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「目白駅」周辺を散歩してみよう!文化と森の街、目白のおすすめ散歩・ウォーキングスポット“9選”
「目白駅」周辺を散歩してみよう!文化と森の街、目白のおすすめ散歩・ウォーキングスポット“9選”

「目白駅」周辺を散歩してみよう!文化と森の街、目白のおすすめ散歩・ウォーキングスポット“9選”

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目白駅は、JR山手線の駅です。交通の要である新宿駅と池袋駅の間に位置しており、新宿駅までは約7分、池袋駅までは約2分という近さが魅力的。JR山手線のみが停車するため、利便性の高い山手線沿線の中でも落ち着いた雰囲気で、朝夕のラッシュも控えめです。

新宿区と豊島区のちょうど境目に位置する目白ですが、適度な坂やアップダウンがあるため、景色の変化を楽しめます。さらに道幅が広くて人も少ないので、散歩に適したエリアといえます。

目白は将軍家の狩猟場や華族の邸宅庭があった名残で、都心にありながら豊かな緑が残されているところが特徴的。数多くの芸術家や文化人たちも目白に移り住み、文化村を形成しました。ホタルが見られるほどに澄んだ水が湧き、大小の公園や緑地が点在する自然の豊かな街です。

駅前にはトラッド目白という複合施設があり、スーパーマーケットやカフェ、パン屋などが併設されており、買い物にも便利です。飲食店や居酒屋などは比較的少ないエリアなので、夕方から夜の時間帯は静かな街歩きを楽しめます。

駅前の目白通りにはスイーツ店や老舗の和菓子屋、花屋や喫茶店など、さまざまお店が並んでいます。

私は普段、山手線沿線のカフェで仕事をすることが多く、PC作業に疲れたときは、目白を歩いて気分を変えることも。目白の街並みを歩いていると、デスクワークで丸まった背筋がすっと正されているような気持ちになります。

今回は、仕事のリフレッシュにもぴったりな、目白駅周辺でおすすめの散歩スポットを紹介していきます。

目白の散歩におすすめのスポット

目白駅の出口から右手に延びる学習院椿の坂を下っていき、右に折れ、おとめ山通りを経由して、賑やかな目白通りから駅に戻ってくる、駅を中心とした1周のコースで各スポットを紹介していきます。それぞれのスポットをさくっとまわれば1時間弱、ゆっくり見ていくと2時間ほどのコースです。

おとめ山公園や目白庭園のような自然の豊かなスポットもあれば、目白銀座商店会のようにショッピングが楽しめるエリアもあります。アトリエや博物館など、芸術や文化に触れられる施設が点在するのも目白の特徴です。仕事終わりに自然に触れてリフレッシュしたい人にも、休日に街の雰囲気を感じながらじっくり歩きたい人にもおすすめのコースです。

目白の散歩スポット(1) 夏目漱石「笑う猫」モチーフ像などの彫刻作品

「笑う猫」像
「笑う猫」像

目白駅を出て右側、レンガ造りがモダンな学習院大学の西門を横目に坂道を下っていきましょう。この小道は学習院椿の坂。名前の通り秋から春にかけては紅白の椿が見事な花を咲かせます。こちらは賑やかな駅の北側とは対照的で、のんびりとした雰囲気のある通りです。

スターバックスコーヒーやマンションが立つ道の脇には、植え込みの中に夏目漱石「吾輩は猫である」の一節が刻まれた笑う猫像、作家の永井荷風の帽子をモチーフにした像などのいくつかの彫刻作品が並んでいます。目白駅からは徒歩約4分の近さです。

実は、目白は夏目漱石ゆかりの地です。駅を出て右手に目白通りをずっと歩いていき、雑司ヶ谷駅で左手に向かうと漱石の眠る雑司ヶ谷霊園があります。この像には「猫だって笑わないとは限らない」という、「吾輩は猫である」の一節が刻まれており、思わずクスッと笑ってしまうようなユーモラスな像を探しながら、目白散歩をスタートできます。

