「JR中央線沿線に住みたい」または「住み替えを検討しているけど、毎日の通勤ラッシュは避けたい」、「混雑状況を考慮して駅を選びたい」という方は多いと思います。できるだけ通勤しやすい駅に住んで、朝の混雑を避けて通勤のストレスを減らしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、JR中央線の混雑具合や通勤に便利な狙い目の駅を、沿線に住み始めて3年になる私が実体験を含めてお伝えします。JR中央線の物件を探す
JR中央線の特徴

JR中央線沿線は、2024年 LIFULL HOME’S 借りて住みたい街ランキングの上位にもランクインする、八王子駅や三鷹駅、高円寺駅や吉祥寺駅などの駅が集中する路線です。
ここでは、都内屈指の人気路線でもある、JR中央線の特徴についてご紹介します。
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JR中央線は都心から郊外を横断する便利な路線
JR中央線は、東京駅から高尾駅まで東京の都心から郊外を横断する路線です。東京都内を走る山手線の東側にある東京駅、西側にある新宿駅を通過することから、1日の平均利用者数も都内トップクラスを誇ります。
JR中央線は各駅停車のほかにも、快速・通勤特快・中央特快・通勤快速など、快速列車が多く運行しているため、都心までの距離があっても乗車時間が短いことが特徴です。
八王子・立川エリアから都心へ通勤する場合、”特急はちおうじ”を利用できます。特急はちおうじの停車駅は八王子・立川・新宿・東京で、平日の通勤時間のみ運行されていますよ。特急料金がかかりますが、指定席でゆったりと座れ、少し贅沢な気分で通勤や帰宅ができるのはうれしいメリットです。
このようにJR中央線は、郊外から都心までのアクセスがよく通勤に便利なうえ、自然豊かなエリアも多く、学生から子育て世帯まで幅広い世代が暮らす路線となっています。
JR中央線の接続路線数は首都圏トップクラス
JR中央線の接続路線数は、首都圏を走る路線の中でも多くなっています。郊外から都心へ電車を乗り継いでさまざまな路線を利用できるので、都心にある会社の最寄り駅までアクセスしやすいことがメリットです。
例えば、渋谷方面に向かうなら吉祥寺駅で京王井の頭線に乗り換えます。JR中央線の接続路線数は、首都圏を走る路線の中でも多くなっています。
郊外から都心へ電車を乗り継いでさまざまな路線を利用できるので、都心にある会社の最寄り駅までアクセスしやすいことがメリットです。
例えば、渋谷方面に向かうなら吉祥寺駅で京王井の頭線に乗り換えます。地下鉄を利用するなら、乗り換えホームまで距離のある新宿駅よりも手前にある駅で乗り換えることが可能です。東中野駅で都営大江戸線、中野駅で東京メトロ東西線、荻窪駅で東京メトロ丸ノ内線が利用でき、新宿駅の混雑を避けられるうえに乗り換え時間も短縮できます。
JR中央線は便利な路線ゆえに混雑しやすい
JR中央線には、首都圏のビジネス街でもある東京駅や新宿駅、親しみやすく活気のある商店街が駅前に広がる高円寺駅や阿佐ヶ谷駅、サブカルチャーの聖地とも呼ばれる中野駅が存在します。
人気のカフェや古着ショップが立ち並ぶ吉祥寺駅、多くの大学や専門学校が集まる学園都市の八王子駅など、JR中央線沿線は幅広い層が利用する路線です。そのため、朝の通勤ラッシュはかなり混雑が目立つのは悩ましいところです。
JR中央線の混雑具合

JR中央線は、郊外から都心へのアクセスが抜群で、さらに都心の主要駅が集中する路線であることをお伝えしましたが、実際の混雑具合はどうなっているのでしょうか。
ここからは、気になる朝のラッシュ時の混雑率や、その理由についてご紹介していきます。
JR中央線の混雑率は?
国土交通省が令和6年8月2日に発表した、令和5年度の東京圏の平均混雑率は136%でした。一方で、JR中央線における朝のラッシュ時の混雑率を見てみると、最も混雑する中野~新宿間は158%です。東京圏の平均混雑率と比較してみても、JR中央線の混雑率が高いことが分かります。
混雑率は、「100%は定員乗車でゆったりと乗車できる」、「150%は肩が触れ合う程度で、楽に新聞を読める」、「180%は折りたたむなど、無理をすれば新聞は読める状態」と定義されており、JR中央線の通勤ラッシュ時の車内はかなり混み合っている様子がうかがえます。
新型コロナウイルス流行以前の2018年に国土交通省から発表された、JR中央快速線の平均混雑率は184%でした。東京圏の平均混雑率も163%とかなり高い数値となっていたので、ここ数年でテレワーク化が進み、混雑も緩和していることが分かります。
JR中央線が混雑する理由は?
これまでにお伝えした通り、JR中央線は八王子や立川など郊外から都心へのアクセスがよく、さらに接続する路線が多いことから、都心へ通勤するのに便利なエリアです。
近距離輸送を主体とするJR中央線は、10両編成が基本となります。15両編成もあるJR東海道線や宇都宮線に比べ、快速に人が集中するラッシュ時は、区間や乗車する車両によってかなり混雑してしまうことが予想できます。
JR中央線の混雑に関する実体験

