初めての一人暮らしに期待と不安で胸がいっぱい、という人も多いことでしょう。学生が一人暮らしをする際は、一般的な賃貸物件に加えて学生寮という選択肢もあります。それぞれどんな特徴があるのでしょうか?

賃貸物件と学生寮のメリット・デメリットについて考えてみましょう。
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まずは、賃貸物件のメリット。「自分の好きな場所に借りられる」「生活が自由である」という点が挙げられます。

 

駅の近くの店が多いところ、学校からすぐ近くの場所など、自分の希望に応じて物件を選ぶことができるので、ストレスなく学生生活を送ることができるでしょう。また、門限など時間に縛られることなく、自由な暮らしを満喫できるのも一人暮らしの特権と言えるかもしれません。

賃貸物件に住む現役大学生の声
「学校の近くに住んでいるので、通学はとても便利です。周囲には店も多いので、生活で不便を感じたことはありません。あとは、飲みに行って帰りが遅くなっても誰にも叱られないというのは気楽かも(笑)」

 

何をしてもいい自由な空間

何をしてもいい自由な空間

 

では次に、賃貸物件のデメリットを考えてみましょう。やはりネックになってくるのが家賃の高さです。立地や利便性にこだわると、それに比例して当然家賃も高くなってきます。例えば、東京の人気エリアで一人暮らし向け物件を探す時、家賃相場は7万円台前後~となっています。(※2018年3月12日時点)

 

これに光熱費や食費などがかかってくることを考えると、負担はかなり大きくなるでしょう。

賃貸物件に住む現役大学生の声
「うちは立地重視で選んだので家賃がちょっと高めで…。家賃は親持ちですが、その分仕送りが少ないので、バイトを結構入れないとやりくりは厳しいかもです」

 

気になるのはお金

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学生寮のメリットは、やはり生活費を安く抑えられることです。日本学生支援機構の調査(※1)によると、アパート等で一人暮らしをする場合の生活費(学費含む)が年間212万9,900円(月額17万7,491円)であるのに対し、学生寮に住む場合は188万8,200円(月額15万7,350円)となっています。年間で24万円以上の差がつくことを考えると、学生寮に住む経済的なメリットは大きいと言えるでしょう。

 

ほかには、住人がすべて同じ境遇の学生であるという点もメリットとして挙げられます。親元を離れての慣れない暮らしの中でも友人を見つけやすく、新生活をスムーズにスタートすることができるでしょう。また、全員が顔見知りになりやすいので、不審者が侵入しづらいという防犯面での安心感もあります。

学生寮に住む現役大学生の声
「うちの寮は友人を泊めることができないので、部屋飲みで朝まで盛り上がる…なんてことはNGなんです。ほかの寮でもそういうところは多いみたいで、中には見つかったら即退寮処分となってしまうとこころも!」

 

友人と一緒なら安心

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いかがでしたでしょうか。初めての一人暮らしは右も左もわからず悩んでしまうもの。特に親元を離れての生活は何かと不安なことが多いと思います。学生寮と賃貸物件、それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解して、自分にぴったりな住まいを見つけてくださいね。
※1 出典:「平成26年度学生生活調査報告」独立行政法人日本学生支援機構

 

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更新日: / 公開日:2018.03.14