【中庭×ルーフバルコニー】鉄骨階段と中庭が印象的なセンターコートの家

キャンチレバーで持ち出した2階部分には南側に全く窓がない外観。アルミルーバーが外観のアクセントになると共に、主寝室の前のルーフバルコニーのプライバシーと風通しを確保。

玄関ドアを開けると、目の前に明るいセンターコートの中庭が広がる。

リビングから中庭を見ると、スケルトンの階段もあり、北側とは思えない明るくて開放的な空間が広がる。

リビングの床と天井にはダーク系の木材を採用してあるが、暗くなりがちな色でも中庭のおかげで、全く暗さを感じない空間となっている。

階段ホールもスケルトンの階段を採用する事により、明るくて気持ちの良いスペースとなっている。

中庭に面した階段は、3階へ上がる階段もスケルトンを採用。中庭からの光を妨げる事なく、家中に光が降り注ぐ。

家の一番奥に配置されたダイニングキッチンも、中庭に面している事で明るく開放的なスペースとなっている。プライバシーを気にせずに家族がくつろいで食事がとれる場所は、何にも代えがたい空間。

中庭に面した壁を2階まで立ち上げる事で、完全にオープンな生活が可能となっている。ルーフバルコニーから見下ろす中庭の景色とそこに繋がるダイニングキッチンも更なる生活の楽しみになっている。

プライバシーを確保した中庭のある間取りが特徴のプラン。リビングとダイニングキッチンは中庭を囲みながら緩やかにつながり、階段を含めたLDKを27帖のワンルームとする事で、どこにいても外部を感じるオープンな空間としました。玄関を開けると中庭越しに、ダイニングの気配が感じられ、プライバシーの確保された中庭は、屋外をプラスアルファの部屋として有効活用できます。玄関先と水回りに2ヵ所の大型ストックルームを設ける事で、LDKがスッキリと片付き、スタイリッシュに暮らす事が可能となります。

主寝室につながるインナーバルコニーも1階の中庭と同様にプ、ライバシーを確保した屋外のプラスアルファの空間として活用でき、1階の中庭とつなげる事で、一体感と広がりを感じられる屋外空間としています。1階と2階の屋外空間では上下階で家族のコミュニケーションも取れ、この家の中庭に面した窓には、カーテンを付ける必要がない為、外部からの視線を気にせずに屋外との一体感や季節感を楽しみながら、開放的な暮らしをする事が可能となっています。

プラスアルファの空間として小屋裏に7.8帖のロフトを設置しました。ハシゴではなく固定階段にする事で、荷物を持ったまま上り下りできる様になり、生活の利便性が格段に向上します。小屋裏を有効活用しながら、部屋としての使い勝手に近い空間が、生活のゆとりと万一の収納不足への安心感をもたらします。