目白の散歩スポット(2) 切手の博物館

切手の博物館
切手の博物館

目白駅から徒歩3分、学習院椿の坂を道なりに下っていくと切手の博物館が見えてきます。博物館前の目玉の付いたポストが目印です。

切手の博物館は、世界各国や日本の切手を展示する珍しい博物館です。受付でルーペやライトを借りると、小さな切手の細部までじっくり観察できます。

また、自分の写真で切手風デザインのハガキが作れる機械もあります。1階には世界の切手を6万種も取りそろえたミュージアムショップがあり、珍しい切手やポストカードなどを購入することも可能です。私はここを訪れると久しぶりに手紙を書きたくなってしまうほど、充実した時間を過ごせます。大切な誰かへポストから手紙や絵はがきを投函してみるのもいいですね。

施設名:切手の博物館
所在地:東京都豊島区目白1-4-23

目白の散歩スポット(3) 旧近衛邸のケヤキ

旧近衛邸のケヤキ
旧近衛邸のケヤキ

切手の博物館を出て、学習院椿の坂を下り、目白ガード下を抜けると細い坂が。そこを上っていくと、突如として道のど真ん中に立派なケヤキの木が現れます。目白駅からは徒歩7分ほど。

この木はもともと著名な華族である近衛家邸宅の車廻しにあり、明治時代に当時の近衛家筆頭、近衛篤麿が好んでいたケヤキだったそうです。

このように住宅街の中にぽつんと残されているのは、明治から大正時代に華族の屋敷が分譲され、目白周辺が次第に住宅街へと様相を変えていった時代背景もあるのでしょう。木を迂回して作られた独特な形の区道からは、この木を残そうとした人々の思いが伝わってくる気がします。

樹齢100年を超えるこの木がたどった歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

目白の散歩スポット(4) おとめ山公園

おとめ山公園
おとめ山公園

おとめ山公園は目白駅から徒歩10分の距離にあり、旧近衛邸のケヤキからは徒歩4分ほどで到着します。園内は大きく開放的でスダジイやコナラの雑木林が広がり、公園というよりも小さな森のような雰囲気です。

おとめ山という名称は江戸時代に立ち入り禁止を意味する「御留山」と呼ばれたことに由来しているそうです。

おとめ山公園・池
おとめ山公園・池

公園中央に敷地を二分割するように通る道路がおとめ山通りです。おとめ山通りの近く、公園の中央には、「東京の名湧水57選」に選定された湧き水があります。この湧き水を利用してホタルの飼育が行われており、毎年、6月下旬から7月上旬にホタルの鑑賞会が開催されています。澄んだ水と、都内とは思えない森林の清浄な空気に包まれているとリフレッシュできるので、気分転換をしたいときにおすすめです。

施設名:おとめ山公園
所在地:東京都新宿区下落合二丁目10番

目白の散歩スポット(5) 七曲坂

七曲坂
七曲坂

七曲坂は、目白駅から歩いて約14分の距離にあります。
ぐねぐねとカーブする七曲坂の小道は、源頼朝が敵の軍勢を探るために切り開いた道だといい伝えられています。このように緩やかなカーブを描く坂道が多いのは下落合エリアの特色で、実際に頼朝が切り開いたのかは定かではなく、古くは農村だったこのエリアは農道の名残でカーブのある道が多いようです。

目白の散歩スポット(6) 中村彝アトリエ記念館

中村彝アトリエ記念館
中村彝アトリエ記念館

目白駅から徒歩10分で到着する瀟洒な建物が、中村彝(つね)アトリエ記念館です。七曲坂を登って右手に曲がるとすぐそこです。中村彝は大正期に活躍した洋画家で、晩年は病と闘いながらもアトリエで創作活動を続け、目白の地で生涯を終えました。このアトリエでは、「エロシヱンコ氏の像」などの晩年の作品が生み出されました。

