東京メトロ東西線は、とくにラッシュ時の混雑が著しいことで知られています。私自身も、朝のラッシュ時に西船橋駅から中野方面行きの電車に乗った経験がありますが、車両の中はまさに満員電車そのもので、圧迫感とストレスを感じました。

今回は、東西線沿いに住む私が、混雑具合と混雑緩和のための対策を紹介します。東西線の狙い目駅も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。東京メトロ東西線の物件を探す

東西線の車両

東西線は、東京都心を東西に結ぶ主要な路線であり、とくにラッシュ時に混雑することで有名です。国土交通省の2022年度のデータによると、東西線の混雑率は非常に高く、通勤時間帯には厳しい状況が続いています。

朝のピーク時間帯は7:50~8:50で、最も混雑する区間は木場駅から門前仲町駅の間です。混雑率138は%に達します。この時間帯の車両はほぼ満員状態のため、車両内を移動するだけでも一苦労といえるでしょう。

夕方の帰宅ラッシュも負けず劣らず混雑しています。18:00~19:00の時間帯には、同じく門前仲町駅付近での混雑率が高く、帰宅する人たちで車両内はぎゅうぎゅう詰めになります。

東西線が混雑する主な理由は、利用者数の多さと、主要なビジネスエリアや商業施設を結ぶ路線であることです。また、複数の主要駅を通過するため、通勤ラッシュ時には多くの人が集中します。東西線は中野駅や大手町駅、日本橋駅・茅場町駅・西船橋駅など、複数の乗り換え駅を有し、多方面からの乗客が集まることも混雑の一因です。

このような背景から、東西線の混雑は避けられない問題になっています。

しかし、2019年に東京メトロが発表した資料によると、混雑緩和の取り組みが行われています。

例えば、飯田橋駅から九段下駅間の折返し設備整備は、2025年度に供用開始を予定しています。これまで折り返し列車が後続列車の進路をふさいでしまっている構造でしたが、これらを整備することで折り返し列車と後続列車が同時運行できるため、将来的には列車の本数が増やせる見込みです。

混雑の定義

日本民営鉄道協会のホームページでは、輸送人員と輸送力から各鉄道の混雑度の指標を示しています。混雑率100%は、座席につくか吊り革につかまることができる状態を指します。さらに200%になると乗客同士で体が触れ合い圧迫感がありますが、動けないほどではなく、週刊誌などを読むことは可能です。

東西線の最新混雑データ

東西線の混雑状況は、近年ますます厳しくなっています。2023年度の国土交通省「都市鉄道の混雑率調査結果」によると、7:50~8:50の間で木場駅から門前仲町駅間の混雑率は148%でした。これは、車両がほぼ満員状態であることを意味し、乗客の快適さが大いに損なわれている状況です。

この混雑率は、昨年度から減少することなく同率を維持しており、コロナ禍からの経済回復や企業活動の活発化がうかがえます。

ほかの東京の主要路線における混雑率は以下のとおりです。

・東京メトロ日比谷線(三ノ輪駅→入谷駅):162%

・東京メトロ有楽町線(東池袋駅→護国寺駅):148%

・JR中央線(中野駅→新宿駅):158%

・JR総武快速線(新小岩駅→錦糸町駅):148%

これらの路線と比較すると、東西線の混雑率は少し低いものの、依然として高い水準であることがわかります。

東西線の混雑率が日本一ってホント?

東西線は、混雑状況について「日本一」という評価を受けることがありますが、実際の混雑率のデータと比較するとどうなのでしょうか。ほかの路線に比べると高い混雑率ではあるものの、「日本一」なのかどうかは一概には言えません。

東西線の混雑は確かに厳しいですが、日本一の混雑率というわけではなく、ほかにもっと高い混雑率を示す路線は存在します。混雑率は年々変動するため、最新のデータに基づく比較が必要です。

誰もいない地下鉄の車両内

東西線の通勤は、とくに混雑が激しいことで知られていますが、私が体験した混雑の状況や、対策について紹介します。

私は、2006年頃から約2年間、西船橋駅から日本橋駅まで東西線を利用していました。朝のラッシュが非常に厳しく、7:30~8:30は非常に混雑していました。西船橋駅で始発に乗った場合でも、車両は次第に満員となり、日本橋駅では体が密着し合うほどの混雑でした。

2024年現在も、プライベートでよく東西線を利用しますが、混雑の具合は大きく変化していないと感じます。

東西線は、比較的どの駅でも多くの人が乗り降りするため、車両内はかなりの混雑状態になります。私が利用していた区間では、朝のラッシュ時に混雑が解消することはありません。

ただし、朝のピークを過ぎると、混雑は比較的緩和されます。9:00以降や日中は車両が空いていることが多いので、就業開始時間が10時からなど遅めの人であれば、快適に移動できるでしょう。

混雑時間帯の分析

東西線の混雑は主に通勤ラッシュの時間帯に集中します。平日の7:30~8:30が最も混雑する時間帯であり、ビジネスマンやOL、学生が利用していることが多いです。一方で、9:00以降や16:00頃は比較的空いており、通勤や帰宅が少し楽になる傾向があります。混雑を避けるためには、ピーク時間を避けるのがおすすめです。

平日のラッシュ時

平日のラッシュ時は、車両で立っている状況でも辛いと感じます。多くの通勤客が利用するため、各駅での乗降が頻繁に行われ、混雑が一層増します。西船橋駅や中野駅などの主要な駅では、車両内での移動は困難です。また、帰宅ラッシュも同様に、18:00~19:00にかけて混雑がピークに達します。

朝と夕方の違い

朝と夕方での混雑状況は、少し異なります。朝のラッシュ時は通勤客で非常に混雑し、駅での乗降も多く、乗車が困難な状況が続きますが、夕方のラッシュ時は帰宅時間帯に合わせて少し緩和されていきます。

朝のピーク時に比べると、車両内に余裕が見られることもありますが、依然として混雑が厳しいため、帰宅時のピークを避けることも有効です。

コロナ禍の影響とその後の変化

コロナ禍では、リモートワークの普及により東西線の混雑は一時的に緩和されました。通勤客の減少により、ラッシュ時の混雑率は低下し、車両内には余裕も見られることがありました。

しかし、コロナが収束するにつれて、企業活動の再開や出社率の増加により、混雑は再び厳しくなっています。乗車率は2022年以降減少することなく、コロナ以前の水準に近づいています。この変化は、業務の正常化と通勤需要の回復が反映されているのでしょう。

東西線の混雑を避けるためには?

東京メトロ東西線の混雑を避けるためには、どんな対策があるでしょうか。

東西線のラッシュ時はとくに混雑するため、ピーク時間帯を避けることを考えましょう。7:30~8:30は最も混雑する時間帯です。その前の時間帯を利用することで、比較的空いている車両を利用できます。早めに出発することで、通勤のストレスを軽減し、快適な移動ができるでしょう。

通勤時間を短縮し、混雑を避けるためには、会社の近くや始発が運行する駅に住むのもおすすめの方法です。たとえば、東西線の始発駅である西船橋や中野駅に住むことで、座席に座って通勤ができ、通勤時のストレスを軽減できます。

西船橋駅前の様子

東西線の混雑は、朝の7:30~8:30、夕方の18:00~19:00が最も厳しいといわれています。これらの時間帯を避けることで、比較的空いた車両を利用できます。具体的には、朝7:00~7:30、夜20:30~21:00の時間帯が狙い目です。

また、車両の真ん中や端の車両は比較的空いていることが多いため、空いている車両を利用することで快適な通勤を目指せます。

混雑を避けて快適な通勤をするには、どの駅を利用するとよいでしょうか。

西船橋駅(中野方面行き)

西船橋駅は東西線の始発駅で、中野駅方面行きの電車が発着しています。始発駅から乗車することで、混雑する前の比較的空いている車両を利用でき、ゆったりとした通勤が可能です。

中野駅(西船橋方面行き)

中野駅は東西線の主要駅であり、西船橋方面行きの電車が発着します。中野駅では、通勤ピーク時間を避けることで、快適な通勤を実現できます。

中野駅周辺には、飲食店やショッピング施設が多く、出勤前に立ち寄ることも可能です。

妙典駅で始発の電車を狙う

妙典駅は東西線の始発駅ではありませんが、朝の通勤時間帯には妙典駅始発の電車があります。妙典駅から乗車することで、座席の確保がしやすくなるでしょう。

東京メトロ東西線の混雑は、依然として厳しい状況ですが、快適な通勤のためにできることがあります。

自身でも通勤しやすい狙い目駅や時間帯を理解することで、混雑を避けストレスを大幅に軽減できるでしょう。始発駅を利用することも有効で、西船橋駅や妙典駅からの電車は比較的空いているため、座席の確保がしやすいです。

これらの対策をして、東西線での快適な通勤を目指しましょう。

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