物音ひとつしない閑静な住宅地

21：41 吉祥寺南町3丁目の入り口

 

おや？ 車両止めの柵に、セーターらしきものが。

 

これはいわゆる“介入型”の落とし物というやつですね。

 

つまり、地面に落ちているのを見つけた心優しい誰かが、持ち主が探しやすいようにここにかけていったのでしょう。

 

これがあるということは、吉祥寺が優しい街だとひとつ証明されました。

 

坂の途中はこんな感じ。割と急勾配です。

 

坂を上り切った先は、ひたすら閑静な住宅街。自分の呼吸音がはっきり聞こえるくらい、物音ひとつしません。

 

ここは吉祥寺南町3丁目。見渡す限り、一軒家が多く、アパートやマンションといった賃貸で住めそうな物件は多くなさそうです。

 

途中、警察官が少年の自転車をチェックしている場面に遭遇。

 

こんな住宅街の奥にまで警察官の方が見回りをしてくれているのを見て、ちょっと安心しました。

交通量の減った井ノ頭通り

22：01 井ノ頭通り セブン-イレブン前

 

住宅街を北に進むと井ノ頭通り、「セブン-イレブン」吉祥寺南町3丁目店のそばに抜けました。

 

時刻は、すでに22時過ぎ。井ノ頭通りを左右見ても、すでに車の通りはほとんどありません。

 

南町3丁目に入ってからはお店やコンビニを見なかったので、ここの「セブン-イレブン」は周辺に住む人にとってはかなり重宝しそうです。

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4丁目は五日市街道で癒される

22：01 吉祥寺南町4丁目を北上

 

さて、ここからはさらに北側の様子を見るべく、ひたすら北上してみます

 

この辺りから吉祥寺駅までは、歩いて10分以上かかる距離。

 

周りは住宅街ですが、時間が遅いためか、誰ひとりとして見かけず、すれ違うこともなくなりました。

 

22：10 五日市街道

 

ひたすら住宅街を歩くと、五日市街道に出ました。

 

しかも「ガスト」の隣！生まれて初めて「ガスト」を見たんじゃないかというくらい嬉しいのはなぜでしょうか。

 

ここまで、ずっと1人で夜道を歩いてきたので、人の気配を感じられるのがこんなにも嬉しいとは…。

 

しかも、右を見れば「ローソン」まで！

 

“マチのほっとステーション”というフレーズが、本当にぴったりハマります。

 

「ガスト」と「ローソン」のツーショット。闇に包まれていた心が癒されるようです。

 

「ローソン」の斜め前には、素敵なバイクがずらりと展示されたお店が。

 

ここは「トライアンフ東京」。イギリスのバイクメーカー、トライアンフの国内最大規模のショールームです。

 

なかなかのお値段ですが、スタイリッシュなバイクを見ていると納得してしまうくらい芸術的な美しさです。

 

この五日市街道は、道を挟んで吉祥寺4丁目と5丁目に分かれています。

 

「ローソン」や「ガスト」があるのが4丁目。今立っている「トライアンフ東京」側は5丁目。

 

さて次は、5丁目をさらに北に向かって歩いてみたいと思います。

稲荷通りでマリンバ教室

22：15 稲荷通り

 

「トライアンフ東京」のそばにある稲荷通りを歩きます。街灯の灯りだけが頼りですが、見通しも良く、怖い感じはあまりしません。

 

通りには相変わらず誰ひとりいませんが、もはやその状況に慣れつつあります。

 

仕方ないですよね、もう22時過ぎなんですから。

 

途中でマリンバ・木琴教室を発見。

 

吉祥寺の閑静な住宅街でマリンバを教えているとは珍しいですね。ところで、マリンバって何だっけ…？

 

豆知識
マリンバは木琴の仲間。
22：18 JR中央線の高架前

 

稲荷通りを進むと、JR中央線の高架線が見えてきました。

 

ここを越えた先は吉祥寺東町。吉祥寺南町はここで終了です。

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吉祥寺南町は“遊・癒・住”が揃ったエリア

吉祥寺南町は、駅前の賑やかなエリアから自然あふれる癒しの場である井の頭公園、閑静な住宅が立ち並ぶ3～5丁目と、ふり幅が大きく、とても興味深かったです。

 

残念ながら今回は、南町2丁目には行けませんでした。ただ、吉祥寺駅にも近く、飲食店も点在しているエリアなので、また次の機会に歩いてみたいと思います。

 

次は、吉祥寺東町エリアに突入。あまり情報がないだけに、どんな様子なのかまったくわかりません。夜道でどんな発見があるのか、お楽しみに。

 

⇒夜の街を歩く…吉祥寺「東町エリア」編【Vol.1】はこちら

 

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