「予算4,000万円で新築一戸建てを買う」と聞いて、皆さんはどう思いますか?
「その金額で新築の家が買えるの?」と疑問に思う方もいれば、「そもそも高いのか安いのか見当もつかない」という方もいると思います。
そこで今回は、4,000万円という予算感で新築の一戸建てが買えるのか、そして買うとしたらどんな流れで進むのか、住まいの窓口のハウジングアドバイザー・畠山さんに教えてもらいました。
無料で住まいの窓口に相談する住まいの窓口とは4,000万円以内の新築一戸建てを探す

話し手:畠山さん(住まいの窓口ハウジングアドバイザー)
富⼭県出⾝。2019年にLIFULLに⼊社。賃貸物件のアドバイザーを経て、住まいの窓⼝ハウジングアドバイザーに。現在担当する首都圏エリアのほか、関⻄エリアや東海エリアの相談経験もあり。趣味は野球観戦。
そもそも4,000万円で新築の家は買える?

―今回「予算4,000万円で新築の一戸建てを買う」がテーマなのですが、そもそも予算4,000万円で新築の家を購入するのは現実的なのでしょうか?
結論からお話しすると可能です。
より具体的に例を挙げると、首都圏の場合、東京都だと郊外など地域が限られますが建売住宅、もしくは費用をかなり抑えることで同じく郊外に注文住宅を購入できます。
東京都以外だと、これもエリアと建築会社次第ではありますが注文住宅が検討できますし、建売住宅でも購入できる物件の選択肢がさらに広がる、というイメージでしょうか。
―予算に余裕があるわけではないものの、検討できるのですね。では、実際に一戸建てを購入するには何から始めたらよいのでしょうか。
住まいの窓口では、予算計画と条件整理から始めることをおすすめしています。
予算計画では、ご自身の年収額や貯金額から予算を検討したり、住宅購入にかけたいと考えている予算が妥当なのかを確かめたりします。
予算の妥当性は、
- インターネット上のシミュレーションサイトなどで自身で調べる
- ファイナンシャルプランナーに相談する
のいずれかで調べられます。
インターネット上のシミュレーションサイトというのは、例えば下記のようなサイトです。
おうち予算シミュレーション(住宅購入予算を年収から計算できるサイト)
ファイナンシャルプランナーさんはライフプランニングまでは無料で相談できることが多いので、利用してみるとよいと思います。
新築一戸建てについて住まいの窓口に相談する 4,000万円以内の新築一戸建てを探す
「条件整理」って何をする?その後の流れは?

―条件整理というのは、どんなことを行うのでしょうか?
条件整理とは、こんな家にしたいという希望をリストアップし、その優先順位を決めることです。「カウンターキッチンがほしい」「南向きがいい」など、漠然とした希望でOKですので、まず思いつく希望をすべてリストアップします。そのうえで、どれを優先させたいかを考えます。
ちなみに、一戸建てかマンションかが決まっていない人であれば、ここで希望をリストアップすることでどちらがよいのかが見えてきます。
自分たちの家へのイメージがはっきりしていない方ほど、条件整理をしっかりするのがポイントです。
―確かに自分たちの優先順位が明確になれば、家のイメージが具体的になりそうです。その後の流れも教えてください。
その後は、希望しているエリアの土地相場・物件相場の確認と、住宅展示場やモデルハウス、不動産会社・建築会社の訪問を行います。
注文住宅の場合は土地の相場を、建売住宅の場合はどれくらいの価格帯の物件が多いのかを見ておきます。特に、注文住宅は土地の価格+建物の価格で総価格が決まるので、土地にどれくらいの予算をかけるかがポイントになります。
その後、条件整理で分かった自分たちの希望をもとに、希望に合った会社や物件を数件訪問し、どこの会社で家を建てるのか、どの物件を購入するのか具体的に決めていきます。
ちなみに、住まいの窓口にご相談いただくと、不動産会社・建築会社のご紹介をお手伝いすることができます。

エリア選び? 間取りの工夫? コストを抑えるコツ

―今回、予算に決して余裕があるわけではない価格感で住宅購入を考えましたが、コストを抑えるコツなどはありますか?
注文住宅の場合、先ほどもご説明したように土地の価格+建物の価格で総価格が決まるので、土地か建物か、どちらかだけでも価格を抑えられると予算内に収めやすくなると思います。
土地の価格は、エリアを郊外にする、同じエリアでも駅から少し遠い場所を選ぶなどの工夫で抑えることができます。
建物の価格を抑える工夫としてできるのは、
- 規格住宅を選ぶ
- シンプルな形の家にする
- シンプルな間取りにする
の3つ。
規格住宅は、注文住宅でもある程度決められた部材や設備、仕様のなかから選んでつくっていく家。一から設計する注文住宅よりコストを抑えることができます。
シンプルな形の家というのは、複雑な形でなく、できるだけ正方形に近い形にすること。柱の数を減らすことでコストを抑えられます。同じ面積でも平屋や3階建てではなく、2階建てにするのも安く済むコツです。
シンプルな間取りは、内壁やドア、窓を少なくする、水回りをまとめるなどがその例です。こちらも使用する部材や設備を減らすことができる分、コストカットが図れます。そのほか、間取りではないですが、キッチンのグレードを下げるなど細かい設備の節約でも、コストを下げられます。
建売住宅の場合は、その予算に合う物件を探すしかありません。
予算を抑えた物件の探し方のポイントで言えば、土地と同様、エリアを郊外にする、駅からの距離を遠くするなどですね。
―では最後に、これから住宅購入を考える皆さんに、アドバイスをお願いします。
住宅購入を検討していると、他の人の家と比べてしまうこともあるかもしれませんが、自分たちに合った計画を立てることが大切だということを、ぜひ覚えておいていただきたいです。
近頃は、SNSなどで住宅に関する情報もさまざまなものが目につくと思います。それらを参考にするのはよいことではありますが、住宅に対する価値観は人それぞれです。
自分たちはどういう家を建てれば納得感があるだろうかということをしっかりと考え、20年、30年たっても、この家でよかったと思えるような住宅購入にしてほしいですね。
※本記事は2022年6月に住まいの窓口noteに掲載された内容です。
新築一戸建てについて住まいの窓口に相談する 4,000万円以内の新築一戸建てを探す
公開日:










