テレビ番組の犯罪・防犯特集を家族で見ることがあります。
それを見ると警察といえど証拠や手がかりがないと動けないことがよくわかります。
また、たとえ犯人が見つかっても、盗んだお金を犯人が使いこんでしまって一文無しの場合は、取り返しようがありません。
とすると、いかに被害に遭うのを未然に防ぐかを考えることが賢い選択といえます。
犯罪を未然に防ぐこと。
我が家は、その目的のためにホームセキュリティを利用しています。
我が家で起こった盗難事件(誰がそんなものを盗んだの?)
10年以上昔の出来事です。
自宅の庭石が盗まれてしまったことがありました。
石のサイズが大きかったので、庭の一角にポッカリと穴が開いてしまったのです。
もしかして宅配便の車が石をはねて、どこかに転がっているのかと思い庭じゅうを探したのですが見当たりません。
しかし、持ち上げるのに下手したら腰を痛めるほどの大きな石が突然なくなるわけがありません。
盗まれた?
いや、誰がそんなものを盗むのでしょうか?
その時、色と形が見事にソックリな石がお隣さんの石垣に使われていたのを発見しました。
もちろん、石に目印をつけたわけではありませんから、自分の見間違いかもしれません。
しかし、ちょうど同じタイミングでお隣さんが石垣の補修工事をしていたので、少々不審に思ったのです。
とはいえ、お隣さんに「盗ったでしょ?」なんて言えませんし、自己解決の手段もないことから、よくよく考えた結果、警察に通報することにしたのです。
庭(石)を修復するのにも何万円もの出費が伴いますから、これは立派な“犯罪被害”だと思い、勇気を出して通報したのです。
そして泣き寝入り(警察は証拠がないと動けない)
そのあと警察が、お隣さんの石垣工事をした造園会社に問い合わせてくれたそうです。
「事件当時、隣で同じ石材を使った工事をしている造園会社がいた」と私たちが警察に状況を伝えたからでしょう。
決して「造園会社が犯人に違いない」とは伝えていません。
しかしその時、造園会社は激高し「なんだと、そいつに直接文句言ってやる! 怒鳴り込んでやる!」と警察に怒涛の如く怒ったそうです。
警察は冷静に、「そういうことするとしょっぴく(逮捕する)よ、やったかやってないか聞いてるんですよ」と伝えたそうです。
もちろん造園会社は「やるわけない」と即答したそうです。
その後、この件は警察もそれ以上捜査をすることもなく終了してしまいました。
証拠も手掛かりもないですし、仕方ないことなのかもしれません。
結局、私たちは泣き寝入りをしたのです。
なぜ月に数千円の防犯カメラをつけなかったのか?
数年後、私たちは新居に引っ越しをすると同時に、ホームセキュリティを契約しました。
前述のような盗難事件は、家にカメラがあれば防ぐことができると思ったからです。
防げなかったとしても、証拠はバッチリと押さえることができます。
証拠があれば、それを関係者に見せることで、警察沙汰になる前に解決する場合もあるでしょう。
それを考えると、ホームセキュリティを付けない理由はないだろうと思ったのです。
唯一付けない理由があるとしたら、それは価格です。
昔は、ホームセキュリティというと豪邸に付けるものだと思っていました。
しかし、積算を出してもらうと、なんと月に数千円という低コスト。
初期費用はそれなりに必要ですが、それでもパソコンや家電を買うくらいの金額です。
盗難などの犯罪被害に遭うことと比較すれば非常に安い金額です。
また、(銀行によりますが)新築であれば初期費用は住宅ローンにも組み込むことができます。
今はごく普通の一般家庭でも、ホームセキュリティを低コストで導入できる時代になったんだなあと実感したものです。
監視だけでなく、すぐ駆け付けるのがホームセキュリティの魅力
でも、単に防犯カメラだったら、最近は市販品も出ています。
ホームセンターでは、ダミーカメラも売ってますし、簡単な防犯対策で足りるという意見もあるかと思います。
しかし、ホームセキュリティのメリットはそこではないのです。
それは、“呼べばすぐ来る”というところが非常に重要なポイントなのです。
前述の盗難事件の他にも、実は車の当て逃げ被害で警察を呼んだことがあります。
しかし、どちらも警察官が到着するまで3時間ほどかかったことを思い出します。
仕方がありません、警察も忙しいのです。
でも、ホームセキュリティは違います。
あっという間にやってきます。
一般に犯罪(刑事事件)というものは、発生から時間が過ぎていくごとに解決が難しくなるそうです。
いかに素早く初動捜査に着手するか、そこが大切なのです。
実際、まだ近くに犯人がいるかもしれませんし、1分遅れただけ取り逃がすこともあるでしょう。
それを考えると、時に警察よりも素早くやってくるホームセキュリティの駆け付けサービスは、事件の解決に非常に有効なのです。
「家が火事です!」あの時は心臓が止まるかと思った
もうひとつエピソードを紹介します。
あれは、夫婦で犬の散歩に出かけた時でした。
よく晴れた日の午後に、車で20分ほどの公園に出かけて、のんびりと犬の散歩をしていましたら1本の電話が鳴りました。
なんと、ホームセキュリティからの電話で、しかも火災の緊急連絡だったのです。
車で20分ですから、すぐに戻れないことを知らせましたら、恐らく我々の方が先に到着しますとの返事。
(なんと頼もしい!)
