前の心得

新築一戸建ての購入は、人生に一度きりともいえる重要な買い物です。焦って購入を判断するのではなく、必ず複数の物件を見学して比較しましょう。
いくつかの物件を見ていくなかで、相場観やそれぞれの物件のよさ、欠点が自然と浮かび上がってくるものです。購入予定ではない物件の見学も積極的に行い、感覚を養うのもひとつの方法です。
また、希望の物件が見つかったら、時間帯を変えて複数回見学することも大切です。
休日と平日では交通量に違いがあり、時間帯によっても人通りや雰囲気が変わるケースがあるので、さまざまなシチュエーションでチェックしてみましょう。
見学時に持っていくと便利なアイテム

効率的に物件を見学するためには、いくつか持っていくと便利なアイテムがあります。
見学に持っていくと便利なアイテム
- 周辺の地図、物件の図面、間取り図
- チェックリスト
- メジャー、コンパス、デジカメ、スマートフォン
- 筆記用具
周辺の地図、物件の図面や間取り図は、各部屋の大きさや採寸の結果、見学時に気づいた点などを書き込むために必要です。細かくメモを記入できるように、少し大きめのものを持参するといいでしょう。
後ほど詳しく紹介しますが、見学時に確認すべきポイントはチェックリストとしてまとめておくと便利です。見落としや確認のし忘れを防ぐのに役立ちます。
役に立つアイテムとしては、寸法を測るためのメジャー、方角や日当たり確認用のコンパス、記録用のデジカメなどが挙げられますが、これらはスマートフォンのアプリで代用できる場合があります。
なお、見学時には、かがんで床や壁を採寸したり、高いところにある棚を開閉したりするので、動きやすい服装を心がけましょう。

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新築一戸建ての見学時チェックリスト

納得のいく物件選びを行うためにも、見学時にはあらかじめ用意したチェックリストを持参するのがコツです。
ここでは、主なチェックポイントを住宅のスペース別に見ていきましょう。
外周り
チェック箇所 | ポイント |
|---|---|
敷地 | 隣地との境界線は明確になっているか |
建物の一部やブロック塀などが越境していないか | |
外壁 | ひび割れや汚れはないか |
雨どいはきちんと取り付けられているか | |
外壁タイルに浮きが生じていないか | |
屋根 | 割れや欠けが生じていないか |
設備 | インターホンや郵便ポストの位置は適切か |
玄関
チェック箇所 | ポイント |
|---|---|
ドア | 立て付けに問題がないか |
間口は十分か | |
隙間風が入ってこないか | |
鍵の動作に不具合はないか | |
収納 | 広さは十分か |
取っ手や棚板に欠損はないか | |
床面 | タイルの割れや欠損はないか |
目地に不均一な部分はないか |
廊下
チェック箇所 | ポイント |
|---|---|
バリアフリー性 | 廊下の幅は十分か(車いすでも通れるか) |
気になる段差がないか | |
収納 | 取っ手や棚板に欠損はないか |
扉の開閉に違和感はないか | |
扉を開けたときにも十分なスペースがあるか(開き戸の場合) | |
コンセント | 使いやすい位置にあるか |
階段
チェック箇所 | ポイント |
|---|---|
バリアフリー性・安全性 | 滑らない工夫がなされているか |
手すりがついているか、あるいは後付けできるスペースがあるか | |
幅は十分か | |
高さや傾斜がきつすぎないか | |
快適さ | 日当たりが良いか |
照明やコンセントの位置は適切か |
居室
チェック箇所 | ポイント |
|---|---|
床面 | 床面にキズはないか |
床材は好みとマッチしているか | |
壁・天井 | 壁材にキズや汚れ、剥がれ、浮き、接着剤のはみ出しがないか |
壁材は好みとマッチしているか | |
窓 | ガラスに割れや欠けはないか |
開閉に違和感がないか | |
隙間風が入ってこないか | |
換気しやすい配置になっているか | |
網戸にほつれや穴はないか | |
防音性能は十分か | |
収納 | 取っ手や棚板に欠損はないか |
扉の開閉に違和感はないか | |
扉を開けたときにも十分なスペースがあるか(開き戸の場合) | |
間口は十分か | |
快適さ | 照明やコンセントの位置は適切か |
リビングの日当たりは十分か | |
冷暖房効率が良いつくりになっているか |
水回り
チェック箇所 | ポイント |
|---|---|
共通項目 | 水道は問題なく使えるか(未開栓の場合を除く) |
給排水に異常がないか | |
水漏れが生じていないか | |
蛇口・シャワーなどの動作は正常か | |
照明・コンセントの位置は適切か | |
キッチン | キッチンカウンターの高さは適切か |
収納は使いやすいか | |
収納スペースは十分にあるか | |
キッチンスペースに必要な家電をすべて配置できるか | |
希望の設備が導入されているか | |
家事動線は効率的か | |
洗面所 | 洗面台の高さは適切か |
収納スペースは十分にあるか | |
タオル掛けなどの造作に不具合はないか | |
鏡の配置に問題はないか | |
鏡に割れや欠けはないか | |
バスルーム | 扉の開閉に違和感はないか |
バリアフリーの観点も踏まえ使いやすい構造になっているか (入り口の段差、バスタブの高さ、浴室の広さなど) | |
床面や天井と壁の隙間がないか | |
タオル掛けなどの造作に不具合はないか | |
希望の設備が導入されているか | |
換気性能は十分か | |
トイレ | 扉の開閉に違和感はないか |
バリアフリーの観点も踏まえ使いやすい構造になっているか (広さ、便座の位置、扉の開閉タイプなど) | |
タオル掛けなどの造作に不具合はないか | |
希望の設備が導入されているか | |
換気性能は十分か |
ベランダ
チェック箇所 | ポイント |
|---|---|
全体 | 防水塗装の不具合はないか |
シートの浮きや剥がれはないか | |
配置 | 必要な場所に配置されているか |
洗濯機置き場からの動線は効率的か | |
手すり | 固定が不十分な箇所はないか |
柵の間隔は広すぎないか | |
物干し | 固定が不十分な箇所はないか |
駐車場・庭
チェック箇所 | ポイント |
|---|---|
駐車場 | 所有している車が入るか |
希望の台数を駐車できるか | |
水はけは良いか | |
セキュリティは十分か | |
庭 | 希望のデザインが実現されているか |
過度なメンテナンス負担が発生しないか | |
水はけは良いか |
以上のチェックリストは、一般的にチェックしたい項目をまとめたものです。
人によって気になるポイントや重視したい項目は異なりますので、自分なりにアレンジしてみるといいでしょう。
見学時には第一印象も大事にしつつ、チェックリストで使い勝手や安全面、耐久性などを細かくチェックし、理想の物件かを見極めていくことが大切です。
まとめ

- 見学前に不動産広告や不動産情報サイトの物件情報をチェックしよう
- ハザードマップで災害リスクも確かめておくと安心
- 複数の物件を見学して比較し、希望の物件は時間帯を変えて複数回見学しよう
- 見学時には間取り図やスマートフォン、チェックリストを持参すると便利
- 見学に行く前に各スペースのチェックリストをつくっておこう
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更新日: / 公開日:2018.05.31