これまでJR中央線の特徴や混雑具合などの基本情報を、国土交通省や各鉄道会社が発表するデータをもとにご紹介してきました。ここからは、JR中央線沿いで暮らしている私が実際に体験してきた、混雑具合や混雑区間・車両、さらに帰宅ラッシュ時の混雑具合などの実情をお伝えします。
通勤時のJR中央線の混雑具合は?
朝の通勤ラッシュの時間帯は、どの駅も電車を待つ人がホームで列をなして大混雑しています。ラッシュ時は、約2分に1本の間隔の中野駅などでも、ホームは常に乗客であふれかえっていることが多いです。
始発駅周辺の高尾駅から日野駅を過ぎると車内が混雑し始めるため、乗り込む車両や時間帯によっては、一度電車を見送らなければならないこともあります。場合によっては、前の人を押して無理矢理乗り込まないと、電車に乗れないこともあるほどでした。
JR中央線の始発駅は、高尾駅・八王子駅・豊田駅・立川駅・武蔵小金井駅・三鷹駅・中野駅となっています。中でも高尾駅は始発電車の本数が多く、通勤特快にも乗れます。
中野駅は、ほぼすべてが総武線または東京メトロ東西線へ直通する各駅停車の始発電車のため、総武線や東京メトロ東西線を利用するなら、中野で乗り換えるのがおすすめです。
JR中央線で混雑する区間は?
JR中央線上りの始発駅がある高尾駅から日野駅までの区間は、座ることが難しいものの、つり革を持ってスマホ操作や読書などを楽しむ余裕があります。立川駅で青梅線方面から来た人が乗り込むため、いよいよ車内が混雑してきて、つり革を持つ余裕がなくなっていきます。立川駅を過ぎたころから降車する人を優先するために一度車両を降りると、もう一度乗り込むのが難しくなってしまうことも珍しくありません。
三鷹駅を過ぎ、吉祥寺駅に着くと京王井の頭線、荻窪駅で東京メトロ丸ノ内線、中野駅で東京メトロ東西線、東中野駅で都営大江戸線へ乗り換える人も多いですが、やはり乗車してくる人も多いので混雑状況にあまり変化はありません。
ターミナル駅でもある新宿駅は降車する人がかなり多いので、車内は一気に余裕が生まれます。私が以前、御茶ノ水駅に通勤していたときは、ここでようやく座れました。新宿駅から東京駅に近付くにつれて、車内は徐々に空いていきます。
JR中央線の混雑する車両は?
通勤ラッシュ時に最も混雑する車両は、階段付近に停車する真ん中あたりの車両です。多くの人は改札口まで最短距離で向かいたい、または乗り換え時間をできる限り短縮したいと考えているので、中央に位置する3~7号車は大変混雑しています。
帰宅ラッシュ時のJR中央線の混雑具合は?
JR中央線の帰宅ラッシュは時間にばらつきがあるものの、ピーク時の車内はかなり混雑します。特に新宿駅から乗り込む18時~19時の快速電車は、人と人とが密着するすし詰め状態でスマホの操作もできないほどです。都心から西東京エリアへ向かう人が多く、立川駅あたりまで身動きできないほどの混雑した状態が続きます。
JR中央線で通勤しやすい狙い目駅4選