アトリエ内部は建築当初の様子が復元され、作品の高精度写真パネルを使用した展示を行っており、文化村としての目白の空気感にも触れられます。

施設名:新宿区立中村彝アトリエ記念館
所在地:東京都新宿区下落合3-5-7

目白の散歩スポット(7) 豊島区立目白の森

目白の森
目白の森

中村彝アトリエ記念館から目白通りに出て賑わいのある側道を歩き、左に入っていくと、8分ほどで住宅街からひょこっと顔を出すのが目白の森。小ぶりながら木々の生い茂る公園です。

目白駅からは徒歩約12分の場所で、園内にはシイノキやクスノキの大木が茂っています。園内はもともとこの地が邸宅だった頃の樹木をなるべく生かして整備されているそうです。

手押しポンプの井戸があり、野鳥のさえずりを聞いていると、住宅街の中にいながら、まるで里山にいるような気持ちになります。一歩足を踏み入れると、空気がひんやりとしていて、木や土の匂いに包まれ、なんだか懐かしさを覚えます。

目白の森
目白の森

施設名:目白の森
アクセス:東京都豊島区目白4-11-21

目白の散歩スポット(8) 目白銀座商店会

目白銀座商店会
目白銀座商店会

目白駅北側の目白通りを左手に進み、2つ目の信号を超えると目白銀座商店会です。目白でいちばん賑やかな大通りで、和菓子屋・スイーツ店・カフェなど、小さな店舗が軒を連ねます。どこか上品な印象を受ける通りです。目白聖公会の白い教会堂や銀杏の並木も、端正な街並みに一役買っているようです。

エーグルドゥース
エーグルドゥース

江戸時代から続いている目白通りは、明治時代の目白駅開通から戦後にかけてさらに栄えていきました。チョコレート専門店の99 ROUTE DU CHOCOLATやエーグルドゥースなどのスイーツ店、目白 志むらなどの老舗和菓子店も並び、お土産やおやつを買い求める人で賑わっています。

目白 志むら
目白 志むら

私のおすすめは高砂家のどら焼きです。高砂家は1934(昭和9)年創業の小さな和菓子屋さん。いつも店主が優しい笑顔で「いらっしゃい」と出迎えてくれます。大ぶりサイズのどら焼きは、ふっくらとした手焼きの皮に包まれた自家製粒あんとハチミツが甘すぎず、繊細な美味しさ。頬張ると丁寧に作られたあんこの美味しさが口に広がります。緑地のベンチでいただきピクニック気分を味わうのも、テイクアウトして家でゆっくり食べるのもいいですね。

店舗名:高砂家
所在地:東京都新宿区下落合3-20-2

目白の散歩スポット(9)豊島区立目白庭園

目白庭園
目白庭園

最後に紹介するスポットは目白庭園です。目白駅からは目白通りを経由して徒歩6分ほどの小さな日本庭園です。住宅街の中にあるミニマムな庭園ながら、鯉が泳ぐ池はまるで絵画のよう。初夏は青モミジが池に映り、幻想的な雰囲気です。

目白庭園・池
目白庭園・池

施設名:目白庭園
所在地:東京都豊島区目白3-20-18

文化と森の街、目白を散歩してみよう

目白駅周辺には都心とは思えないほど緑地や公園が多く、自然の中をゆっくりと散策するのにぴったりのエリアです。博物館やアトリエなど文化的なスポットも多いので、芸術や歴史に触れられるのも楽しいですね。文化と自然が融合した街は穏やかで余裕があり、歩くたびに背筋がしゃんと伸びるような気持ちになります。

新宿や池袋からも近いので、仕事帰りなどにも気軽に足を運びやすいエリアです。今度の休日には、ぜひ目白で自然と文化に触れる散歩をしてみてはいかがでしょうか。

ぐら月2回は国内旅行へ行くお出かけ大好き女子、サウナ・温泉マニア

長野県出身・都内在住。化粧品メーカーのPR担当時に執筆の楽しさに触れ、現在は観光や旅行系記事をメインにフリーライターとして活動しています。
週末をお出かけスポットや温泉の開拓に費やしています。旅行先で知らないローカルチェーン店やスーパーに入ることや、各地域のイオンモール巡りが趣味です。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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