せっかく新しく家を建てるなら、おしゃれな家にしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。和風やアメリカンスタイルなど、さまざまなタイプがありますが、北欧風の家も人気があります。

今回は、北欧風の家を建てるときの家づくりのポイントや、ハウスメーカー選びで意識したい点について紹介します。
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北欧風の家の特徴

 

北欧発の家具やインテリアは世界的にも人気が高く、北欧の生活スタイルに憧れる人は多いかもしれません。おしゃれな北欧風の家は日本でも建てることができますが、北欧風の家には、以下のようにいくつか特徴があります。

特徴

  • 外壁がレッドやグリーン、イエロー、明るいグレーなど鮮やかな色が使われる
  • 角度のある三角屋根
  • 大きな窓、もしくは複数の窓が配置されている
  • 気密性や断熱性に優れている
  • 外観と内装に一体感がある
  • 木を多用する(ウッドデッキなど)など

北欧風の家は自然と調和するようなデザインが特徴で、自然素材が多く使用される傾向があります。また、冬は厳しい寒さになる北欧では、外気を取り入れにくい造りになっている住宅が多く、省エネ性能が高いことも特徴です。

 

北欧ではひとつの家に長く住み続ける文化的な背景があり、メンテナンスをしながら自分たちの家を大事に守っていきます。

 

北欧と日本との違いに「湿気」がありますが、日本国内の施工会社では、湿気対策を盛り込んだ北欧風の家の販売も行われています。

北欧風の家にするための外観のポイント

 

北欧風の家を建てる際のポイントについて、まずは外観から見ていきましょう。平屋や2階建て、3階建てとスタイルはさまざまありますが、共通して意識したいポイントが以下の3つです。

 

まずは外壁のカラーですが、北欧ではホワイトではなく、目立つカラーを外壁に使用するのが一般的です。

 

北欧の伝統的なカラーとして知られるのが、スカンジナビアンレッドで、そのほかにもイエローや赤茶色など、木材に色を塗ったような印象の住宅が北欧では多く見られます。1色使いか、もしくは2色を組み合わせるのもいいでしょう。

 

北欧スタイルの住宅では木の素材が多く使用されますが、たとえばコンクリートの住宅でもウッドデッキなどを組み合わせると北欧風の家に仕上がります。

 

自然と調和する色を意識し、全体的なバランスを見ながら好きなカラーを選んでみましょう。

 

北欧は雪が降る地域のため、屋根は雪が落ちやすいように角度のある三角屋根が多く採用されています。もともとは機能性を高めることが目的でしたが、デザイン的にも北欧風の家の象徴といわれる形になっています。

 

屋根材には、鉄をベースにアルミニウムなどで加工したガルバリウム鋼板、岩石に天然石とセメントを混ぜたスレート、アスファルトシングルなどが使われます。

 

日本では雪が降る地域以外では屋根に角度をつける必要はありませんが、三角屋根風な外観にすれば、より北欧風の家に近づくでしょう。

 

北欧では日照時間の少なさをカバーするために採光の取りやすい窓が配置されています。大きい窓だけでなく、小さな窓を複数配置するのも北欧風の家にするポイントです。

 

さらに窓には厚みのある木材を額縁状に取り付けると、見た目もおしゃれな建具まわりを演出できます。

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部屋の内装

 

北欧風の内装にするためには、木のぬくもりが感じられるような床や天井にするのがおすすめです。

 

たとえば、木目調の壁や床のリビングからウッドデッキを眺められる造りにすれば、統一感と開放感が生まれて室内が広く見えるメリットがあります。

 

階段を設ける場合は、パイン材を使用した明るい階段にしてみたり、内部のドアや収納扉、キャビネットも無垢材やパイン材を使用することで、木のぬくもりを感じられる北欧風に仕上がります。

 

寒い地域ではリビングの一角に暖炉を設けたり、暖炉型ファンヒーターを置けるように間取りを工夫したりすると、北欧のライフスタイルに近いものになるでしょう。

 

間取りでは、リビングを勾配天井にしたり、将来は間仕切りなどで部屋を分けられるような広い部屋を設置したりするなど、空間を広く見せることを意識してみましょう。

北欧風の家を建てる際のハウスメーカー選び

 

北欧風の家といっても、デザインにはバリエーションがあります。そのため、納得のいく住まいづくりをするためにもハウスメーカー選びが大事なポイントになります。

 

輸入住宅やデザイン住宅を扱っているハウスメーカーや工務店からパンフレットを取り寄せたり、展示場に足を運んで実際に住宅の雰囲気を確認したりしてみるといいでしょう。

 

生活シーンを想像しながら、取り入れたいデザインや設備が反映できるのか、担当者に相談しながら確認しましょう。特に、気密性や断熱性に優れた住宅にする場合は、ハウスメーカーによって性能や特徴に違いがあるため、よく比較することが大切です。

 

LIFULLHOME’Sでは、輸入住宅のカタログを探すことが可能です。また、ハウスメーカー選びに困ってしまった場合は、「住まいの窓口」に相談することができます。ハウジングアドバイザーがぴったりのハウスメーカーを紹介しますので、ぜひ利用してみてください。

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