実際、ホームセキュリティの方が先に我が家に到着して、現場を確認してくれました。
原因はお湯を沸かしっぱなしの外出
原因はヤカンで湯を沸かしたまま外出してしまい、空焚き状態だったことによる煙とのこと。
我が家のガスコンロには空焚き防止機能が付いていたので、途中でコンロは動作をストップしたみたいですが、ストップするまでにモクモクと煙が湧き出たようです。
実際、家に戻って玄関ドアを開けたとたんに、焦げ臭いにおいがブワっと漂ってきました。
家じゅうに臭いが充満していたのです。
ホームセキュリティならではの駆け付けサービスによる早期発見
今回は煙だけでしたから良かったものの、もしも火が出ていたら、どうなっていたことか...。
相当な勢いで家が燃え始めて、大量の煙に気が付いた近所の人が通報するまで、放置されていたことでしょう。
当然、早い段階で火災報知器が鳴るでしょうけど、留守宅で警報が鳴っても誰も気が付きません。
とはいえ家が燃えてから気が付いたのでは遅いですよね。
燃える前の煙の段階でホームセキュリティが駆け付けてくれる、そこが、ホームセキュリティの最大のメリットなのです。
駆け付けサービスとセンサーの”合わせ技“がポイントなのです
現在の我が家は火災報知器以外にもホームセキュリティのセンサーを取り付けています。
ドアや窓が開いたかどうかを知らせる開閉センサー。
そしてさらに心強いのは、空間センサーです。
空間センサーとは、動くものを感知するセンサーで、空き巣などの侵入者を感知することができます。
万が一“開閉センサー”を上手にくぐり抜けて家の中に侵入されても、家の中にもセンサーがあるという2段構えです。
もちろん、ただ単にセンサーがあるだけでは、防犯対策としては不十分です。
センサーが反応したらすぐに駆け付けるホームセキュリティの“駆け付けサービス”があるからこその防犯センサーなのです。
空き巣は長居しないといわれています。
センサーが反応すればあっという間にホームセキュリティがやってきますから、もっと長居できません。
そもそも、家の外壁にホームセキュリティのマークが見える家には空き巣に入らない可能性も高いのです。
セコムのセキュリティサービスが対応している住まいを見てみよう
エリア別に住まいを見る
賃貸でもホームセキュリティがあると安心
今の時代、ホームセキュリティ対応の賃貸住宅も増えているようですね。
ホームセキュリティには、非常ボタンサービスというものがあります。
もちろん、我が家も非常ボタンサービスに入っています。
それがあれば、身の危険を感じた時、または不審者に出くわした時にボタンを押すと、警備員がすぐさま駆け付けてくれます。
しかもケースによっては警察より早く到着します。
賃貸住宅こそ、ホームセキュリティが必要ではないかと思います。
もしも自分に1人暮らしをする子どもがいたら、絶対にホームセキュリティ対応の賃貸住宅に住まわせるだろうなって思います。
アルソックのセキュリティサービスが対応している住まいを見てみよう
エリア別に住まいを見る