投稿日:2017/12/19
家具や家電の中でもピアノの引越しにいくらかかるか、どんな作業が必要になるか、気になる方は多いでしょう。ピアノは大変デリケートで移動時の振動や衝撃はもちろん、温度や湿度の影響も受けやすい楽器。ここではピアノの引越しにかかる料金相場をご紹介します。
ピアノの運送にかかる費用は「基本費用(距離に応じてかかる料金)」と「作業料金(クレーン車での吊り上げやエレベータが使用できるかなど)」の合計金額となります。最低価格である「1階から1階へ特殊料金のかからない運送」にかかる費用の目安は以下の通りです。
階段やエレベータを使用する場合は別途費用が発生することが多いため、見積りの際は引越し先のピアノを運ぶ部屋の階数や階段かエレベータかを伝える必要があります。 エレベータの場合は大きさによってはピアノが入らないこともあるので注意が必要です。
ピアノの形、移動距離、転居先や現在の住居の階段・エレベータ有無によって料金が大きく異なりますので、事前に見積もり をとり相場の料金と乖離が無いかきちんと確認しておきましょう。
引越し業者にピアノの運送を依頼した場合、ピアノの運送だけは別の専門業者に外注することになります。そのため、引越し業者側で値引きできないことがほとんど。ただし、ピアノ運送費用が高くなってしまう分、家財の運搬や引っ越し代金から値引きしてもらうよう交渉することは可能です。
ピアノ運送業者のサイトに掲載されている料金は特殊作業がまったく必要ない場合の最低価格を表示していることがほとんど。でも、階段やエレベータがない住宅に引っ越すということはまれですよね。そのため、ピアノの引っ越しにはほぼ特殊作業に必要な追加料金がかかることになります。事前に以下の点を確認しておきましょう。
ピアノの場合、アップライトピアノで200~270kg、グランドピアノで250~500kg、エレクトーンでも古いものになると100kg以上ある場合も。グランドピアノは脚の部分を外して運搬できますが、玄関から入らないことが多いので、クレーン車作業が必要となることがほとんどです。まずは、見積もりをしてもらうのが一番でしょう。
通常の電子ピアノは個人でも運べることが多いようですが、故障を避けるためにも事前に運搬方法について調べておくのが無難です。ピアノの運送は移動距離、転居先や現在の住居の階段・エレベータ有無によって料金が大きく異なりますので、事前に見積もりをとり相場料金との差額をチェックしましょう。
引っ越し料金の金額が平日と週末で違うことは皆さんもご存知ですよね。ピアノの運送にかかる費用も同様。平日の方が安く、繁忙期は高くなるということを覚えておきましょう。
特にお子さんがいるご家庭にはピアノがあることも珍しくはないのですが、引越しをするとなった時にもっとも頭を悩ませる問題のひとつではないでしょうか。
「ピアノって引越しのときどうすればいいの?」
「どうやって運ぶの?」
「ピアノも養生って自分でするの?」
引越しの時、もっとも頭を悩ませる問題のひとつがピアノの運搬ではないでしょうか。
電子ピアノやエレクトーンなら解体できることもありますが、ピアノは繊細な楽器なので取り扱いには細心の注意が必要。ピアノの運送は専門業者にまかせるのが無難です。引越し業者の中にはピアノの運搬に慣れていて、自社で対応するところもあるようですが多くの場合、ピアノ運送専門業者に外注しています。
運搬中に蓋や鍵盤、ペダルなどが動かないように固定します。専門業者はピアノの形に合わせた専用のカバーや布でできた梱包材を用意しています。ピアノに傷がつく恐れのあるガムテープや段ボール材などは使用しません。
平らなところは養生したピアノを専用のカートにのせて移動させます。ピアノにはキャスターがついてはいますが、ピアノ本体のキャスターでアスファルトやタイルの上を移動させることはできません。振動によって音に影響が出てしまうため、本来は家の中での移動でも専門の業者に依頼するのがベストです。
忘れがちなのがペダルの保護です。移動中にぶつけてしまうことで傷がついてしまうこともあるので養生などで保護しましょう。
ピアノは非常に高価な楽器ですので運搬前に全体をカバー等で覆い、ぶつけても表面に傷がつかないようにしましょう。
ピアノが二階以上にある場合、エレベータや階段等を経由して外に出せない場合はクレーンを使用する必要があり、多くの場合、追加料金となるため事前の料金確認を行いましょう。 クレーンで運び出す際は近隣の住民に迷惑がかからないよう日中に作業できるようにしたいですね。
ピアノには力を入れていい箇所とNGな箇所があります。クレーン作業ではピアノにロープをかけるため、ピアノに力がかかります。クレーンを使用する必要がある場合、熟練した作業者がいる業者を選ぶようにしましょう。
荷造りの依頼はできることならピアノ専門の業者にお願いした方が無難です。やはり一般の引越し業者よりは構造や荷造り上の注意点などをよく分かっていますので安心です。 どうしても引越し費用はかさみますが、その後で調律のサービスが付いていたりすることも多いので、悪いことばかりではありません。
知識の無い人が適当に荷造りしてしまうと後で思わぬトラブルが発生する可能性もあるので業者に任せたほうが良いでしょう。 場合によっては搬入や搬出時に専用のクレーンが必要になりますし、かなりの人数の男手が必要になります。まずは実物を見てもらって見積もりを依頼してみましょう。
「ずっと、調律をしなければと思っていたんだけど……」
「ピアノの中ってほこりや汚れがたまっていないのかな?」
そんな心配をしている方いませんか?引っ越しはピアノのクリーニングや調整をする絶好のタイミングでもあります。こうしたサービスを利用すれば、ピアノの寿命も延びます。最後に引っ越し後に利用したい便利なサービスを紹介しましょう。
長年、引いていないピアノの内部には虫やねずみが棲みついていることもあるそうです。プロのクリーニングでは本体や鍵盤の汚れ落としや磨きはもちろん、ピアノの内部や鍵盤の下の掃除、弦やチューニングピンのさび落とし、ピアノの後ろ側(響版)の掃除、ペダルやキャスターの磨きなどを行います。
調律はそれぞれの部品の位置を調整し、音叉で音を確認しながら弦をチューニングしなおして、正しい音程に調整します。さらに、ハンマーと呼ばれる部分を調整して好みの音色やタッチにしてもらう「整音」と呼ばれる作業も含まれています。ピアノは少しの振動でも音が変わってしまうほど、繊細な楽器。家の中の数メートルの移動でも専門の技術が必要です。引越し後は音がずれてしまうので調律を行う必要があります。
調律&クリーニングの見積もりしてもらうと50,000~60,000円かかりますが、本来調律は1年に1度行わなければならないものなのだそう。
1回の調律で15,000~20,000円程度かかることを考えると、引っ越しのタイミングで長年放置しておいたピアノのクリーニングと調律を行うのはそれほど高い買い物ではないと言えるかもしれませんね。
他の大型の楽器も運搬サービスがあり、専任の調律師を派遣してくれる所もありますので、いくつかの業者や相場を比較検討してみると良いでしょう。 引越し業者に引き受けてもらえない場合は、ピアノの専門運送業者に依頼しましょう。
引越し業者とは別に依頼しなければならないため手間はかかりますが、専門業者は同時に調律やクリーニングなどのサービスを行っている所もありますので、良い機会として依頼してみるのも良いかもしれません。
投稿日:2017/12/19
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
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