ここからは、都心から少し離れた落ち着きのあるエリアや自然豊かなエリアを中心に、JR中央線で通勤しやすい狙い目の駅をご紹介していきます。
JR中央線で通勤しやすい駅(1)武蔵小金井駅
JR中央線の武蔵小金井駅は、新宿駅まで快速で約30分、吉祥寺駅まで約10分と都心へのアクセスがよく、利便性の高さが魅力です。駅前にはスーパーなどの商業施設や商店街があり、買い物にも困りません。また駅から少し歩くと、落ち着きのある住宅街が広がっています。
武蔵小金井駅の先には車庫があるため、ラッシュ時に始発電車に乗ることも可能です。
武蔵小金井駅
日本、東京都小金井市本町6丁目14 武蔵小金井駅
武蔵小金井駅
〒184-0004 日本、東京都小金井市本町6丁目14 武蔵小金井駅
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JR中央線で通勤しやすい駅(2)豊田駅
JR中央線の豊田駅は、新宿駅まで快速で約50分、吉祥寺駅まで30分です。中央特快が停車するので、時間帯によっては新宿駅まで約30分でアクセスできます。
本数は少ないものの、通勤時間帯にも始発列車を利用できるので、狙い目の駅です。
豊田駅
日本、東京都日野市豊田4丁目 豊田駅
豊田駅
〒191-0053 日本、東京都日野市豊田4丁目 豊田駅
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JR中央線で通勤しやすい駅(3)西八王子駅
JR中央線の西八王子駅は、新宿駅まで快速で約1時間、吉祥寺駅まで約40分と都心までの距離はあるものの、ひとつ隣には八王子駅があり帰宅時にも買い物に立ち寄れる便利なエリアです。川や公園など自然豊かなエリアも多く、都心の喧騒から離れてゆったり暮らしたい方におすすめの駅となっています。
また豊田駅と同じく、快速、通勤快速、中央特快が停車するのも便利なポイントです。ほとんどの電車が高尾駅始発のため、空いている車両を選んで座って通勤できます。
西八王子駅
日本、東京都八王子市千人町2丁目21 西八王子駅
西八王子駅
〒193-0835 日本、東京都八王子市千人町2丁目21 西八王子駅
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JR中央線で通勤しやすい駅(4)高尾駅
JR中央線の高尾駅は、新宿駅まで快速で約1時間5分、吉祥寺駅まで約45分です。通勤特快や中央特快を利用すれば、新宿まで約50分でアクセスできます。
高尾駅周辺は、高尾山をはじめとする自然豊かな環境が広がっているのが特徴です。季節の移ろいを感じながら、プライベートの時間をゆったり過ごしたい人におすすめできます。
ほとんどの電車が高尾駅始発のため、より空いている車両や時間帯を狙えば、都心まで座って通勤することも可能です。
高尾駅
日本、東京都八王子市高尾町 高尾駅
高尾駅
〒193-0844 日本、東京都八王子市高尾町 高尾駅
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JR中央線の混雑を避けるためのポイントは?

では、実際にJR中央線で都心に通勤する際に、混雑を避けるためのポイントをご紹介します。毎日の通勤をできるだけ楽にして、仕事前にストレスを溜めず気持ちよく出勤しましょう。
混雑しにくい狙い目の車両を選ぶ
JR中央線の通勤ラッシュ時に最も混雑するのは、階段付近に停車する3~7号車です。特に混雑が激しい5・6号車を避けるようにしましょう。
通勤ラッシュ時は、東京方面寄りの先頭車両(1号車)に女性専用車両が用意されているので、女性であれば比較的空いている女性専用車両をおすすめします。
ホームを端まで歩くことになりますが、最後尾の10号車や、2号車、9号車を選ぶことでほかの車両に比べて混雑を避けることが可能です。
大きな駅や乗り換え駅が座れるチャンス
JR中央線で通勤する場合、始発駅からの乗車でない限り座ることは難しいです。もし途中の駅で座るチャンスを狙うなら、座席の前のつり革が持てる場所にあらかじめ乗り込み、大きな駅や乗り換えする人が多い駅で席が空くのを待ちましょう。運がよければ、混雑する車内で座って通勤できるチャンスが巡ってくることもあります。
通勤ラッシュで混雑しないスキマ時間がある
会社の出社時間は、9時もしくは10時に設定されていることが多いかと思います。JR中央線では、郊外から上り列車を利用して都心まで出勤する人を見かけることが多いです。
例えば、9時に出社するなら8時30分から50分の間に、10時に出社するなら9時30分から50分の間に、会社の最寄り駅に到着することを目標としている人が多いのではないでしょうか。こういったことから混雑しない時間を考えると、自宅の駅から電車に乗る際は、9時出社と10時出社をする人のスキマ時間を狙うのがおすすめです。
10時出社の場合、八王子駅~三鷹駅から乗車するなら8時15分~30分、三鷹駅~中野駅から乗車するなら8時30分~45分、中野駅~四ツ谷駅から乗車するなら8時45分~9時00分が混雑緩和時間帯になります。
9時出社の場合は、早起きをして7時台の電車に乗ることで、通勤ラッシュの混雑を避けられるでしょう。
利便性の高いJR中央線沿線への住み替えを検討してみませんか?
JR中央線は、個性が豊かで魅力的な街が多いです。利便性が高く都心へのアクセスもよいので、通勤住み替えを検討している人にぜひおすすめしたい路線です。
今回ご紹介したJR中央線の混雑具合や通勤に便利な狙い目の駅などを参考に、住まい探しを進めてみてはいかがでしょうか。
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